ジャレド・ダイヤモンド『文明崩壊』の「第14章 社会が破滅的な決断を下すのはなぜか?」では「集団の意思決定を失敗に至らしめる要因」が4つのカテゴリーとして示されています。それは次の4つです。
- 実際に問題が生まれる前に、集団が問題を予期することに失敗する可能性。
- 問題が生まれたとき、集団がそれを感知することに失敗する可能性。
- それを感知したあと、解決を試みることに失敗する可能性。
- 解決を試みたとしても、それに成功しない可能性。
同書でも指摘されていますが、失敗と崩壊について考えるのは気が滅入ることです。しかし間違ってしまう要因を分析することが、「正しい決断を導く」ために役立つという同書の主張には同意します。
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