自宅では昔懐かしいGatewayによるノートPCにFreeBSDを入れて使っています。2000年より前に作られたものなので、今となってはメモリも少ないし、CPUだって骨董品です。FreeBSD 10.3の起動メッセージでは次のようになっています。
CPU: Intel Pentium III (447.70-MHz 686-class CPU)
Origin="GenuineIntel" Id=0x681 Family=0x6 Model=0x8 Stepping=1
Features=0x387f9ff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,SEP,MTRR,PGE,MCA,CMOV,PAT,PSE36,PN,MMX,FXSR,SSE>
real memory = 301989888 (288 MB)
最新のマシンに比べれば当然遅いのですが、利用目的を見極めれば、決して使えないわけではありません。しかしながら旧過ぎるが故の問題を感じるようになってきました。
まずはFreeBSD自体の問題です。FreeBSDの最新版は11.0-RELEASEですが、このマシンでは動きません。ブート中にカーネル・パニックを起こして落ちてしまうのです。実は10.0がリリースされた当初も同様の現象に悩まされていましたが、いつの間にか起動できるようになりました。11.0も起動できるようになってくれるのを待っているのですが、もしかするともう駄目かもしれません。
さらにportsからインストールしているアプリケーションの一部が、最近になって更新できなくなっています。コンパイル中に以下のメッセージが出てしまいます。SSE2が使えないと駄目のようなのですが、Pentium 3なのでSSE2は使えません。SSE2が使えるのはPeintium 4以降なので、それ以前のCPUのサポートを打ち切ったという事なのでしょうか。
In file included from utils.c:37:
In file included from ../../../../../src/mesa/main/macros.h:36:
In file included from ../../../../../src/util/rounding.h:35:
/usr/include/clang/3.4.1/emmintrin.h:28:2: error: "SSE2 instruction set not
enabled"
#error "SSE2 instruction set not enabled"
旧いマシンなので、いろいろとガタが来ているのは感じていますが、そろそろ引退時期を迎えつつあるのでしょう。
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