Windows Vistaが入っている
dynabook SS SX/15Aがあるのですが、Microsoftの延長サポート期限が2018年4月11日までなので、そろそろ今後の方針を考えておかなければなりません。最も簡単な対処方法はこのPCを処分して新しいPCを買う事でしょうけど、次の理由があり踏み切れません。
- 昔に比べるとPCの値段が下がっているとは言っても、持ち運びしやすいサブノート型は値段が高く、オプション等も考えると気軽に買い替えるには抵抗がある。
- このdynabookは、CPUは旧いものの、メモリを4Gに増設してあり、また数年前にHDDも新品と交換しており、処分するには早い気がする。
- 持ち運んで使用することがメインであり、それほど常用するわけでもないという利用形態を考えると、Windows10(でも他の商用OSでも)が入ったPCを購入するのは投資効果に見合っていない。
Windowsのサポートが切れた旧式PCを使い続けるにはLinuxやBSD系のOSに入れ換えるのが定番です。個人的な趣味によりLinuxは避けたいので、BSD系を選びたいと思っています。そうなると選択肢は次のようになります。
- FreeBSD/i386とデスクトップ環境
- NetBSD/i386とデスクトップ環境
- OpenBSD/i386とデスクトップ環境
- PC-BSD
NetBSDにデスクトップ環境を足して使ってみるのは既に実行中ですが、環境を整えるが結構大変だという印象です。それでもNetBSD環境構築の経験を積むことが目的なので構わないのですが、今度は出来れば環境を整えるのは「それほど」手間をかけずに済めば良いのを願っています。新しいものに手を出すので慣れるまではそれなりに手間暇がかかるのは仕方ないところですが、環境を安定させるための作業に負荷がかかりすぎるのは避けたいところです。そうなるとNetBSDは避けたいし、OpenBSDも同じような展開になりそうなので避けようと思います。結局FreeBSDにデスクトップ環境を自前で入れるか、最初からまとまっているPC-BSDにするかという選択になります。まずはPC-BSDを試してみようと思います。
安定して利用できることが期待されるのは次のような機能です。
- 日本語入力
- 出先で無線LAN接続
- FirefoxによるWeb閲覧やTiddlyWikiの利用
- Thunderbirdによるメール送信
- PDF閲覧
- LibreOfficeの使用
また若干問題があっても良いですが、使えるとありがたいのは次のような機能です。
- Oracle VirtualBox
- GIMP
- QRef
- Inkscape
- Sigil
- Wireshark
- YouTubeに相当するもの
- iTunesに相当するもの
これらの要望がPC-BSDで満たされているか確かめるには、実際にインストールしてみれば良いわけですが、そうすると既存のVistaが消えてしまいます。それは困るので、USBメモリに入れて起動できるか確かめてみようと思います。そうすれば現状の環境を壊さず、新しい環境の使い勝手を確かめることができるでしょう。
最近は32G程度のUSBメモリの値段が下がってきているようなので、入手してPC-BSDを入れてみようと思います。ただし転送速度が遅すぎるようなものもあるらしいので、注意したいと思いいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿