2024年10月11日から上映されている映画『室井慎次 敗れざる者』を観てきました。踊る大捜査線のシリーズとしては、2012年の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で終わったと思っていたので、今回の作品が発表されたときは驚きました。
この作品を観た感想としては、面白かった、良かったという一言(二言?)です。
最初にテレビドラマとして作られた時からは30年ほど過ぎていますし、当時出演していた俳優が亡くなってしまっていることもあり、その続編として東京の所轄警察署の若手が活躍するというスタイルは無理でしょう。今回の作品は「室井慎次」を表に出しており、これまで数々のスピンオフ作品に似たスタイルではありますが、正統な「踊る大捜査線」の後継作品だと思いました。
この作品は、発表当初から「室井慎次 敗れざる者」と「室井慎次 生き続ける者」の二本公開となっているので、ひとつの作品の前編と後編のような関係になっています。「踊る大捜査線」シリーズが所轄の若手刑事が警察組織の中でもがく姿をコミカルに描いていたのとは対照的に この作品は、同じ出演者を揃えながらも、違う世界を描くことに成功していると思います。
来月は後編である『室井慎次 生き続ける者』が公開されます。今から楽しみです。
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