2023-04-14

YACCやLEXの活用方法

UNIXでは伝統的にYACCやLEX(もしくはBISONやFLEX)が入っていますので、使いたければ、いつでも使えます。しかしながら、何に使うのかというと、コンパイラ作成というのが標準的な答えかもしれません。しかし独自に言語を開発する必要性がある状況というのが、ちょっと思いつきません。またよくあるのが、電卓を作るという例です。言語を開発するのに比べれば電卓を作るのは簡単だと思いますが、電卓ならUNIXにはbcが入っているはずだし、なんならawkなどを使っても計算機代わりにはなると思います。そういう訳でYACCやLEXを活用するための良い事例が思いつきません。


事例が思いつかないならYACCやLEXを使わなければ良いだけではないのかと言われれば、まぁその通りです。そうではあるのですが、YACCやLEXにはポテンシャルを感じるので、なにか上手い使いみちがあるのではないかという考えが捨てきれません。

 

「上手い使いみちを発見する」→「YACCやLEXで開発する」→「良かった良かった」という展開になれば最高ですが、第1段階から躓いてしまっているのが現実です。そうなら逆に「上手い使いみちを発見」できていなくても、ひとまず「YACCやLEX」を使いこなせるようにしておくのも一つの手かと思います。YACCやLEXが使いこなせていないから、上手い使いみちも見つからないのかもしれません。

 

「上手い使いみち」が云々とか言っていないで、例題としての電卓でも構わないので、まず最初にYACCとLEXを自由自在に使いこなせる状態を目指そうかと思います。

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