2022-11-26

駅弁の消費税率は何パーセント?

JRで特急や新幹線に乗っていると車内販売が来ることがあります。そこで駅弁を買うとしたら、その消費税率は10%でしょうか、それとも軽減税率の8%でしょうか。JR東海パッセンジャーズのサイトを見ると、「東海道新幹線弁当」が1,080円なので税率8%のように見えますが、本体価格982円で消費税10%なのかもしれません。また「二段重 山 ~鶏とだし巻卵~」が1,000円なので、本体価格926円で消費税8%とも、本体価格909円で消費税10%とも考えられます。

 

同じような事を考える人はいるもので、数年前に「新幹線・列車での車内販売は軽減税率の対象になるのか?」という記事がありました。法律上の正しい解釈は専門家がすることで外野が発言するのは正式な場では通用しないでしょうから、私がここで書いているのは、正式な解釈の提示ではありません。それはともかく、駅弁を何処で購入し、何処で食べるのかというのは様々でしょう。駅の売店で買って車中で食べるか、車内販売で買って車中で食べるかが、ほとんどではないかと思います。中には、駅の売店や車内販売で買っても、家に持ち帰って食べる人だっているかもしれませんが、少数派ではないかと思います。素人考えでは、車内というのは、食堂でもフードコートでもないと思っています。家で食べるのと同じようなものだから、駅弁を買う時は消費税8%だろうと期待します。


法律解釈というのは難しいもので、素人感覚に必ずしも合うとは限りません。上述した素人考えが、法律解釈としては間違っているかもしれませんが、法律が素人感覚からかけ離れてしまうのも考えものだとは思います。まっとうな手順を踏むのであれば、素人感覚と法律解釈が整合するように、出るところに出て解決を図るというのが、理想論なのでしょう。とは言え、そのような行為に一個人が労力を費やすのは容易ではないとも思います。

SL弁慶号はアメリカ製

2022年は日本で鉄道が開業して150年になり、記念イベントが催されているようです。またNHKでも、昔から撮影していた映像をアーカイブから探してきて、記念番組を放送していました。そのような映像を視ていると、知っているようでいて、実は以外に気がついていなかった事柄を発見することがあります。

 

その番組で、SL弁慶号が復元されて運転される様子が映っていました。このSLは、北海道開拓時代にアメリカから輸入された機関車なので、大きなカウキャッチャーを備えており、いかにもアメリカ開拓時代を思い起こさせる形をしています。また弁慶号の他に、義経号とか静号など、平家物語に由来する愛称がつけられていたことでも、大変有名です。


このようにアメリカから輸入されたという事実などは承知していたのですが、NHKで放送された過去の映像では、運転台から撮影したところも映っていました。これを視て驚いたのですが、運転席が右側にありました。日本では、SLも、現在の電車なども、全て運転席は左側にあります。駅の到着ホームで左側の扉を開けるので、運転席に近い側です。ところが弁慶号は運転席が右側なのは、アメリカの鉄道事情を反映しているのでしょうか。自動車も、日本とアメリカでは運転席の位置が反対ですが、蒸気機関車も運転席の位置が反対だとは、これまで思ってもみませんでした。

 

運転席が右だろうと左だろうと、石炭投入口が中央にあるのは、日米の差はありません。ただし、石炭投入口の扉の蝶番が左にあったのは気になりました。運転席が左側にあれば、石炭投入口を開けた際に、扉が運転席側に開くので、熱気が遮られる(若干でしょうが)可能性があります。ところが運転席が右側だと、石炭投入口を開けた際に、扉が運転席と反対側に開きますから、運転席に熱気がまともにあたるんじゃないでしょうか。

 

百聞は一見に如かずに言いますが、映像の力は、自らの理解の及ばなかった事柄を明らかにしてくれると思います。

2022-11-25

車のハンドルを握る位置

Web上の記事「いまも「10時10分」を推奨? ハンドルの持ち方は何が望ましいのか」によると、 自動車教習所では「昔ほどハンドルの持ち方について、厳密に指導はしていません。」ということです。しかし、このようにも言っています。

そのため、ペダル操作がしやすい位置・高さにして、肘が少し曲がる位置に調整した際に自然とハンドルを握る場所が9時10分から10時10分の範囲に収まるという流れとなっていて、ハンドルの持ち方は最終的に自然と決まる感じです

 

ハンドルを持つ位置を厳しく指定しているわけではないが、9時10分から10時10分あたりになるよう指導しているのでしょう。しかし路上を走る車を見ていると、たまに(頻繁に?) ハンドルの真上付近を掴んで、一本腕で運転している姿をみかけることがあります。この持ち方のメリットが何であるのか分かりませんが、本人は運転しやすいと考えているのでしょう。一本腕なのは右腕であることが殆どで、左腕なのは見たことがありません。

 

このような持ち方は日本独特というわけでもないようです。ナショナルジオグラフィックチャンネルで「仰天!運び屋 vs 取締屋 in 全米エアポート 3」を視ていたら、一本腕でハンドル上部を握って運転している様子が映っていました。この番組の舞台はアメリカなので、当然ながらハンドルは車の左側にあります。そして、その運転手はハンドルを左腕で掴んでいました。

 

この番組で映っていた運転手は左利きなのでしょうか。また日本で同様の持ち方をする運転手は右利きなのでしょうか。もし日本で運転手が左利きだったり、またアメリカで運転手が右利きだったりすると、その持ち方は逆に運転しにくいように思います。

 

日本人は右利きが多いし、左利きを認めずに右利きに矯正しようとする圧力があるようです。そのような圧力はアメリカには無いと思いますが、アメリカ人全員が左利きということもないでしょう。いずれにしても、一本腕でハンドル真上を握る持ち方は、身体が捻じれますから、傍目には運転しやすそうには見えません。

 

もしかすると、運転手が右利きだったり左利きだったりする事とは何の関係もなく、そのような持ち方が癖になっていれば、慣れているので自在にハンドル操作をできるということなのでしょうか。

OPACで検索した書籍のページ数が「6,281p」と出てきたら・・・

図書館で書籍を検索したら、書籍詳細情報に「ページ数 6,281p」と出てきました。6000頁以上もあるなんて、本当だろうか、何かの間違いなんじゃないかと思いました。その図書館で現物を手に取ってみたら、300頁弱しかないので、OPACに登録されているデータが間違っていると思い、カウンタで訊いてみました。


説明されたところでは、データが間違っているのではないとのことでした。「6,281p」というのは、カンマの前にある「6」というのが、「はじがき」と「目次」のページ数で、「281」というのが「本文」のページ数を表しているそうです。確かにそうだとは思いますが、「6,281」という数字をみたら、6281頁だと勘違いしてしまいそうです。


この現象が地元の図書館だけなのかと思ったら、国立国会図書館でも同様でした。そうなると、個々の図書館が個別にデータを入れている訳ではなく、何処かから入手した大本がそうなっているのでしょう。

納豆チャーハン

日頃から自炊を心掛けています。食事を自分で作って自分で食べるだけなので、下手でも不味くても、自分以外に影響はありません。もっと上手になれたら良いとは思いますが、下手でも自分で作ったものは、美味しく感じるものです。レパートリーがあまりないので、同じようなものを繰り返しています。ご飯を炊いて納豆で食べるとか、余ったご飯を冷凍しておいて後で炒飯にしています。

 

納豆は好きだし、炒飯も好きなので、納豆チャーハンを作ってみたいと以前から考えていました。しかし外食で納豆チャーハンを食べたことがなく(納豆とんかつなら食べたことはあるのですが) 、どのようなものなのか見当もつきませんでした。と言っても、漠然とチャーハンに納豆が加えてあるということは分かります。しかし自分で作るには、何をどうするのかわかりませんでした。

 

物は試しと思って、てきとうに納豆チャーハンを作ってみたことがあります。しかし手順が悪かったのか、納豆を中華鍋に入れて過熱したら臭いがきつくなり、どれだけ過熱したらよいのかもわからず、出来上がったものは大失敗でした。味は覚えていませんが、二度と作りたくない(食べたくない)ような味だったと思います。

 

大失敗しましたが、なんとか美味しい納豆チャーハンを作ってみたいとは考えていました。書店でみかけた「技あり! dancyuチャーハン」を買ってみたら、なんと納豆チャーハンの作り方が載っていました。そこに掲載されている作り方を参考に、自分が普段からチャーハンを作っているやり方にアレンジしてみました。出来上がった納豆チャーハンを食べてみると、美味しかったです。これならば自分のレパートリーに加えられそうです。

 

スーパーで売られている納豆は何種類かあります。ご飯と一緒に食べるときに感じるのは、タレが甘いものもあれば、辛いものもあるということです。また納豆自体の食感も、製品によって違います。そうなると、納豆チャーハンに向いているものと、出来なくはないけど向いていないものがあるんじゃないかとも思います。さらに、納豆のタレやカラシも使って納豆チャーハンを作った方が美味しいのか、使わない方が美味しくできるのか、いろいろと考えることがありそうです。

 

納豆チャーハンの基本的な作り方は理解したので、いろいろと工夫してみようと思います。

2022-11-24

WSLg

Microsoftは数年前にWindows Subsystem for Linuxを発表し、当初のWSLとは別にWSL2も登場しました。その後Windows11ではWSLgというGUIも可能となる拡張がおこなわれました。しかしWSLgはWindows10では動作しないので、残念に感じていたところです。


ところが「Windows 10でもWSLを使ってLinux GUIアプリが実行可能に」によると、Microsoft StoreからリリースされるWSLでは、Windows10でもWSLgが有効になるとのことでした。これは朗報です。


現在はWindows10同梱のWSL2を利用していますが、WSLgが使えるなら、Microsoft Store版WSLに移行しようと思います。正式なリリースは2022年12月半ばらしいので、リリースされ次第、移行するつもりです。

QGIS

放送大学教養学部で2022年度第2学期は「生活環境情報の表現―GIS入門('20)」を受講しています。この授業は、最近増えつつあるオンライン形式です。ですから、印刷教材はありませんし、通信指導とか単位認定試験もありません。

 

GISというものは以前から耳にしていましたが、具体的に何をどうするものなのか知りませんでした。本授業はGIS入門ということで、GISが何か全く知らない段階から学べると思いました。実際にGISとして操作するために「QGIS」を使います。QGISはフリーですが、商用の「ArcGIS」というものがあるようです。GISを活用した書籍などを読んでみると、ArcGISを使っていることに言及している場合があります。


ネットを探せば、自治体などがGISとして使用できるファイルを提供していることがあります。また行政区画などをGIS上に表すためのファイルもあるようです。QGISというアプリケーションを利用して、どのようなデータを参照して、何を表現するのかは、千差万別だと思いますが、少なくともQGISで何が出来るのか、全体像を知らないと話は進みません。ネットを検索すればGISを活用する情報は膨大に見つかりますが、そもそもQGISで何が出来るか分かっていないと、必要な情報を取捨選択できないと思います。


まず最初にQGIS公式サイトにあるドキュメントに目を通してみようと思います。全くの初心者向けの入門書があれば良いのですが。