普段使用しているWindows10のデスクトップPCにはメモリを8G積んでいますが、数日前からメモリ使用量が95%程度になりました。メモリに空きが殆どないので、操作感がとても重くなってしまいました。ところが1週間ほど前までは、調べていなかったので具体的な数値は不明なんですが、特に操作感に問題はありませんでした。
どうして突然メモリ使用量が95%にもなったのか理由は不明ですが、重くて使いにくいのは確かなので、タスクマネージャーを使ってメモリ使用量が大きいプロセスを探しました。そうすると案の定、最もメモリを消費していたのはFirefoxでした。Firefoxのメモリ使用量が大きいのは有名ですし、Firefoxのメモリ使用量を削減する手法はWebを検索すれば、いろいろとみつかります。それを参照して対処してみましたが、効果はありませんでした。
Firefoxの次にメモリ消費量が大きいのは「CTFローダ」でしたが、130MB程度なので、使いすぎというほどでもありません。しかもFirefoxを終了しても、メモリ使用量が80%くらいにしか戻らないので、何か根本的な問題があるような気がします。
Webで情報をさがしてみたら「Windows10 – 仮想メモリの不足が出た時の対策方法・最適な推奨設定」が見つかりました。ここに記載されている「対策1: 仮想メモリのページングファイルの上限を変更する」を試してみました。ページングファイルの扱いをWindows10が自動的に管理するのを停めて、初期サイズと最大サイズを手動で設定してみました。メモリ容量が8GBなので、ページングファイルには4096MBを指定しました。設定を有効にするためには再起動が必要なので、ここでリブートしました。
すると、なんとメモリ使用量が40%程度になりました。これくらいなら、操作していても問題ありません。ページングファイルの設定が変だったのが原因だったのか、確証はありません。しかし問題が解決したので、とりあえず一安心です。