2021-09-30

2021年9月29日17時37分頃に日本海中部で発生したM6.1の地震

2021年9月29日17時37分頃に日本海中部でM6.1の地震が発生しました。この地震についてNHK NEWS WEBでは「関東などで震度3 震源は日本海中部の深い場所 広範囲で揺れ」という記事が出ています。


この地震は、不思議なことに、日本海中部が震央なのに、日本海側には揺れを検出したところが少なく、関東から北海道の太平洋側で揺れています。


さらに、揺れが検出したのは東日本だけで、西日本は揺れていないようです。ちょうど糸魚川静岡構造線を境にしているように見えます。日本列島は、糸魚川静岡構造線を境に東西に分かれていたものが合体したそうです。地震で揺れた範囲をみると、まさにそれを思わせるような結果になっていると思います。

2021-09-19

SONY Reader PRS-T1のUSBケーブルによる充電不良

かつてSONYが販売していた電子書籍リーダー「PRS-T1」を持っています。購入した目的は、Amazonのkindleで読むような電子書籍が読みたかった訳ではなく、PDFを読むために簡便に使える機器が欲しかったためです。OpenVMSだったりFreeBSDやNetBSDだったり、何らかのツール類でも何でも良いのですが、マニュアルがPDFで提供されている場合があります。そのPDFは数百ページもあるので、印刷して読むのは、印刷する手間もあるし、現実的ではありません。そのようなPDFを読む機器としてSONY Readerが利用できるかもしれないと考えたのです。


また数ページのPDFであれば印刷して読むことは可能なのですが、印刷しても読み終わったら紙が不要になるくらいであれば、SONY Readerで読んだ方が、「地球にやさしい」のではないかと思います。


さらに主目的ではありませんが、SONY Readerならば、ePub形式ファイルも扱えますし、青空文庫で公開されている書籍を読んだりすることもできます。もっと機能の高いタブレット端末に比べれば、お粗末な能力しか持っていませんが、タブレット端末に比べるとSONY Readerは信じられないくらいバッテリの持ちが良い(使い方にもよりますが、1ヵ月以上バッテリが持ちます)ので、利用方法を工夫すれば、意外と使えると思っています。


SONY Readerの充電は、スマホ同様に、USBケーブルでおこないます。ところが数年前から調子が悪く、USBケーブルを挿しても充電されなくなってしまいました。USBケーブルが不良なのかとも思ったのですが、同じケーブルでスマホは問題なく充電出来ている事を考えると、問題はケーブルではなく本体ではないかと思います。


なぜUSBケーブルから充電できないのか原因が不明なのですが、何気なく本体の一部(USBポートの周辺)を指で強く力をかけると充電できることに気付きました。指を離すと充電できなくなるので、機械的な接触不良か何かなのかもしれません。


ずっと指で押さえているのは、さすがに辛いので、どうしようかと考えて目玉クリップで本体を挟んでみました。多少コツが必要ですが、充電が続いているので、当面これで何とかなりそうです。

2021-09-15

無印良品の万年筆とペリカンのコンバーター

現在使用中の万年筆に不満があり、新しい万年筆を探していたら無印良品の万年筆を見つけました。税込み1,090円と安価なので、とりあえず購入して使い勝手を確かめるには手頃です。近所にある無印良品の店舗を確認すると在庫がありました。早速購入しようと思いましたが、無印良品ではインクカートリッジしか取り扱っておらず、コンバーターを販売していません。これでは数多あるインクが利用できず万年筆の愉しさが台無しです。


Webを検索してみると、欧州共通規格に対応しているコンバーターなら利用できるという情報がありました。


欧州共通規格に準拠したコンバーターというのが具体的に何なのか若干混乱があります(LAMYを欧州共通規格とする情報と独自規格とする情報がある)が、事例が多いのはペリカンのコンバーターです。

無印良品が公式に推奨コンバーターを紹介してくれれば良いのですが、購入時に店舗で質問してみましたが、情報を持っていないようでした。(成功事例が多いので失敗は無いと思いますが)ダメもとでペリカンのコンバーターを購入してみる事にしました。近所の文具店に問い合わせたところ、在庫はありませんでしたが、取り寄せてもらいました。税込み1,100円でした。

ペリカンのコンバーターの型番も正式な商品名称も不明でしたが、購入時のレシートを見ると「C499 コンバーター 4988891214996」となっています。この「C499 コンバーター」というのが商品名でしょうか。「4988891214996」という謎の番号は型番でしょうか。この番号をAmazonのサイトで検索すると、ペリカンのコンバーターが見つかるので、そうなのかもしれません。

無印良品の万年筆にペリカンのコンバーターを装着してみましたが、問題なさそうに思えます。手持ちのインクを入れて、試し書きしてみましたが、問題なさそうです。

2021-09-11

ASTEC-X 8.1でFreeBSDのRStudio

つい先日、FreeBSD/amd64上のRStudioを、Windows10上のASTEC-X 8.0で使おうとして、残念ながら失敗しました。何が悪いのか分かりませんでしたが、ASTEC-X 8.0というのは2012年12月19日にリリースされたものなので、最新のXクライアントに対応できなかったのかもしれません。


ところが2021年9月10日にASTEC-X 8.1がリリースされ、アップデートキットも提供されたので、更新して、再度RStudioを動かしてみました。ASTEC-X 8.0の頃とはエラーの出方が変わりましたが、やはり駄目でした。


qt.qpa.xcb: X server does not support XInput 2

qt.qpa.xcb: XKeyboard extension not present on the X server

WARNING: Application calling GLX 1.3 function "glXCreatePbuffer" when GLX 1.3 is not supported!  This is an application bug!

[78137:19316736:0910/203957.135850:ERROR:gl_surface_glx_qt.cpp(141)] GLX 1.3 or later is required.

[78137:19316736:0910/203957.135873:ERROR:gl_ozone_glx_qt.cpp(57)] GLSurfaceGLXQt::InitializeOneOff failed.

セグメンテーション違反 (core dumped)


Webを検索すると、FreeBSD上でRStudioを動作させている事例もあるようです。動くものであれば、動かせるようにしたいと思うのですが、何から手を付けたら良いのか、わかりません。

2021-09-08

WSL2を有効にしてVirtualBox上でCentOS7が動作した

昨年からWindows10上でWSL2を利用しています。もともとWSLを使っていましたが、1年ほど前にWSL2に移行しました。それ以前より、WSLと共に、VirtualBoxやVMware Playerも利用していました。


ところがWSL2を有効にしたら、VirualBox上でCentOS7が動かなくなりました。VirtualBox上で動作するOSもあり、VMware Playerを使えばCentOS7が動作するのですが、何が悪いのか分かりませんが、動作する組み合わせがあるようです。


先日Webをみていたら、WSL2を有効にしていてもVirtualBox上で動くようになったという記事「WSL2とHyper-Vの関係」を見つけたので、あらためてVirutalBox上でCentOS7.4を動かしてみたところ、一部に不審なメッセージが出るものの、動作することを確認しました。


動作を確認した環境は、こんな感じです。

  • 【CPU】Intel(R) Core(TM) i3-3220 CPU @ 3.30GHz
  • 【Windows10】バージョン 20H2 (OSビルド 19042.1165)
  • 【VirtualBox】バージョン 6.1.26 r145957 (Qt5.6.2)
  • 【CentOS7.4】Linux foobar 3.10.0-693.el7.x86_64 #1 SMP Tue Aug 22 21:09:27 UTC 2017 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

2021-09-03

コレガCG-WLRGNXWからIOデータWN-SX300FRへ

自宅ではフレッツ光を利用しています。Windows10やFreeBSD/amd64等は基本的に有線LANで繋いでいますが、無線LANも使えるようにしてあります。これまで無線LANの親機はコレガのCG-WLRGNXWを使っていました。これは2008年12月発売のようです。購入したのが何時頃だったのか覚えていませんが、もう10年以上前であることは確かです。


自宅内に無線LANの環境ができていたので、2年ほど前にガラケーからスマホに移行した時には助かりました。しかし自宅内とはいえ電波が弱くなることがあり、若干不安定でもありました。それでも別に困るという事はなかったのですが、先月末頃にスマホがWi-Fiで繋がらなくなりました。当初は電波が弱いだけかと思ったのですが、親機の真横でもWi-Fiが繋がりません。しかもWeb経由で管理画面にも入れませんでした。もしかすると故障したのかもしれません。本体を確認すると赤色のLEDが光っています。コンセントを抜いて、電源を入れ直しても、やはり赤色LEDが点灯しています。どうやら寿命が来たようです。


無線LANで接続しているのは、スマホとNetBSD/i386を入れているdynabook SS SX/15Aだけです。どちらもIEEE 802.11b/gで十分なので、値段が安かったIOデータのWN-XS300FRを買ってきました。廉価版とはいえ、さすがに10年以上前の製品よりは進化しているようで、心なしかスマホの繫がりがよくなったような気がします。


ひとつ問題になったのが、自宅内のネットワークに合わせる設定でした。元々自宅内は192.168.1/24で使っていたのですが、WN-XS300FRの初期設定が192.168.0/24で動作するようになっており、Windows10のブラウザからはWebで管理画面(192.168.0.1)が開けませんでした。しかも無線LANの子機も192.168.0/24のアドレスが割り当てられてしまい、192.168.1/24ネットワークのマシンと通信できません。


WN-XS300FRは、初期状態では「IPv4 over IPv6(MAP-E)」というモードだったので、「APモード」に変更しました。こうすることで無線LANも192.168.1/24ネットワークの中に入ってくれたので、一段落したのですが、Web管理画面のIPアドレスが何なのかわからなくなってしまいました。


WN-XS300FRを管理するために、今風と言うべきか、Androidアプリ「Magical Finder」というものがあり、これを使うとWN-XS300FRを探し出してくれます。そうすればIPアドレスも判明するので、Windows10のブラウザから接続すれば管理画面に入れることが分かりました。

French people call them Belgian fries.

The Japan Times Alphaで連載されている「Odds & Ends」の8月のテーマは「Japanese English」で、その第3回目のタイトルは「Potato fry, ice candy」でした。


日本語で「ポテトフライ」と呼んでいるのは、ファストフードのセットについてくることが多いですが、スティック状のジャガイモを揚げて塩を振った食べ物のことです。これがまさに「Japanese English」であり、アメリカ英語では「French fries」と呼ばれています。


ところがアメリカ英語では「フレンチフライ」と呼ぶのに、フランスでは「ベルギーフライ」と呼ぶようなのです。Web上には「ベルギーの国民食・フライドポテトがフレンチフライと呼ばれるわけ」という記事がありました。


これと同じ発想なのが「サツマイモ」だと思います。全国的に「サツマイモ」と呼ばれますが、薩摩国(現在の鹿児島県)では「サツマイモ」ではなく「琉球イモ」と呼んでいたようです。これについてもWeb上に「カライモ?サツマイモ?」という記事がありました。


また「イングリッシュマフィン」というのも同様でしょう(「イングリッシュマフィンの起源」)。

2021-09-02

エスカレータの配置の東西

エスカレータに乗る際に、左右どちら側に立つかが東西で異なるという指摘があります(「エスカレーターのルール(関東、関西)」)。これは、上りであっても下りであっても、ひとつのエスカレータに乗る際に、左側に寄るのか、右側に寄るのかという事です。


そうではなく、エスカレータの配置にも東西の違いがあるような気がします。上り下りのエスカレータの配置には、多くのバリエーションがあるので、画像などがないとイメージしにくいかもしれません。


JR京都駅の八条口にあるエスカレータを利用したら、地上から改札フロアに上がるためのエスカレータは左側で、右側のエスカレータは逆方向でした。


JR東京駅構内で新幹線改札口からグランスタに下りるためのエスカレータでは、下りるためのエスカレータは右側で、左側のエスカレータは逆方向でした。


もっとも京都駅でも東京駅でも全てのエスカレータを調査して得た結論という訳ではないので、一般化できる話ではありません。しかし東西の傾向が何かありそうな気がしているので、もっと調べてみようと思っています。

RStudio

放送大学教養学部の第2学期が2021年10月から始まりますが、「Rで学ぶ確率統計('21)」を受講してみることにしました。放送大学では数年前から「オンライン授業」という形態が登場しており、従来からある「放送授業」に比べて、いろいろとやり方が異なっています。印刷教材(放送大学では教科書のことを印刷教材と呼んでいます)も提供されないので、何か参考資料をWeb上か一般書籍で手元に置こうと考えています。


この授業ではRを使用する環境としてRStudioを使うようです。これまでFreeBSD/amd64上でRを使っていたので、RStudioを使わなくても何とかなるかもしれないとは考えましたが、とりあえずRStudioの環境を準備だけしておこうと思いました。調べてみるとFreeBSDのportsにはRStudioがあったので、これを使えば良いのではないかと考えました。ただしFreeBSD/amd64ではGUI環境が使えないのですが、Windows10上でASTEC-Xが使えるので、何とかなるのではないかと思いました。


FreeBSD/amd64にRStudioを入れるのは簡単だったのですが、XクライアントをWindows10上のASTEC-Xに出そうとしたら、エラーになってしまいました。

qt.qpa.xcb: X server does not support XInput 2

*snip*

The X11 connection broke: Maximum allowed requested length exceeded (code 4)

XIO:  fatal IO error 2 (そのようなファイルまたはディレクトリはありません) on X server "192.168.1.31:0"

      after 254 requests (249 known processed) with 0 events remaining.


ASTEC-X 8.0が出たのは2012年12月19日だし旧いのかもしれません。FreeBSD/amd64上のRStudioをWindows10上のASTEC-Xに出すのは、うまくいきそうにありません。


放送大学の授業を受けるためには、Windows10上でRStudioの環境を作って対応しようと思います。それとは別に、FreeBSD上のRStudioをWindows10上のASTEC-Xに出せるようにする方法を模索しようと思います。