自宅ではフレッツ光を利用しています。Windows10やFreeBSD/amd64等は基本的に有線LANで繋いでいますが、無線LANも使えるようにしてあります。これまで無線LANの親機はコレガのCG-WLRGNXWを使っていました。これは2008年12月発売のようです。購入したのが何時頃だったのか覚えていませんが、もう10年以上前であることは確かです。
自宅内に無線LANの環境ができていたので、2年ほど前にガラケーからスマホに移行した時には助かりました。しかし自宅内とはいえ電波が弱くなることがあり、若干不安定でもありました。それでも別に困るという事はなかったのですが、先月末頃にスマホがWi-Fiで繋がらなくなりました。当初は電波が弱いだけかと思ったのですが、親機の真横でもWi-Fiが繋がりません。しかもWeb経由で管理画面にも入れませんでした。もしかすると故障したのかもしれません。本体を確認すると赤色のLEDが光っています。コンセントを抜いて、電源を入れ直しても、やはり赤色LEDが点灯しています。どうやら寿命が来たようです。
無線LANで接続しているのは、スマホとNetBSD/i386を入れているdynabook SS SX/15Aだけです。どちらもIEEE 802.11b/gで十分なので、値段が安かったIOデータのWN-XS300FRを買ってきました。廉価版とはいえ、さすがに10年以上前の製品よりは進化しているようで、心なしかスマホの繫がりがよくなったような気がします。
ひとつ問題になったのが、自宅内のネットワークに合わせる設定でした。元々自宅内は192.168.1/24で使っていたのですが、WN-XS300FRの初期設定が192.168.0/24で動作するようになっており、Windows10のブラウザからはWebで管理画面(192.168.0.1)が開けませんでした。しかも無線LANの子機も192.168.0/24のアドレスが割り当てられてしまい、192.168.1/24ネットワークのマシンと通信できません。
WN-XS300FRは、初期状態では「IPv4 over IPv6(MAP-E)」というモードだったので、「APモード」に変更しました。こうすることで無線LANも192.168.1/24ネットワークの中に入ってくれたので、一段落したのですが、Web管理画面のIPアドレスが何なのかわからなくなってしまいました。
WN-XS300FRを管理するために、今風と言うべきか、Androidアプリ「Magical Finder」というものがあり、これを使うとWN-XS300FRを探し出してくれます。そうすればIPアドレスも判明するので、Windows10のブラウザから接続すれば管理画面に入れることが分かりました。