新幹線に限らず在来線でも、駅のホームにはドアが設置されるようになってきています。ホームドアのない駅もありますが、今後工事されていくのだと思います。ホームドアの動作は、基本的には、車両がホームに到着し停車してから、おもむろにホーム側のドアが開きはじめ、次に車両側のドアが開き、乗客が乗降する、というのが基本的です。
新幹線もホームドアの動作は同じはずなのですが、(確か)品川駅の新幹線ホームは動作が違います。
新幹線がホームに滑り込んでくると、車両が停止していないのにホームドアが開きはじめます。車両が停止した時には、ホームドアが完全に開いています。だから、車両側のドアを直ちに 開くことができます。車両が停止してからホームドアが開き始めるよりは、乗降できるまでのタイムラグが短くてすむので、一見すると利便性が高い(ような)気がします。
しかし考えてみると、「利便性が(本当に)高い」のなら、品川の新幹線ホームに限らず、在来線などの全てのホームドアでも同様の動作にすれば良いはずなのに、そうなっていないのは何故なのでしょうか。そもそもホームドアは何のためにあるのでしょうか。
昔は(新幹線だって)ホームドアは無かったので、車両がホームに入ってきたり出発していく時に不慮の事故が起きていたわけです。その危険を避けようとしてホームドアが設置されるようになっているので、現状のように車両が完全に停止してからホームドアが開く方が望ましいと思います。
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