2018-12-23

指示待ちではなく、自ら動ける方

2018年12月16日付The Japan Times On Sundayにジャパンタイムズの社員募集広告が掲載されていました。そこに書かれていたのが、標題に書いたことです。どこの会社であっても同じ方針だと思いますし、「指示待ち」を積極的に募集する会社は存在しないと思います。

このような事に限らず、どこの組織でも何らかの評価基準があって、それに基づいて評価されると思います(建前としては)。評価されるタイミングで、泥縄式に評価基準を(後付けで)作って評価されるのでは、怖くてやっていられません。評価される時点で、いきなり聞いていなかった評価基準が提示されるような状況では、評価が恣意的になる恐れがあり、公平とは言えないでしょう。このような状況が現実に存在するのか、もしくは存在したとしても公には存在するとは言えないのか、なんとも言えませんが、ふと脳裏に浮かんだのは、車を運転する際のウィンカーを出すタイミングです。

車がウィンカーを出すのは、車線を変えるとか、左折(もしくは右折)する何秒か前です。自動車教習所では厳しく教えられますが、公道を走る車がウィンカーを出すタイミングは、そうではないようです。車の運転者は既にハンドルを切っていて、車線変更が始まってから申し訳程度にウィンカーを出すだけという運転をしている車は少なくありません。ウィンカーを出さずに車線変更をするよりはマシですが、何のためにウィンカーを出しているのか理解しているとは言えないでしょう。

評価基準とウィンカーは、突拍子もない連想のようですが、根は同じところにあるように思えるのです。

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