NetBSD/i386側からWindows10の共有フォルダをマウントできることが確認できました。そこでWindows10のアカウントFURUSAWAにある「ドキュメント」フォルダ以下を全てNetBSD/i386側に転送しておきます。
転送はNetBSD/i386上のrsyncを使います。Windows10の共有フォルダをNetBSD/i386上のディレクトリにマウントしておけば、ローカル対ローカルの転送のように見せかけることができます。
rsyncには数多くのオプションが用意されています。よく使われるオプションは決まっているのですが、念のために全てを確認していくと「--iconv」というオプションを見つけました。これは転送元と転送先でのファイル名の文字コードを変換してくれるようです。それならばrump_smbfsを使ってマウント時に文字コード変換をおこなわなくてもよくなります。mount_smbfsでファイル名の文字コードを無変換のままにマウントしておき、rsyncで転送する時点で--convオプションでファイル名の文字コードを変換させてやればよいわけです。ファイル名の文字コード変換をrump_smbfsでやるかrsyncでおこなうかは、システム構成の全体像を踏まえて決定されるべき事項です。
方式が決まったので、シェルスクリプトを作って一括転送をおこないました。ところがネットワークがおかしいのか、ハードウェアの問題なのか、よく転送が固まりました。いわゆる「刺さる」という状態で、強制的な電源断しかできなくなります。何が問題の原因なのか現時点では不明ですが、解決しておきたい問題です。
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