もう随分前のことになりますがNHK BSプレミアムの「世界で一番美しい瞬間」という番組で「希望の夕日 想いこめるとき ニューヨーク」(2014年10月23日放送)というタイトルの放送がありました。ニューヨークのマンハッタン島の道路と平行に日没が見られる日があり、その光景が美しく、イギリスにあるストーンヘンジをもじって「マンハッタンヘンジ」と呼ぶのだそうです。なんとウィキペディアにも項目があがっているくらいですから、有名なのかもしれません(僕は知りませんでしたが)。
関連ブログもいろいろと見つかります。例えば「年2回しか見られない!米ニューヨーク「マンハッタンヘンジ」が幻想的」という記事によると、5月28日と7月12~13日前後が狙い目だそうです。また1番街の42丁目交差点がベストロケーションとのことです。ニューヨークの街路は碁盤目状なので、何処でも良いのではないかとも思いますが、方角以外にもビルの立地状況とか、いろいろあるのでしょう。
さてWebで利用可能な「日の出日の入時刻方角マップ」というものを見つけました。マップ上にポイントを置くと、指定した位置における指定した日付の「日の出」と「日の入り」の方角を表示してくれるものです。日本国内で使われるのを想定しているのだと思いますが、地図上では世界中の何処にでもポイントを置くことができます。
これを使ってマンハッタン島の1番街42丁目交差点にポイントを置いたところ、2017年5月25日と2017年7月17日が(晴れてくれれば)綺麗な日没が見られそうです。
同じようなことは日本でも出来そうな気がします。道路が碁盤目状の都市というと、北海道なら札幌が良いかもしれません。北海道は、旭川や帯広などほかの都市も碁盤目状になっているところが多いのですが、ビルが適度に建っていてくれないとストーンヘンジっぽくないかもしれません。
また京都や奈良、大阪なども、道路が碁盤目になっていますが、盆地になっていると山が邪魔になって、マンハッタン島のように綺麗な日没にはならない恐れがあります。
碁盤目状の道路に拘らず、神社の鳥居とか、有名なタワーなどを狙って写真を撮るのも面白いでしょう。
どういう構図を狙うのか考えてみると、アイディアはいくらでも湧いてくるでしょう。
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