simh V3.8-1のvax.exeを使ってOpenVMS VAX V7.2を動かしています。OpenVMS側にあるファイルをWindows側に持ってくるため、simhの仮想磁気テープのファイルを使用する方法を考えています。他にも方法はあると思いますが、技術的興味から、しばらくはこの方法を追求してみようと思っています。
OpenVMS側で作成した磁気テープはANSI X3.27 Level 3に準拠した構造になるようです。マニュアル『Guide to OpenVMS File Applications』の「1.3.1. ANSI-Labeled Magnetic Tape」に情報があります。その「1.3.1.6.3. HDR3 Label」では「These attributes are converted from 32 bytes of binary values to 64 bytes of ASCII ...」のような記述があります。さて、この32バイトの情報は、具体的にはどのようなものなのか調べているのですが、核心の情報にたどり着けていません。
ODS2を操作する何かのプログラムの一部らしき箇所に「struct RECATTR」という構造体がありました。この中の要素を数えると、32バイト分ありましたので、多分これがそうなのかもしれません。しかしプログラムのソースファイルに書かれているということは、何か出典となる情報に基づいていると思われますが、それが何なのか見つからないのです。
手元に『VMS File System Internals』(ISBN 0-13-931783-X)があるので調べてみると、「Figure 2-2: Format of the Header Area」の中に「FH2$W_RECATTR (32 bytes)」という箇所を見つけました。多分これのことだろうと思うのですが、32バイトの詳細構造がわかりません。
同書の「2.4.1 Directory Structure」では、「The last word of the directory file's record attributes area (FAT$W_VERSIONS) is ...」のような記述があるところを見ると、何か構造があって然るべきなのですが、その構造を記した情報にたどり着けません。
この構造がわからなくても、OpenVMS→Windowsの情報転送には困らない感触があるので、わからないならわからないで構わないとは思います。しかし何かに書かれているのであれば、それを知りたいところです。