2021-12-18

伊右衛門

サントリーから「伊右衛門」という商品名でペットボトルのお茶が販売されています。伊右衛門というのは、江戸時代に京都で創業された茶舗の当主の名前に由来するようです。これに限らず、○右衛門とか□左衛門や、△兵衛などは、江戸時代の庶民の名前によく使われていますし、時代劇にもよく出てきます。


でも考えてみると不思議な気がします。それらは律令制における「衛門府」や「兵衛府」に由来しているはずです。もっとも江戸時代には、律令制は廃れていて、元来の官職のことは全く意識していなかったでしょう。しかし何故「衛門」や「兵衛」などを庶民が名乗ったのでしょうか。武家だと「式部」とか「民部」のような名前がありますが、これも律令制での「式部省」や「民部省」に由来すると思います。


どうして律令制の官職を江戸時代頃には名前に使っていたのか不思議です。さらに「左衛門」とか「大蔵」とか、名前にするのはともかく、庶民と武家との間で何か棲み分けのようなものがあったのかも気になります。例えば大名クラスになると「大和守」のような名前がありますが、さすがに農民階級ではそのような名前は名乗らなかったと思います。間違っても名乗らなかったと思いますが、万が一そうしようとしたら「身分を弁えず不届き」とか言われてしまうのではないでしょうか。

ラッピとハセスト

函館のご当地グルメとして、「ラッピ」という愛称で呼ばれている「ラッキーピエロ」が有名です。函館を訪れたときには立ち寄ることにしています。その他にも函館には「函館カール・レイモン」とか「駅弁の函館みかど」とか、美味しそうなものがあります。


Webをみていたら「ラッピ」のライバルとも言われる(?)「ハセスト」のやきとり弁当というのが紹介されていました。何の事だろうと思って調べてみると「ハセガワストアのやきとり弁当を食べた」という記事がありました。 


やきとり弁当は、「やきとり」なのに豚肉を使っているそうです。先の記事でも「道南エリアでは、やきとりといえば豚串なのだそうです。」と書かれています。ふと考えてみると、「ラッピ」の看板メニュー「チャイニーズチキンバーガー」だって挟んであるのは鶏から揚げです。


ハンバーグが入っていなくても「バーガー」なのは、鯛が入っていなくても「鯛焼き」と呼ぶようなものでしょうか。

2021-11-25

Adobe Acrobat 8 Professionalでスキャナを使う際の反応が良くなった

10日ほど前から、Adobe Acrobat 8 Professionalを利用してスキャナからPDFファイルを作成しようとすると、操作自体はできるものの、何かの反応を待つのに5分くらいかかり、実質的に利用できなくなっていました。


ところが今朝確認したところ、問題なく、異常に時間がかかる反応待ちがなくなっていました。何だったんだろう。何かのサーバが止まっていたのでしょうか。 

2021-11-23

テンソル

物理学の教科書を読んでいると「テンソル」が登場することがあります。非ユークリッド幾何学とか相対論でお目にかかることが多いように思います。教科書の執筆方針にも依ると思いますが、「テンソルは既に学んでいる」ことを前提とするとか、「テンソルが分からなくても気にしなくて構わない」とか、いろいろです。微積分、ベクトル解析、線形代数のようなものは独立した科目になっていることが多いと思いますが、テンソルが独立した科目になっているのは聞いたことがありません。しかも何かの科目の中で教えられたこともなかったと思います(忘れているだけ?)。 


一般論として、「わからないところがあっても、立ち止まらず、先に進むべきだ」のような考え方があります。わからなくても後になれば理解できるからという理由があるようですが、わからないことがありすぎて落ちこぼれてしまう恐れがないわけでもありません。


近所の図書館でテンソルに関する参考書を探してみたら『物理とテンソル』(中村純)を見つけました。まえがきには「テンソルの計算は添字が多くて目がチラチラし、授業でも丁寧にやってくれることはまずないので」云々と書いてあります。やはりテンソルは、微積などに比べると扱い方が弱いようです。それでも教科書を読んでいるとテンソルが出てきたりするので、疎かにはできない気がします。


借りてきた本を読んでテンソルが分かった気になろうと思います。

「Keep reading」の和訳

The Japan Times Alphaで連載されている「Odds & Ends」の2021年11月12日号は「Idioms with 'back'」でした。今回の記事に限りませんが、最初の段落の最後に次のような記述があります。

How about you? What do you think it means? Keep reading.


要するに、著者が読者に問いかけて、「記事の続きを読んでくださいね」というつもりなのだろうという事はわかります。日本人ならば「この件について、あなたはどう思われますか?詳しくは、この先でご紹介しましょう」のような表現になるのかもしれません。


この英文のような「Keep doing」という表現の仕方は、英語らしい発想の表現なのだろうと思います。日本語に直訳すると変なので、意訳になると思いますが、「Keep reading」という原文から訳が離れすぎても、どうかと思います。


例えば、英語の「Good morning」は、日本語で「おはようございます」ですが、直訳では変なので、意訳になります。同じような感じで、「Keep reading」の意味をくんだ日本語訳は、どのようになるものでしょうか。

Acrobat 8 Professionalでスキャナを使うと反応が異常に遅い

文書をスキャンしてPDFにするために、これまでAdobe Acrobat 8 Professionalを使用していました。つい10日ほど前には問題なかったのに、突然動かなくなりました。具体的には、Acrobat 自体の起動には問題がないのですが、メニューから「スキャナからPDFを作成...」を選択すると、PDF保存のためのファイル選択画面が出るはずなのですが、何の反応も無くなってしまいます。どうしたんだろうと思っていると、5分くらい待ったところで、出るはずだったファイル選択画面が出てきました。そしてスキャン自体はできましたが、またそこで反応がなくなり、5分くらいしたところで、ダイアログボックスが出てきました。スキャンは出来るのですが、反応待ちが長すぎて、使い物になりません。


どこに問題の原因があるのか不明ですが、いろいろ調べてみました。

  1. イベントビューアには「CLSID {~} のライセンス認証は、サービス stisvc の停止の待機中にタイムアウトしました。」というメッセージが記録されていました。
  2. つい最近Windows10 21H1を適用したので、もしかするとAdobe Acrobat 8 Professionalに関する情報が何か消えてしまったのかもしれません。過去にもWindows10の更新を適用したら、何かの情報が消えて、Acrobatが動かなくなったことがありました。そこでインストーラを起動して、「インストールの修復」をおこなってみましたが、問題は解決しませんでした。
  3. Acrobatを起動すると、ライセンス認証の画面が出る場合があります。ライセンスを保有している正規ユーザではありますが、もしかするとAcrobatが何かのサーバと通信をしている可能性はあるかもしれません。Wiresharkでパケットを取得してみましたが、大量にパケットがあるので、素人がちょっと見ても判断できません。
  4. Adobe Acrobat 8 Professionalは2006年11月頃に発売された製品で、もはやサポート対象外です。Adobe製品のライセンスの考え方も過去10数年の間に変わってきているので、ライセンス認証に必要なサーバが消えた可能性もあるかもしれません。

是が非でもAcrobat 8 Professionalを利用したいというわけでもなく、文書をスキャンしてPDFに変換できれば、何でも構わないのです。なんとか方法がないか考えてみると、CANONのプリンタを購入してきたときに「IJ Scan Utility」が付属していたのを思い出しました。Acrobat 8 Professionalとは機能的に等価ではありませんが、スキャンしてPDFにできれば良いだけなので、IJ Scan Utilityでも構わない気がします。

VirtualBox 6.1.30で仮想マシンの起動に問題なし

先月末頃にWindows10上のVirtualBoxを6.1.28に更新したら、仮想マシンが起動しなくなりました。ひとまず6.1.26にバージョンを落として対処していましたが、6.1.30がリリースされたので更新しました。6.1.28の問題は解決されており、問題なく仮想マシンが起動しました。


6.1.30のChangelogを確認すると、次の記述がありました。これが6.1.28で仮想マシンが起動しなかった件だったのでしょう。

VMM: Fixed 6.1.28 regression preventing VMs starting when using Hyper-V mode on Windows 10