以前からホームベーカリーでパンを焼いています。基本的には食パンを焼くだけで、凝ったことはしていません。朝食で食べられるように、前夜にセットして、明け方に焼きあがるように設定しています。発酵したり焼き上げるのは、深夜の時間帯ですから、その時の気温によって、過発酵になったり発酵不足になったりします。
夏場は過発酵になることがあります。過発酵になると、焼き終わってホームベーカリーの蓋を開けた瞬間に、あまりの大きさに驚きます。大きくなったのは見かけだけです。投入した小麦粉は250gですから、膨らんでいるので大きく見えるにすぎません。
気温が下がってくると、過発酵となることはなく、むしろ発酵不足となりがちです。焼き終わってホームベーカリーの蓋を開けると、ほとんど膨らまずに焼きあがった小麦粉のカタマリが底の方に集まっているのが見えて、がっかりします。それでも春期や秋期なら、多少は膨らみますが、厳冬期になると全く膨らまないこともあります。いずれにせよ、投入した小麦粉は250gですから、膨らんでいないとしても、小麦粉が何処かに消えたわけではありません。
膨らみすぎず、かと言って膨らみが足りないこともない、適正な食パンを焼き上げるには、何か出来ることがあるのでしょうか。パン工場などであれば、厳密に温度を制御できるのだと思いますが、ホームベーカリーでは、「どうなるかは、焼きあがってからのお楽しみ」となるしか仕方ない気がします。
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