Webを見ていたら「人によって読み方が違うことが多いテクノロジー用語、どんなものがある?」という記事をみかけました。読み方に差が生じる用語は多くあると思います。この記事にある「Linux」についても「リナックス」と読む人と「ライナックス」と読む人がいて、僕自身は「ライナックス」と読むことが多いです。
この記事を見て思い出したのが、/usr/binなどの「bin」を何と読むかです。僕は「ビン」と読みますし、そう読む人が多いようです。しかし「バイン」と読む人がいました。本人に何故そう読むか尋ねたところ、この「bin」というのは「binary」の略だと思うので、「バイナリ」を略して「バイン」と呼んでいる、と答えていました。この理屈は理解できなくもありませんが、僕自身の読み方が「ビン」から「バイン」に変える気持ちにはなりませんでした。
別な例を出せば、/etcの「etc」は何とよむでしょうか。僕は「エトセ」と読みます。何故なら「etc」は「et cetera」の略だと思うからです。これは上述した理屈と同じ発想です。だったら「bin」を「バイン」と読むように転向してもよさそうなところなのですが、そのつもりはないのです。人間の心はなんと不思議なのでしょうか。
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