まだ完璧とは言えませんがMATEデスクトップ環境が修復できたので、次に入力メソッドを復旧させます。環境が崩壊する前まではMozcで日本語入力をしていましたが、MATEやIBusを修復しても、Mozcが動作しません。偶々試してみたKKCが問題なく動いているので、Mozcの問題なのではないかとおもっています。
次に、以前は無かったのですが、ハングルの入力メソッドも導入しておくことにしました。まずはibus-hangulを入れてみました。導入はできたし、使おうとして(Mozcのように)落ちることもないのですが、肝心のハングル入力が出来ません。おそらく(勘ですが)日本語変換のように、ハングル入力モードとASCII入力モードを切り替えるのではないかと思っているのですが、どのキーなのか分かりません。Webに情報が無いかと調べていたら、ハングル入力にはibus-m17nという入力メソッドもあるようです。そこでこちらを使ってみることにしました。当初はibus-hangul同様にハングル入力が出来なかったのですが、画面右上にある「한」をクリックしてみると、ハングルの入力方式を選択する画面が開いたので「2ボル式」を選びました。
これで日本語とハングルの入力が可能になりました。
MATEデスクトップ環境では、画面上部のメニューから「システム」→「設定」→「IBusの設定」を選び、「入力メソッド」タブを開くと、登録済みの入力メソッドの一覧が表示されます。その右側には「設定」ボタンがあるのですが、KKCではグレー表示となり押せないようになっています。ところが、画面右上でクリックすると現れるメニュには「設定」という項目があり、それを選ぶと「かな漢字変換の設定」という画面が出てきます。どうしてこういうことになるのか、パッケージ自体が不完全なのか、それとも環境が復旧できていないのか、謎です。これは些細な問題であり、もっと深刻な不具合もあるので、順番に解決していこうと思います。
最終的に導入したIBus関連のパッケージは次のようになりました。
- ibus-1.5.20nb1 Intelligent Input Bus
- ibus-m17n-1.3.4nb26 M17N engine for IBus platform
- ibus-kkc-1.5.21nb9 Japanese KKC input method for ibus
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