これが旧式の拡張機能という扱いになり使えなくなって困っていたところ「File Save and Backup AddOn for FireFox 57++」が登場しました。「TiddlyWiki for Firefox」と同等の動作をするわけではありませんが、当面の解決策の一つだと思います。
ドキュメントにも書かれていることですが、重要な制限事項があります。それは自動的に保存される対象となるのは特定のディレクトリに限られていることです。つまり「ダウンロード先」として指定されているディレクトリだけです。Firefoxのオプションで変更することも可能ですが、デフォルトでは%HOMEPATH%\Downloadsになっているはずです。
過去に書き溜めてきたTiddlyWikiのファイルは%HOMEPATH%\Documentsに置いてあるので、このままでは自動保存の対象になりません。どうしたものかと思いましたが、次のような対応が考えられます。
- Firefoxのオプションで「ダウンロード先」を%HOMEPATH%\Documentsに変更する。こうすればアドオンの機能により自動的に保存してくれます。しかし何かファイルをダウンロードした時に、DownloadsではなくてDocumentsに入ってしまうことになるので、あまり気持ちよくありません。
- Microsoft Windowsの機能を利用して、あたかも%HOMEPATH%\Downloadsの下に%HOMEPATH%\Documentsのファイルがあるかのように見せかける。
このようにすることで、ひとまず解決したかと思ったのですが、まだ厄介なことがありました。過去に作成したTWCやTW5のファイルでは、相互のリンクにおいて%HOMEPATH%\Documentsであることを前提にしてファイルパスを埋め込んでいるところがあるのです。これを個々に変更するか、何か別の対処方法を考えるかしなければなりません。
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