lightdm-1.20.0のビルドは出来たものの、気になっていることがあります。ビルド中に「ld: warning: libintl.so.1, needed by /usr/pkg/lib/libgio-2.0.so, may conflict with libintl.so.8」という警告メッセージが出ていましたが、なぜかlibintl.soが重複しているのです。
/usr/local/sbin/lightdm:/usr/libにあるlibintl.so.1の他に/usr/pkg/libにあるlibintl.so.8があり、どちらも参照されています。どうしてこのようなことになるのでしょうか。
-lgio-2.0.0 => /usr/pkg/lib/libgio-2.0.so.0
-lgobject-2.0.0 => /usr/pkg/lib/libgobject-2.0.so.0
-lglib-2.0.0 => /usr/pkg/lib/libglib-2.0.so.0
-lpcre.1 => /usr/pkg/lib/libpcre.so.1
-lgcc_s.1 => /usr/lib/libgcc_s.so.1
-lc.12 => /usr/lib/libc.so.12
-lintl.1 => /usr/lib/libintl.so.1
-lpthread.1 => /usr/lib/libpthread.so.1
-lffi.6 => /usr/pkg/lib/libffi.so.6
-lgmodule-2.0.0 => /usr/pkg/lib/libgmodule-2.0.so.0
-lz.1 => /usr/lib/libz.so.1
-lXdmcp.7 => /usr/X11R7/lib/libXdmcp.so.7
-lxcb.2 => /usr/X11R7/lib/libxcb.so.2
-lXau.7 => /usr/X11R7/lib/libXau.so.7
-lgcrypt.20 => /usr/pkg/lib/libgcrypt.so.20
-lgpg-error.0 => /usr/pkg/lib/libgpg-error.so.0
-lintl.8 => /usr/pkg/lib/libintl.so.8
-lpam.4 => /usr/lib/libpam.so.4
気持ち悪いので対処しておこうと思いましたが、同様のバイナリが他にもあるのを確認しました。例えば/usr/pkg/bin/mate-sessionもそうです。警告メッセージが出るくらいですから望ましい状態ではないのでしょうが、もしかすると実害はないのかもしれません。これも将来的に解決する課題ということにして、当面は放置します。
昔々は(2000年以前頃)Makefileなどを変更してビルドしたものですが、今はautoconf、automake、libtoolなどが整備されconfigureを利用するのが一般的です。さらに(つい最近知ったのですが)stowというのがあるそうです。これはconfigureを用いて/usr/local以下などにインストールされたパッケージを管理できるそうです。lightdm-1.20.0に使ってみようと考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿