2026-05-02

花山院の左大臣殿の御台盤所にならせ給ひて、君達あまたましましけり

数年前から語り本系の平家物語を暗誦しようと思い、少しずつ覚えています。「祇園精舎」から始まり、「殿上闇討」、「鱸」、「禿髪」と進み、今は「吾身栄花」を覚えているところです。

 

ここには、「一人は、桜町の中納言重教卿の北の方にておはすべかりしが、八歳の時、約束計にて、平治の乱以後、ひきちがへられ、花山院の左大臣殿の御台盤所にならせ給ひて、君達あまたましましけり。」という一節があります。「花山院の左大臣殿」とは藤原兼雅のことです。二男一女をもうけたようですが、「君達あまたましましけり」というほどでもないかという気がします。 

 

平清盛には18人の子がいたようですので、ここまでいれば「ましまし」という感じはします。現代では「マシマシ」と言うとラーメンの注文のようですが、ニュアンスは同じのように思います。

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