放送大学教養学部で数年前に「入門微分積分('16)」の単位を取りましたが、ちゃんと理解したという実感が持てずにいたので、印刷教材を読み直すことにしました。第1章の例1.3では、a_n=1/nにおいてn→∞ならば0に収束することをε-N論法で説明しています。あっさり書いてあるのですが、どうもスッキリと腑に落ちません。
この問題はε-N論法について学ぶ際にはお馴染みの例題のようなので、Webを検索すれば多くの記事が見つかります。
ε-N論法は初学者の多くがつまずくところで、私も同様につまずいている訳です。Web上にある記事を幾つか読んでみましたが、特別に難しいことが書かれているわけではないと感じます。しかしながら、読んでみても、「?」という感じで、「!」と分かった気になりません。
この印刷教材に限りませんが、教科書を読み進める際に、分からなければ、とことん拘って、一歩一歩確実に先に進むというスタンスと、分からないところがあっても、とりあえず先に進んで、後でまた戻ってくれば良いというスタンスがあるようです。どちらも大切だと思うのですが、分からなくても先に進んだ結果として、単位は取得できたものの、理解できたという納得感のないままに今日に至っているのを考えると、あくまでも拘ってみようかと思っています。
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