Webで「東海道・山陽新幹線「のぞみ」指定席を拡大へ!自由席は減少 JR東海とJR西日本が発表」とのニュースが流れました。最近は、超繁忙期には「のぞみ」が全席指定席ですが、基本的には、「のぞみ」の自由席は3両です。これが2025年春から2両に減り、その分を指定席車両とするようです。
歴史的には、「のぞみ」が東海道新幹線に登場した当初は全席指定席だったこともあり、「のぞみ」の自由席は全廃して、全席指定席に戻す「べき」との意見もあるようです。事前に予定がはっきりしているなら指定席を取れますが、そうでない場合には自由席を利用することになります。もし「のぞみ」が全席指定席になってしまうと、「ひかり」か「こだま」を使うしかありません。
東海道新幹線の運行パターンは、ほとんどが「のぞみ」で、「ひかり」や「こだま」は1時間に1本くらいしかありません。そうなると、「ひかり」の自由席を利用するとなると、運が悪いと1時間くらい待つことになってしまいます。「ひかり」は「のぞみ」よりも停車駅が多いので時間がかかりますし、トータルの移動時間(乗車時間と待ち時間の合計)は、「のぞみ」の自由席を利用する場合よりも大幅に長くなってしまうでしょう。
現行の運行パターンよりも「ひかり」の1時間あたりの本数が増えるなら、「のぞみ」を全席指定席にするのも仕方ないと納得します。しかし運行パターンが現行のままなのに、「のぞみ」が全席指定席になるのは困るところです。
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