The Japan Times WeekendのApril 27-28, 2024号に、「The unexpected ways in which Japanese words 'make it' into English」という記事が載っていました。日本語の単語が英語の辞書に掲載されたようです。記事には「Here is a list of the 23 Japanese words that made it into the Oxford English Dictionary last month.」として、その単語が掲載されていました。
リストを見ると、「donburi」とか「katsu curry」とか、こんな単語が辞書に掲載されるのかと思うものばかりでしたが、ローマ字の並びを見ても直ちにはピンとこないものがありました。それが「santoku, n」です。なんの事かと思いましたが、「三徳」のことのようです。三徳とは、肉・野菜・ 魚をひとつで済ませられる包丁のことです。こだわりのある人ならいざしらず、家庭では、肉用、野菜用、魚用と別々の包丁を用意することはないでしょう。
英米の普通の家庭で、どのような包丁を使っているのか、わかりません。レストランのような専門的な場合であれば、肉用とか野菜用とか、それぞれに専門的な包丁を使っているのかもしれませんが、こだわりのない一般家庭では、1本の包丁で全てこなしてしまうのではないでしょうか。
洋の東西を問わず、事情は何処でも同じじゃないかと思います。それなのに、Oxford English Dictionaryに「santoku」が載るようになったとは、やはり驚きです。
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