2021-02-04

万年筆とコンバーター

数年前に万年筆「プラチナ#3776」を購入しました。一緒にコンバーターとインク「セーラー 13-1007-244」も買いました。普段ノートをとるときには万年筆を使うようにしていますが、それほど書く量が多い訳ではないので、ボトルにインクは半分くらい残っています。新しいインクを買うのは、数年後になるでしょう。


数か月ほど前から気になっているのは、コンバーターでインクを吸い上げる時に気泡が入ってしまい、全然インクが充填されないことです。インクの吸い上げ方が悪いのか、万年筆が故障してしまったのか、悩んでいました。


Webを検索すると同様の悩み事が見つかります。参考になる記事「コンバーターでのインクの吸い上げ」があり、次のような回答が記載されていました。

2. ペン先を上に向け、ペン芯にインクがじわっとあふれそうになるまでコンバーターのおしりを回す。


この手順を試してみたところ、ペン先の根元から気泡が出てくるのが確認できました。この様子をみて、ふと疑問に思ったのは、「万年筆のインクは、どこからコンバーターに入るのだろうか」という事です。


コンバーターで万年筆にインクを吸い上げ場合、ビクビクしないで万年筆をインクボトルの中まで軸を入れるようにとアドバイスされています。吸い込み口がインクの中にチャンと入るようにする必要があるのでしょう。もしかして、この万年筆の吸い込み口はペン先の根元にあるのでしょうか。


もし吸い込み口が根元にあるのなら、いま起きている問題は説明がつく気がします。まずボトルインクの残量が少なくなってきているため、根元がインクの中に入らなくなっているのではないかと思います。もしそうであるなら、今後はますますインクの残量が減ってくるので、何か対策を講じる必要がありそうです。


当面はボトルを傾けてインクを吸い上げようと思いますが、それで済まなくなる時が来るでしょう。ボトルにインクは残っているのに、コンバーターで吸い上げる事は出来ないという日がやってきそうです。

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