2018/12/30

報酬 vs 処罰

D・カーネギーによる名著『人を動かす』には次のような記述があります(「盗人にも五分の理を認める」より引用)。
世界的に有名な心理学者B・F・ スキナーは、動物の訓練では、善いことをしたときに褒美をやった場合と、まちがったときに罰をあたえた場合とをくらべると、前の場合のほうがはるかによく物ごとを覚え、訓練の効果があがることを実証した。また、その後の研究から、同じことが人間にも当てはまることが明らかにされている。批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うのがおちである。
人が自分を分析して、「褒められて伸びるタイプ」だとか「叱られて発奮するタイプ」とか言っているのをよく耳にします。どちらにしろ、本人がそう思っているのであれば、他人が「それは違う」とか口出しすることではないでしょう。

しかし指導的立場にある人物の場合は、どうでしょうか。こちらでも、「褒めてやる気を出させる指導方針だ」とか、「指導では徹底的に辱めて、そこから立ち上がってこない奴は使えない」とか、いろいろあるようです。指導方針にも他人が口出しすることはできません。

指導する側と指導される側とでは力関係がアンバランスであることを忘れ ないで欲しいと思います。

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