2026-03-28

RK05は2種類ある

「RK05 disk drive maintenance manual」(DEC-00-HRK05-C-D)に記載されている「Table 1-1 Performance Specifications」には「Sectors(records)」として「4872 (12 per revolution)/6496 (16 per revolution)」とあります。これは何でしょうか。

 

RK05は、片面203シリンダ(含予備)なので、両面ならば406トラックあります。406×12=4872ですし、406×16=6496です。計算は合っていますが、どういう意味でしょうか。Geminiに相談したら、RK05は、1シリンダが12セクタの製品と16セクタの製品が存在したのだと回答しました。そうなのかもしれません。しかし裏付け資料が見つからないので、真偽が定かではありません。

 

UNIXv6の「rk.s」には、「div $12.,r0」という処理があります。この結果がRKDAレジスタ(777412番地)に入ることになるので、12セクタのための処理なのでしょう。しかし、もし16セクタのRK05があるとするならば、その容量を活かせていないことになります。

 

RK05に12セクタ版と16セクタ版が存在すると仮定して、UNIXv6が自動判別する処理を組み込むのは、当時の歴史的事情としては許されなかったのではないかと推測します。どちらかい決め打ちするのであれば、12セクタ版にしておいた方が無難と判断したのかもしれません。 

 

 

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