経済産業省が2025年3月31日付で「蛍光灯からLED照明への 切り替えはお済みですか?」という発表しました。2027年末で一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入が終了するとのことです。これは使用禁止になるわけではありませんし、製造終了になったとしても市場流通在庫が残っている間は購入できるでしょう。また各家庭で使用している蛍光灯が壊れるまで、使い続けることはできるでしょう。
私の自宅でも蛍光灯を使用しています。台所には壁に固定されている直管蛍光灯があるのですが、つい最近点灯しなくなってしまいました。もしかして点灯管が壊れたのかと思い、買い替えて交換してみたのですが、駄目でした。これはもう蛍光灯からLED照明に変えなければならない時がきたのかもしれません。上述した経産省の情報では「器具ごと交換とランプ交換の2つの方法があります」と書かれていますが、ネットの情報では、LED照明に対応していない器具があるので、専門家に相談した方が良いとあります。
ひとまず近所のホームセンターに行ってみました。直管蛍光灯の形状をしているLED照明ランプはありましたが、それが使用できる器具が何であるのかは判断できないとのことでした。一方で、現状の台所で使用している壁に直付けの直管蛍光灯の器具と似た形状のLED照明器具もありました。「直管蛍光灯の形状をしているLED照明ランプ」+「そのための器具」とは組み合わせられないようだったので、「現状の台所で使用している壁に直付けの直管蛍光灯の器具と似た形状のLED照明器具」を選択しました。
この時点では、まだLED照明について詳しく理解していなかったので、そのLED照明器具が点灯しなくなったら、どうするのか質問してみました。LEDは従来の蛍光灯よりは壊れにくいと思いますが、壊れないわけではないでしょうし、LED方式の電球が普通に販売されているのですから、LEDが点灯しなくなった場合の交換パーツについて質問してみました。すると、器具ごと交換するしかないとの事でした。従来から家庭内で使われている照明器具は、例外はありますが、基本的に、電球であれ、直管蛍光灯でも円管蛍光灯でも、器具ごと交換しなくても、そこだけ交換できていたわけです。しかしLED照明器具は、そのような構造にはなっていないそうなので、仮に点灯しなくなったとすれば、器具ごと交換することになるそうです。
これまでの一般家庭の照明は、電球か蛍光灯でした。しかしフィラメント方式の電球は既にLED電球に置き換わっていると思いますが、器具の交換を伴わないので、フィラメントかLEDかの違いはありますが、今後も使い続けられていくでしょう。ところが蛍光灯は、直管でも円管でも、その形状をしているLED照明は販売されていますが、従来の器具でも使用できるとは限りません。さらに直管でも円管でも、蛍光灯の形状というのは、その蛍光ランプの点灯方式に強く依存していますから、今後LEDに移行するにあたり、直管や円管の形状をしている必要はないと思います。そうなると、一般家庭における屋内照明において、直管であれ円管であれ、蛍光灯の形状を前提にする必要は、これからは意味がなくなるでしょう。LED照明として、どのような形状が、一般家庭で普通になっていくのかは、今後の展開をみていくしかありません。
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