2022年は、NHKで放映されている大河ドラマが「鎌倉殿の13人」ですし、山田尚子監督によるアニメ作品「平家物語」の評価が高く、中世時代に焦点があたった年でした。鎌倉時代や源頼朝といえば後白河天皇が大きくかかわってきます。また中世時代と言えば室町時代や足利尊氏が思い起こされますが、そうなると後醍醐天皇が大きくかかわっています。さらに鎌倉時代初期に武士の時代を決定づけた出来事と言えば承久の乱ですが、ここで後鳥羽天皇が大きくかかわっています。
このように歴史上には「後~天皇」が少なくありません。しかし後桃園天皇を最後に、そのような諡号はおくられていません。明治以降は年号と合わせていますから、「後~」という年号が無いのに、天皇を「後~」とするわけにもいかないとは思います。
ヨーロッパの王室は、現在のイギリスもそうであるように、「~何世」のように呼ばれます。日本がそのような呼ばれ方になるのは変だと思いますが、将来どうなるのかは分かりません。遠い将来には、どのように呼ばれるようになっているのでしょうか。
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