OpenVMS Hobbyist Programのためのライセンスが、だいたい1年間で有効期限が切れるので更新手続きをおこないました。去年と同様に「OpenVMS Hobbyist Registration」から申請しました。ここから申請しても、ちゃんと受け付けられているのか心配しており、いつも返事が来るまでに数日かかるるのですが、今回はなんと申請してから約6時間でPAKがメールされてきました。あまりの素早さに驚きました。
今回入手したPAKの有効期限は2019年11月末までだったので、有効期限はきっちり1年間ではなく、約1ヵ月分ほどゆとりを持たせているようです。また来年11月末頃になったら、PAK取得の申請をおこなおうと思います。
2018-10-31
2018-10-28
VirtualBoxが使えなくなる原因はIBM Trusteer Rapportか
Windows10上でVirtualBoxを利用していますが、定期的に使えなくなります。Web上を検索すると同様の事例が数多く見つかり、解決策が書かれている場合もありますが、僕の場合は解決できていません。このブログに以前に書いたとおり、土曜日の晩か日曜日の朝に動く「何らかの」処理が怪しいと思っています。その前は問題ないのに、その後は使えなくなるからです。VirtualBoxのバージョンは関係ないようです。
どうにも困ったものだと半ば諦めており、VMware Playerに乗り換えようかとも考えたこともあるのですが、(しつこいようですが)諦めきれないところもあるのです。
思い出したようにWebで解決策を検索しているのですが、 次のような情報を見つけました。
どうにも困ったものだと半ば諦めており、VMware Playerに乗り換えようかとも考えたこともあるのですが、(しつこいようですが)諦めきれないところもあるのです。
思い出したようにWebで解決策を検索しているのですが、 次のような情報を見つけました。
- Virtualbox上で仮想マシンを起動しようとするとエラーになる
- [Resolved] Hardening errors suddenly appear when starting all VM's
- 【VirtualBox 解決】エラーで起動しなくなった(Error -104 in supR3HardenedWinReSpawn!)
ただ、この措置はVirtualboxを使用する時に行って、ネットバンキングを使用する際は元に戻すようにとのことでした。僕もRapportがインストールされているので、原因は同じではないかと思います。インストールされているのは「バージョン: Emerald Build 1930.100」とあり、これが現時点での最新版のようです。何時頃のバージョンアップで対応してくれるのか分かりませんが、期待して待っていようと思います。
2018-10-26
新しい技術で生活習慣が変わっていく気がする
一般論としては、何か新しい技術が世の中に導入される事で私たちの生活習慣が影響を受けるのは、至極当然なので、わざわざ「新発見!」であるかのように発言するほどの事ではありません。
しかし具体論としては、いろいろな事例があり得るので、あえて語ることも認められるでしょう。
古い例えになりますが、電卓です。これが一般に普及することで、人々の暗算能力が劣化することが懸念されました。結局今日の我々の計算能力は、維持されているのでしょうか。それとも予想通り劣化したのでしょうか。
また別の例なら、携帯電話です。(電波が届き、電源が落ちていないという条件がありますが)何時でも相手と連絡がとれるようになりました。そのことで様々な生活習慣の変化がありました。その一例として、誰かと会う約束をした時に、事前に会う場所を決めておかなくても、その時点で携帯に電話すれば良くなりました。予め細々と決めておく必要がなく、出たとこ勝負でもなんとかなるという生活態度が一般化しつつあるように思います。それが誰かと会う状況だけなら構いませんが、生活のあらゆることに拡がると、それはそれで困った状況だと感じています。
もう一つ例を挙げると、カーナビです。地元ならば土地勘も働きますが、知らない土地を運転する場合にカーナビがあれば大変便利です。しかしカーナビを使っている人(私は持っていませんが)に聞くと「道を覚えなくなった」と言います。カーナビを使わずに知らない土地を運転すると道を間違えてしまうことは避けられません。そうならないように目印となる建物や標識に注意を払うようにします。別に記憶するつもりはありませんが、無意識のうちに覚えているようです。何年も経ってから同じ道を走ると、過去の記憶が蘇ることがあることを体験しています。
さて、このような具体例として新たに付け加わるのが「スマホ」だと思います。しかも音声認識に対応した検索エンジンです。僕はスマホ「も」持っていませんが、所有者の行動を見ていると、会話の最中に疑問が生じると、すぐに「音声認識対応の検索エンジン」で調べようとします。そして見つかった情報をオウム返しで語るだけの「スピーカー」になっています(本当は人間のハズなんですが)。 個人の知識や経験に基づいて語るような状況が薄れていく傾向になると感じています。
自分の頭で考えなくても、「インターネットが自分のナレッジデータベースになってくれる」というキャッチフレーズは魅力的ですが、それが一般化した時に、自分で考えることは一体何なのでしょう。はたして、その能力は維持できるのでしょうか。
しかし具体論としては、いろいろな事例があり得るので、あえて語ることも認められるでしょう。
古い例えになりますが、電卓です。これが一般に普及することで、人々の暗算能力が劣化することが懸念されました。結局今日の我々の計算能力は、維持されているのでしょうか。それとも予想通り劣化したのでしょうか。
また別の例なら、携帯電話です。(電波が届き、電源が落ちていないという条件がありますが)何時でも相手と連絡がとれるようになりました。そのことで様々な生活習慣の変化がありました。その一例として、誰かと会う約束をした時に、事前に会う場所を決めておかなくても、その時点で携帯に電話すれば良くなりました。予め細々と決めておく必要がなく、出たとこ勝負でもなんとかなるという生活態度が一般化しつつあるように思います。それが誰かと会う状況だけなら構いませんが、生活のあらゆることに拡がると、それはそれで困った状況だと感じています。
もう一つ例を挙げると、カーナビです。地元ならば土地勘も働きますが、知らない土地を運転する場合にカーナビがあれば大変便利です。しかしカーナビを使っている人(私は持っていませんが)に聞くと「道を覚えなくなった」と言います。カーナビを使わずに知らない土地を運転すると道を間違えてしまうことは避けられません。そうならないように目印となる建物や標識に注意を払うようにします。別に記憶するつもりはありませんが、無意識のうちに覚えているようです。何年も経ってから同じ道を走ると、過去の記憶が蘇ることがあることを体験しています。
さて、このような具体例として新たに付け加わるのが「スマホ」だと思います。しかも音声認識に対応した検索エンジンです。僕はスマホ「も」持っていませんが、所有者の行動を見ていると、会話の最中に疑問が生じると、すぐに「音声認識対応の検索エンジン」で調べようとします。そして見つかった情報をオウム返しで語るだけの「スピーカー」になっています(本当は人間のハズなんですが)。 個人の知識や経験に基づいて語るような状況が薄れていく傾向になると感じています。
自分の頭で考えなくても、「インターネットが自分のナレッジデータベースになってくれる」というキャッチフレーズは魅力的ですが、それが一般化した時に、自分で考えることは一体何なのでしょう。はたして、その能力は維持できるのでしょうか。
2018-10-20
くしゃみをすると「Bless you.」
The Japan Times Alphaのコラム「Odds & Ends」(James Tschudy著)の今月のテーマは「Three-step processes」です。2018年10月12日号は第2回でタイトルは「Colds」でした。風邪をひいたときの第2段階に関する話題のなかで、くしゃみをしたら「Bless you.」と声がかかるという内容がありました。英語圏における習慣だということは知っていましたが、その習慣が生まれるようになった理由は知りませんでした。それについてコラムでは次のように説明しています。
日本でも誰かがくしゃみをすると「誰かが噂しているよ」と声がかかることがあります。この習慣も考えてみると不思議な話です。なぜ誰かが噂をしているという話の流れになるのか、この起源はいったい何なのでしょうか。
このような、よく考えてみると何故そういう話になるのか不思議な習慣というものは、きっと世界各地にあるのでしょう。 それが固有の文化というものだと思います。くしゃみをした時、日本人だと思いもつかないような、世界各地の意外なリアクションにはどのようなものがあるのか興味がでてきました。
It's a custom that started in the 14th century when the Black Death was killing millions of people in Europe. Sneezing and coughing were symptoms and people believed if you sneezed, you were going to die soon.中世ヨーロッパで黒死病が猛威をふるって人口が大きく減少したという話は聞いていましたが、それが発端となったというのです。
日本でも誰かがくしゃみをすると「誰かが噂しているよ」と声がかかることがあります。この習慣も考えてみると不思議な話です。なぜ誰かが噂をしているという話の流れになるのか、この起源はいったい何なのでしょうか。
このような、よく考えてみると何故そういう話になるのか不思議な習慣というものは、きっと世界各地にあるのでしょう。 それが固有の文化というものだと思います。くしゃみをした時、日本人だと思いもつかないような、世界各地の意外なリアクションにはどのようなものがあるのか興味がでてきました。
2018-10-15
NetBSDのpkgsrcにあるmisc/libreoffice5-binのバージョンを5.1.0.3から5.4.6.2に変更成功
NetBSD/i386でpkgsrcからmisc/libreoffice5-binをインストールしています。このパッケージではLibreOffice 5.1.0.3のLinux用RPMが展開されるので、なんとかしてバージョンを上げたいと思っていました。ちょっとだけ小細工が必要でしたが、LibreOffice 5.4.6.2をインストールすることに成功しました。
基本的な方針は「RPMFILES」を使ってLibreOffice 5.4.6.2のRPMを指定することです。/usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-binでmakeすると途中で次のようなメッセージが出てきます。
そこで調べてみると/usr/pkg/bin/scalcは/usr/pkg/opt/libreoffice5.1/program/scalcへのシンボリックリンクになっています。pkgsrcが想定しているのはLibreOffice 5.1.0.3ですから、RPMだけLibreOffice 5.4.6.2のものを使っても、このあたりはうまくいかないのでしょう。
安直な対処方法として、libreoffice5.1という名前のシンボリックリンクを作成し、libreoffice5.4を指すようにしてみました。こんな感じです。
こういう対応方法でよかったのか疑問が残りますが、良しとしましょう。
基本的な方針は「RPMFILES」を使ってLibreOffice 5.4.6.2のRPMを指定することです。/usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-binでmakeすると途中で次のようなメッセージが出てきます。
==========================================================================「RPMFILES」という変数でRPMのファイルを指定することができるようです。それは分かりましたが、具体的にどのようにして指定するのでしょうか。まず環境変数として指定してみましたが、うまくいきませんでした。つぎにコマンドラインで指定してみたところ、分かってくれたようです。
The following variables will affect the build process of this package,
libreoffice5-bin-5.1.0. Their current value is shown below:
* RPMFILES = /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/LibreOffice_5.1.0.3_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm
You may want to abort the process now with CTRL-C and change their value
before continuing. Be sure to run `/usr/bin/make clean' after
the changes.
==========================================================================
# cd /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-binエラーも出ずにインストールが完了したのですが、試しにLibreOffice Calcを起動してみましたが、駄目でした。
# make 'RPMFILES=/path/to/LibreOffice_5.4.6.2_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm'
*snip*
==========================================================================
The following variables will affect the build process of this package,
libreoffice5-bin-5.1.0. Their current value is shown below:
* RPMFILES = /path/to/LibreOffice_5.4.6.2_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm
You may want to abort the process now with CTRL-C and change their value
before continuing. Be sure to run `/usr/bin/make clean' after
the changes.
==========================================================================
そこで調べてみると/usr/pkg/bin/scalcは/usr/pkg/opt/libreoffice5.1/program/scalcへのシンボリックリンクになっています。pkgsrcが想定しているのはLibreOffice 5.1.0.3ですから、RPMだけLibreOffice 5.4.6.2のものを使っても、このあたりはうまくいかないのでしょう。
安直な対処方法として、libreoffice5.1という名前のシンボリックリンクを作成し、libreoffice5.4を指すようにしてみました。こんな感じです。
# cd /usr/pkg/optこの状態で改めてLibreOffice Calcを起動させてみたところ、無事に起動しました。バージョンを確認すると、ちゃんと5.4.6.2になっています。
# ls -l
total 8
drwxrwxr-x 2 root wheel 512 Oct 15 07:37 libreoffice
lrwxrwxr-x 1 root wheel 14 Oct 15 13:28 libreoffice5.1 -> libreoffice5.4
drwxrwxr-x 7 root wheel 512 Oct 15 07:37 libreoffice5.4
こういう対応方法でよかったのか疑問が残りますが、良しとしましょう。
2018-10-08
NHK「世界ふれあい街歩き」の謎
NHKで放送されている「世界ふれあい街歩き」を観ていると、ごく稀に不思議な会話に出くわします。この番組は、公式サイトの「よくある質問」でも解説しているように、ナレーションを担当している本人が現地で会話している訳ではなく、現地スタッフが交わした会話を日本語で吹き替えているだけです。
この番組のセールスポイントは、事前に入念に仕込みを済ませて会話をしている訳ではなく、現地スタッフがぶっつけ本番で会話の相手を探している点にあるはずです(多分)。そうであるなら、会話相手には何の番組なのか分からないまま(おそらくテレビカメラがあるから何かの番組であることは推測できるとしても)会話しているんだろうと思います。
番組を見ていると、常にという訳ではありませんが、こちらが日本のテレビ局だと理解しているかのような発言をする現地の人が登場します。どうして分かったのでしょう。もしかすると、撮影クルーは、日本の国旗を振りながら撮影しているとか、「私たちは日本のテレビ局です」と書かれたゼッケンを身に着けているとかなのでしょうか(まさかと思いますが)。
この辺の事情は舞台裏の話だと思うので、公にするような事ではないと思いますが、ちょっと気になっています。
ナレーターは、現地に同行している訳ではありません。撮影は、カメラなどの技術者と、ディレクターに通訳兼任の現地コーディネーターで行われます。ですから現地での撮影では、現地語を話すコーディネーターと街の人が会話をしているのです。そこは納得しているし、疑問を持つところではないのです。不思議なのは、会話の相手をしている現地の人自身が、撮影しているのが日本のテレビ局だと分かっていると思われる反応をしている点です。
この番組のセールスポイントは、事前に入念に仕込みを済ませて会話をしている訳ではなく、現地スタッフがぶっつけ本番で会話の相手を探している点にあるはずです(多分)。そうであるなら、会話相手には何の番組なのか分からないまま(おそらくテレビカメラがあるから何かの番組であることは推測できるとしても)会話しているんだろうと思います。
番組を見ていると、常にという訳ではありませんが、こちらが日本のテレビ局だと理解しているかのような発言をする現地の人が登場します。どうして分かったのでしょう。もしかすると、撮影クルーは、日本の国旗を振りながら撮影しているとか、「私たちは日本のテレビ局です」と書かれたゼッケンを身に着けているとかなのでしょうか(まさかと思いますが)。
この辺の事情は舞台裏の話だと思うので、公にするような事ではないと思いますが、ちょっと気になっています。
2018-10-04
朝のニュースでJR東日本が伝える鉄道情報では「新幹線≠東海道新幹線」
東京でNHKの朝のニュースを視ていると道路情報とか鉄道情報を伝えています。ここで道路情報は「日本道路交通情報センター」の担当者が、鉄道情報は「JR東日本」の担当者が情報を伝えています。
気になったのは鉄道情報の方です。山手線とか中央線などの在来線はよいのです。でも例えば「新幹線に遅れはありません」などと伝えている時の「新幹線」というのは「東海道新幹線」ではないんですね(当然かもしれませんが)。
JR東日本が管理している「新幹線」というのは、東北新幹線とか上越新幹線などです。東海道新幹線を管理しているのはJR東海ですから、JR東日本が伝える「新幹線」の情報の中に「東海道新幹線」は入っていないのです。
視聴者の側の都合から考えると、朝のニュースで鉄道情報を視る意味というのは、自分の行動に対する影響の有無を気にしているいる訳です。在来線も気になると思いますが、新幹線(それも東海道新幹線)のことだって気になるでしょう。そこで「東海道新幹線はJR東海の管轄なので、JR東日本が情報を伝えることはない」というのは、それはそうでしょうが、視聴者の都合よりも、放送側の都合を重視しているように感じます。
道路情報は「日本道路交通情報センター」という、NEXCO東日本でも首都高速道路株式会社でもない、独立的な組織が情報を伝えているのですから、鉄道も同様の組織があれば良いような気がします。
気になったのは鉄道情報の方です。山手線とか中央線などの在来線はよいのです。でも例えば「新幹線に遅れはありません」などと伝えている時の「新幹線」というのは「東海道新幹線」ではないんですね(当然かもしれませんが)。
JR東日本が管理している「新幹線」というのは、東北新幹線とか上越新幹線などです。東海道新幹線を管理しているのはJR東海ですから、JR東日本が伝える「新幹線」の情報の中に「東海道新幹線」は入っていないのです。
視聴者の側の都合から考えると、朝のニュースで鉄道情報を視る意味というのは、自分の行動に対する影響の有無を気にしているいる訳です。在来線も気になると思いますが、新幹線(それも東海道新幹線)のことだって気になるでしょう。そこで「東海道新幹線はJR東海の管轄なので、JR東日本が情報を伝えることはない」というのは、それはそうでしょうが、視聴者の都合よりも、放送側の都合を重視しているように感じます。
道路情報は「日本道路交通情報センター」という、NEXCO東日本でも首都高速道路株式会社でもない、独立的な組織が情報を伝えているのですから、鉄道も同様の組織があれば良いような気がします。
awkでフィールド区切り文字が無くなるのは、そういうもの?
awkでスクリプトを作っていて気付いたのですが、フィールドの内容を変更すると、FSで指定したフィールド区切り文字が消えてしまいます。例えば以下のような場合です。
% echo 'A:B:C' | awk -F: '{$2 = "Z"; print $0}'OFSを指定しておけば、とりあえず思っていたような結果が得られますが、すっきりしません。
A Z C
% echo 'A:B:C' | awk -F: -vOFS=: '{$2 = "Z"; print $0}'awkが上述したような動作をするのは、「仕様」ということなのでしょうか。
A:Z:C
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