東京でNHKの朝のニュースを視ていると道路情報とか鉄道情報を伝えています。ここで道路情報は「日本道路交通情報センター」の担当者が、鉄道情報は「JR東日本」の担当者が情報を伝えています。
気になったのは鉄道情報の方です。山手線とか中央線などの在来線はよいのです。でも例えば「新幹線に遅れはありません」などと伝えている時の「新幹線」というのは「東海道新幹線」ではないんですね(当然かもしれませんが)。
JR東日本が管理している「新幹線」というのは、東北新幹線とか上越新幹線などです。東海道新幹線を管理しているのはJR東海ですから、JR東日本が伝える「新幹線」の情報の中に「東海道新幹線」は入っていないのです。
視聴者の側の都合から考えると、朝のニュースで鉄道情報を視る意味というのは、自分の行動に対する影響の有無を気にしているいる訳です。在来線も気になると思いますが、新幹線(それも東海道新幹線)のことだって気になるでしょう。そこで「東海道新幹線はJR東海の管轄なので、JR東日本が情報を伝えることはない」というのは、それはそうでしょうが、視聴者の都合よりも、放送側の都合を重視しているように感じます。
道路情報は「日本道路交通情報センター」という、NEXCO東日本でも首都高速道路株式会社でもない、独立的な組織が情報を伝えているのですから、鉄道も同様の組織があれば良いような気がします。
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