2018-08-29
2018-08-18
NetBSDのpkgsrcにあるlibreoffice5-binの解析
NetBSDのpkgsrcから「misc/libreoffice5-bin」をインストールして利用しています。これはLinuxエミュレーション上で動作しています。自前でコンパイルするわけではなく、RPMを展開しているだけなので、インストールが素早く終わります。それは良いのですが、困っていることもあり、つまり最新版ではないという事です。Libreoffice安定板でも6.0.6.2が出ていますし、5系であっても5.4.7.2があります。これらのバージョンを使うためには、どうしたら良いのでしょうか。
所詮はRPMを展開しているだけ(だと思う)なので、清水の舞台から飛び降りるつもりで(?)、使いたいバージョンのRPMを展開してみるというのも一つの方法です。うまくいったら結果オーライという事でしょうか。しかしダメだった場合、次への行動に向かう方向性が見えませんし、技術向上にも繋がらないでしょう。
遠回りになるかもしれませんが、まず現状のpkgsrcがインストールするために何を実行しているのか正確に理解することから始めようと思います。
pkgsrcの所定のディレクトリで「make install」 するとメッセージが出てくるので、何をしているのかは大雑把には分かりますが、もっと詳細に把握しておきたいと思います。Webで調べてみるとデバッグ情報を出力させる方法があるようです。要するに「make PKG_DEBUG_LEVEL=2 install」とすれば、個々のコマンドのレベルまで表示されることが分かりました。実際にやってみたところ、4,000行弱にも及ぶ大量のメッセージが出力されました。
先頭行から見ていくのは大変だし、非効率かと思いますが、目的を絞ってピンポイントで調べていけば、何とかなるのではないかと思います。
所詮はRPMを展開しているだけ(だと思う)なので、清水の舞台から飛び降りるつもりで(?)、使いたいバージョンのRPMを展開してみるというのも一つの方法です。うまくいったら結果オーライという事でしょうか。しかしダメだった場合、次への行動に向かう方向性が見えませんし、技術向上にも繋がらないでしょう。
遠回りになるかもしれませんが、まず現状のpkgsrcがインストールするために何を実行しているのか正確に理解することから始めようと思います。
pkgsrcの所定のディレクトリで「make install」 するとメッセージが出てくるので、何をしているのかは大雑把には分かりますが、もっと詳細に把握しておきたいと思います。Webで調べてみるとデバッグ情報を出力させる方法があるようです。要するに「make PKG_DEBUG_LEVEL=2 install」とすれば、個々のコマンドのレベルまで表示されることが分かりました。実際にやってみたところ、4,000行弱にも及ぶ大量のメッセージが出力されました。
先頭行から見ていくのは大変だし、非効率かと思いますが、目的を絞ってピンポイントで調べていけば、何とかなるのではないかと思います。
2018-08-17
Jon Bentley著『Programming Pearls』をどう読んだら良いものか
近所の図書館で『珠玉のプログラミング』(ジョン・ベントリー/著、小林健一郎/訳、ピアソン・エデュケーション/発行、2000年初版)を借りてきました。なにか特定のプログラミング言語の解説書ではなく、プログラミング自体に焦点をあてたエッセイ集です。肩ひじ張らずにリラックスして読んでも構わないと思いますが、教科書という訳ではないでしょうが、章末問題もついており、たんなる娯楽として読み流してしまうのは惜しい気がします。
この書籍はシリーズ物ではないのですが、続編や第2版が執筆されています。
一つ一つのエッセイは、それほど長くありませんから、字面を追って読む分には時間がかかることはないでしょう。読むスピードが速い人なら、あっという間に読み終えてしまえると思います。
ですが、折角章末問題がついており、巻末にはヒントと解答まで載っているのですから、そこまでやってこそ、本当に読了したと言える気がします。さて、具体的には、どのように進めていけば良いでしょうか。
よくある(かどうか分かりませんが)のが「勉強会」スタイルです。同じ興味関心を有する人が定期的に集まって、少しずつ読み、そして議論するというスタイルが思い浮かびます。このやり方でうまく行けば良いのですが、距離的にも時間的にも物理的に集合できるか否か怪しいところです。また華々しく始まっても、有耶無耶のうちに尻すぼみになってしまいがちでもあります(下手をすれば三日坊主)。
仲間を募らず、独習するという方法もあるでしょう。自分のペースで進められるので勉強会方式よりは容易ですが、こちらにしても「三日坊主」の可能性は消えません。
読んだエッセイや解いた問題における思考の過程をブログに残しておくという方法も悪くないかもしれません。各エッセイの内容は、流行を追いかけているだけでは身につかない技術要素を踏まえているので、慌てず長期間に亘ってのんびり読んでいくのに適していると思います。読んで「ふんふん、なるほどぉ~」と思っただけで終わらせず、思考の過程を残していくことが、迂遠のようですが、着実な進歩に結びつくと思います。
この書籍はシリーズ物ではないのですが、続編や第2版が執筆されています。
一つ一つのエッセイは、それほど長くありませんから、字面を追って読む分には時間がかかることはないでしょう。読むスピードが速い人なら、あっという間に読み終えてしまえると思います。
ですが、折角章末問題がついており、巻末にはヒントと解答まで載っているのですから、そこまでやってこそ、本当に読了したと言える気がします。さて、具体的には、どのように進めていけば良いでしょうか。
よくある(かどうか分かりませんが)のが「勉強会」スタイルです。同じ興味関心を有する人が定期的に集まって、少しずつ読み、そして議論するというスタイルが思い浮かびます。このやり方でうまく行けば良いのですが、距離的にも時間的にも物理的に集合できるか否か怪しいところです。また華々しく始まっても、有耶無耶のうちに尻すぼみになってしまいがちでもあります(下手をすれば三日坊主)。
仲間を募らず、独習するという方法もあるでしょう。自分のペースで進められるので勉強会方式よりは容易ですが、こちらにしても「三日坊主」の可能性は消えません。
読んだエッセイや解いた問題における思考の過程をブログに残しておくという方法も悪くないかもしれません。各エッセイの内容は、流行を追いかけているだけでは身につかない技術要素を踏まえているので、慌てず長期間に亘ってのんびり読んでいくのに適していると思います。読んで「ふんふん、なるほどぉ~」と思っただけで終わらせず、思考の過程を残していくことが、迂遠のようですが、着実な進歩に結びつくと思います。
2018-08-15
iMacros for Firefoxリリース
2018年7月10日に「Announcing iMacros for Firefox 10」というアナウンスが出ていたことを1ヵ月遅れて知りました。昨年末にFirefox Quantumが登場して旧式のアドオンが動かなくなり、iMacrosも動かなくなっていました。iMacrosをFirefox Quantumに対応させる予定はないという情報を当時は見かけたので、iMacrosから別のアドオンに移行しようと考えていました。似たような機能を持つものは幾つかあり、iMacrosに機能的に近いと思ったアドオンもあったのですが、僕の利用形態を考えると移行できずにいました。
やっぱりiMacrosの方が良かったと思っていたら、今年6月頃にはベータ版が出ていることを知り、近々正式版が出るのではないかと期待していました。リリースされているのを知ったので早速インストールしてみました。以前に使っていたのと同じようなことが出来ていて、ホッとしました。
ただし iMacros for Firefoxは無償版と有償版があり、無償版は機能が制限されています。以前に使っていたのと全く同じように使えるのか不明ですが、これから検証していこうと思います。
やっぱりiMacrosの方が良かったと思っていたら、今年6月頃にはベータ版が出ていることを知り、近々正式版が出るのではないかと期待していました。リリースされているのを知ったので早速インストールしてみました。以前に使っていたのと同じようなことが出来ていて、ホッとしました。
ただし iMacros for Firefoxは無償版と有償版があり、無償版は機能が制限されています。以前に使っていたのと全く同じように使えるのか不明ですが、これから検証していこうと思います。
2018-08-08
サマータイム
2020年の東京オリンピックのためにサマータイムを検討しているという報道があります(NHKオンライン「自民「サマータイム」導入検討も五輪までの実現は不透明」2018年8月8日 4時21分)。オリンピック期間中の暑さ対策として考えているようです。サマータイムにしたところで猛暑を凌げるわけでもないと思いますが、ここでは問わないことにします。
実施2年前になってから唐突にサマータイムを「検討」するというのが、まず驚きです。何を検討しようとしているのか不明ですが、もし本当にサマータイムを導入する気があるなら、実施する10年前くらいから対応し始めても遅くないでしょう。以前にあった「2000年問題」対応では、相当前から対応が始まっていました。
さらに面妖なのが、サマータイムを今後恒久的に実施するのではなく東京オリンピックの年だけでよいと考えているらしいことです。
昭和39年の東京オリンピックの時代なら、国民生活の中でコンピュータが広く利用されていた訳ではありませんでしたから、政府がマスコミを通じて号令をかけて「サマータイム」のようなものを導入することも可能だったかもしれません。 しかし今は違います。社会の隅々までコンピュータが導入されています。それらのシステムの時間設定を手作業とチャチャっと変えれば良い程度の問題ではないはずです。
導入しようとしても時間的に間に合わないと思うので、おそらく導入されないだろうと思います。
まさかとは思いますが、ITシステムの変更をおこなわず、国民全員に「(仮称)サマータイム換算表」のようなものを配布し、それを参照することで国民自身が対応することになるのでしょうか。今頃になってサマータイム導入が提唱され、しかもオリンピックの年だけで良いとか考えているらしいのを見ると、オリンピック運営組織の上層部の顔を思い出しながら、暗澹たる思いがします。
実施2年前になってから唐突にサマータイムを「検討」するというのが、まず驚きです。何を検討しようとしているのか不明ですが、もし本当にサマータイムを導入する気があるなら、実施する10年前くらいから対応し始めても遅くないでしょう。以前にあった「2000年問題」対応では、相当前から対応が始まっていました。
さらに面妖なのが、サマータイムを今後恒久的に実施するのではなく東京オリンピックの年だけでよいと考えているらしいことです。
昭和39年の東京オリンピックの時代なら、国民生活の中でコンピュータが広く利用されていた訳ではありませんでしたから、政府がマスコミを通じて号令をかけて「サマータイム」のようなものを導入することも可能だったかもしれません。 しかし今は違います。社会の隅々までコンピュータが導入されています。それらのシステムの時間設定を手作業とチャチャっと変えれば良い程度の問題ではないはずです。
導入しようとしても時間的に間に合わないと思うので、おそらく導入されないだろうと思います。
まさかとは思いますが、ITシステムの変更をおこなわず、国民全員に「(仮称)サマータイム換算表」のようなものを配布し、それを参照することで国民自身が対応することになるのでしょうか。今頃になってサマータイム導入が提唱され、しかもオリンピックの年だけで良いとか考えているらしいのを見ると、オリンピック運営組織の上層部の顔を思い出しながら、暗澹たる思いがします。
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