今学期に放送大学大学院で受講している科目の通信指導問題を提出する期限が来週前半に迫っています。2科目受講していて、ひとつは4月中に片付けてしまい既に提出してあります。もうひとつの「現代物理科学の論理と方法('13)」は手強く10問ある中で2問が解けずにいます。郵送で来週7日(火)必着なので、出来ても出来なくても今週末には発送しないと間に合いそうもありません。
複雑な数式が多いのでTeXを使います。過去の通信指導問題でも最近はWordやLibreOffice WriterからLaTeXに移行しています。そのためLaTeXを使うことに問題はないのですが、複雑な数式を組むのは未経験でした。
参考書籍として、手持ちの『[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門』や、図書館から借りた『LATEX2εまるごと数式』を参考にしました。またWebを検索して数式を組むためのコツを調べながら原稿を作成しています。
LaTeXに限ったことではありませんが、明らかに間違っている方法でなければ、何かを組み上げる際の実現方法は幾通りでも考えられます。LaTeXの場合、組版した結果が期待通りなら問題ないと考えるところでしょう。ところが「使ってはいけない LaTeX のコマンド・パッケージ・作法」のような情報があるようなので、経験を積まないと適切な判断は下せないのかもしれません。
数式をLaTeXで組んでいて感じることは、そもそもWYSIWYGではないのでLaTeXにかけてみないと結果が期待通りか否か分からないのは良いとして、LaTeXで書き下す際の手間を省く方法がないものだろうかという事です。数式中に同じようなパターンや繰り返しが現れるので、個別に書かずに何かワンクッション置くことで手間を削減できるような方法が欲しいところです。
グラフィカルな数式エディタを使うようなアプローチだと、非WYSIWYG的な発想に逆行するので避けたいところです。C言語で#defineを使うような、MicrosoftのアセンブラMASMがマクロ機能を持っているような、そういうアプローチがあれば便利かもしれないと想像しています。
どうすればTeXらしいアプローチなのか考えてみたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿