どこから調べていったら良いのか困ってしまいましたが、Webで検索していたら、PKG_DEBUG_LEVEL=2を指定すると、pkgsrcでビルドしている途中の詳細情報が得られることが分かりました。つまり以下のようにコマンドを打つことになります。
# make PKG_DEBUG_LEVEL=2 install処理中の詳細な情報が出力されますが、次のような部分がありました。
: commands for target extract-rpm; set -x; set -e; /usr/pkg/sbin/rpm2pkg -d /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/.destdir/usr/pkg -f /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/.PLIST.rpm2pkg -s 1 /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/LibreOffice_5.1.0.3_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpmLibreOfficeのサイトで入手できるLibreOffice_5.1.0_Linux_x86_rpm.tar.gzを展開すると、中にrpmが46個入っています。そのrpmを全て展開するために、上述したコマンドが使われているようです。全rpmを展開すると、2,300個くらいのファイルが展開されます。どうやらそれらを/usr/pkgの下に置いているだけのように見えます。ただし一部のファイルはNetBSDの環境に整合するようにパッチがあてられているようです。
LibreOfficeのサイトにはLibreOffice_5.4.7_Linux_x86_rpm.tar.gzというファイルがありますから、これを上述した手順で展開し、/usr/pkgの下に強制的に上書きすれば良いのではないかと考えています。もしLibreOfficeが動かなくなったら、pkg deleteして再インストールすれば復活できると思うので、それほど致命的な事態には陥らないだろうと思います。
調査している最中に、ログを確認していると、次のようなメッセージが出ていることに気付きました。
==========================================================================もしかするとRPMFILESという変数を上手く利用すれば、 もっと簡単にLibreOffice 5.4.7にバージョンアップできるということでしょうか。こちらも試してみる価値がありそうです。
The following variables will affect the build process of this package,
libreoffice5-bin-5.1.0. Their current value is shown below:
* RPMFILES = /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/LibreOffice_5.1.0.3_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm
You may want to abort the process now with CTRL-C and change their value
before continuing. Be sure to run `/usr/bin/make clean' after
the changes.
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