出先で無線LANを使うための接続方式は、次のどちらかになります。
- WPAなどのセキュリティで保護されたネットワークの場合があります。このときには指定されているSSIDやパスフレーズから/etc/wpa_supplicant.confを作成すれば、マシンを起動するときにネットワークに繋がります。しかしマシンが悪いのか、NetBSDの問題なのか、それ以外の何かのせいなのか、ネットワークに繋がらないことも(よく)あるので、何度かリブートを繰り返します。しかし何度試しても全く繋がらないという経験は、これまでのところありません。
- 無料で利用できる公衆無線LANの場合は/etc/wpa_supplicant.confを使いません。使っても接続できるのかもしれないのですが、どのような設定にすれば良いのか不明で、上手くいったためしがないので、使わないことにしています。その代わりにifocnfigを利用しています。これはこれで成功しないことも多々あるのですが、苦労した挙句に最終的はなんとか繋がるので、今のところは我慢しています。できればスマートに繋げたいとは思っています。
もしWindowsのノートPC、スマホ、タブレット端末などを使っているのであれば、公共無線LANの接続はあっという間にできてしまうのでしょう。しかしNetBSDでは一苦労も二苦労も必要です。
まずSSIDが不明でした。空港のインフォメーションカウンターに問い合わせれば、なにか情報を提供してくれると思いますが、まずは自分で頑張ってみました。コマンドラインから「ifconfig wpi0 list scan」 とすると、SSIDのリストが見えるようになります。この結果を見るとSSIDは「osaka-airport-free-wifi」であると分かりました。
SSIDが判明すれば、後はネットワークに接続するだけ、ではあるのですが、ここでいつも苦労します。いろいろと試行錯誤を繰り返していると、そのうちに接続されるので、何をどうすると接続できるのか確定した情報がありません。今は以下の手順をおこなっています。
- バックグラウンドでwpa_supplicantが動いているとよろしくないようなので、停止させておきます。ところが、いつの間にやら気付くと動いていたりするので、なんども停止させる羽目になっています。
- 判明したSSIDでネットワークに接続する。コマンドは「ifconfig wpi0 ssid SSID」です。ここで「SSID」のところは、利用したいネットワークで指定されているもの(「jal」とか「osaka-airport-free-wifi」など)です。このコマンドを打てはSSIDが指定されるはずなのですが、念のために「ifconfig -a」などで確認しておきます。すると、何故か指定が効いていないことがあります。または、いったんは指定できているのに、いつのまにやら指定が消えていることもあります。なぜそうなってしまうのか、いまのところ原因不明です。
- 上述した手順だけで、ネットワークに接続され、IPアドレスを割り当てられることもあるのですが、割り当てられないこともあります。というか、割り当てられない場合がほとんどです。このため「/etc/rc.d/dhcpcd restart」などを実行しているのですが、これが必要なのか、むしろ実行しない方がよいのか、このあたりの手順もよくわかりません。
このようは方法で最終的にはネットが利用できるようにはなっていますが、一発で簡単に繋がることはありません。何が悪さをしているのか?確実な手順は何か?諸々の調査をしていこうと思っています。
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