ナショナル ジオグラフィック チャンネルで「カー・SOS 蘇れ!思い出の名車5」が放送されています。前作品のシーズン4の頃から番組の傾向が変わってきたと思っていましたが、今回のシーズン5では、その傾向がより鮮明になっていると感じます。
この番組「カー・SOS 蘇れ!思い出の名車」が放送された当初は、ボロボロになったクラシックカーを修復する過程に主眼がおかれていて、どちらかというと「DIY的」な番組だったような記憶があります。基本的に3週間で修理を完了させていたハズです。修理に必要なパーツを集める過程や、ボディを直すための工場での板金作業などにフォーカスしていた番組だったと思います。しかも修理が終わっても、(イギリスの車検制度がどうなっているの私はわかりませんが)「車検が通らないと、修理が終わっても車が公道を走れないから」とか語るシーンがあったと思います。
ところがシーズンを重ねるにつれて、番組の主眼がオーナーの闘病生活の描写に移ってきているように感じます。フォーカスしているのが「DIY的」なところから「人情物語的」な面に移ってきている気がしています。
クラシックカーを修理する過程はオマケ程度に触れられるくらいの扱いです。番組のスタンスが変わっていくのも、長寿番組の宿命なのかもしれません。
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