2017/04/22

愛知御津駅

青春18きっぷを使って東海道線を移動していたら「愛知御津」という駅があることを知りました。このネーミングは珍しいパターンで、普通なら旧国名を冠することが多いのです。実際に愛知御津駅の隣は三河大塚駅ですし、その隣は同様に三河三谷駅です。ところが愛知御津駅は「愛知」と県名を冠しているので、このようなパターンはあまりありません。

旧国名ではなく県名を冠する理由をウィキペディアでは次のように説明しています。
旧国名をつける三河御津も、当時は三河大塚駅が存在しておらず三河三谷駅が隣接していたため、混同(「みかわみや」と「みかわみと」で一字違い)を防ぐため旧国名の「三河」ではなく県名の「愛知」の冠称を用いた。

似通った名前になることを避けたということで、それは納得できます。ここでふと考えてみると、なぜ駅名の地域を限定するために旧国名が使われるのでしょうか。一説によると、それらの駅名は明治時代に作られた私鉄に由来するものが多いため旧国名を冠することが自然だったという事です。それは理解できます。

しかし旧国名を冠するのは駅名だけではありません。地方自治体の名前にも同じようなものがあります。例えば大和郡山市というのは、福島県の郡山市と区別するため生駒郡郡山町が1954年に市制施行する際に名付けられたものです。戦後になってからでも、旧国名を冠するのはシックリくるけど、県名を冠するのはパッとしないという意識が残っているということなのでしょうか。

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