Webを検索すると同様の現象が起きていることがわかります。根本的な解決策にはなっていないと思いますが、しばしば言及されるのは旧いバージョンのVirtualBoxをインストールすれば大丈夫という意見です。 旧いバージョンというのが具体的には何なのか確定された情報はないようですし、旧いバージョンのまま使い続ける必要があるのか、任意の最新バージョンに更新しても構わないのか、はっきりしません。
もうひとつ可能性として指摘されているのが、セキュリティ対策ソフトとの相性です。例えば「VirtualBoxのVMが起動できない(supR3HardenedWinReSpawn / セッションが接続できません)」とか「【VirtualBox】エラーで起動しなくなった(Error -104 in supR3HardenedWinReSpawn!)」という情報がありました。
そもそもVirtualBox側の問題なのか、セキュリティ対策ソフト側が悪いのか、確定できそうな情報は得られていません。以下に記すことも、当面うまくいったように見えるだけで、何時また駄目になるか分かったものではないのですが、事例として紹介します。
まず最初にインストールされている「VirtualBox」 をアンインストールし、ついでにマシンを再起動しておきました。
次にセキュリティ対策ソフトを停止させます。
- 「IBM Security Trusteer Rapport」を使っているので、停止させます。
- 「MacAfee インターネットセキュリティ 16.0 R11」を使っていますが、停止させることはできないようです。ひとまず「リアルタイムスキャン」を無効にしておきます。
その結果、無事にゲストOS(作ったばかりの「DOS」環境) が起動しました。DOSをインストールした訳ではないので、何かDOSの操作ができるということではありません。また過去に作成したゲストOSの環境も起動できました。
ここでセキュリティ対策ソフトを有効にしてみます。対象は「MacAfee」と「Rapport」です。またしてもエラーが出たらどうしようとヒヤヒヤしましたが、無事にゲストOSが起動しました。
さらにマシンを再起動してみます。Webで見つけた記事の中には、リブートしたら元の木阿弥だったという報告も見受けられました。幸いなことに、マシン再起動後もゲストOSが起動しました。
以上のように、エラーが出ても解決することは可能であることが確認できました。VirtualBoxは以前から使っていましたが、このようなエラーが出ることは無かったような気がします。しかも最近は頻発しているような感覚があります。ゲストOSを起動しようとして、また同様のエラーに遭遇してしまったら、例え解決方法が判明していたとしても、あまり気分がよくありません。
VirtualBoxが対処すべき問題なのか、セキュリティ対策ソフトが対処すべきなのか、いったい誰が解決する課題なのでしょう。またVMwareには、このような問題は起きていないのでしょうか。
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