2019-07-27

「梅雨明け」の基準と実態

気象庁のWebに「令和元年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」というページがあり、「 更新日:令和元年7月25日」では東海、関東甲信、東北南部、東北北部の梅雨は明けていないことになっています。しかし梅雨前線は、とっくの昔に消えていて(素人目には、そう見えます)、数日前から最高気温が30度を超すようになっていますし、既に梅雨は明けているように見えます。四国、中国、近畿は「7月24日ごろ」に梅雨が明けていることになっているので、東海や関東甲信も梅雨明けで良いのではないかおもいますが(素人考えでは)、きっと気象庁の「梅雨明け基準」の何かを満たしていないのでしょう。

気象庁が発表する情報は、さすがに「何となく」というわけにはいかないでしょうから、何らかの基準を踏まえて発表するのでしょう。熱帯低気圧が台風になり、さらに温帯低気圧に変わる場合や、台風の大きさや強さを表現する場合は、何らかの尺度に従って発表されます。それは現実を表していると言って良いだろうと思います。これに対して、気象庁が発表する「桜の開花日」などは、地元の桜を全て見て廻るわけにはいかないでしょうから、サンプルとして指定された「特定の桜」が開花したかどうかに過ぎないはずです。代表として選ばれた桜の開花が、その地域を代表すると考えて差し支えないように選ばれているはずですが、本当に代表しているのか評価はしていない(しようがない)だろうと思います。

話を梅雨明けに戻すと、Webを検索すれば「梅雨明けの基準」と思われるものが見つかります。しかし気象庁の判断を類推しているに過ぎないので、本当に間違いない情報なのかという確実性はなさそうです。

今年の梅雨明けは何時になるのでしょう。いつ発表されるのでしょう。もしかすると「既に梅雨は明けていました」という発表になるのでしょうか。

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