2019/04/01

能力の自己認識と他者評価

自己の能力を、自分がよく分かっているかというと、そういう訳でもありません。では他者の評価が合っているかというと、これまたそういう訳でもありません。その関係は千差万別ですが、類型化できるのではないかと思います。

グラフ化して表現するとしましょう。横軸に自己評価の軸を考えます。原点は、自己認識としての自己能力が「0」(すなわち無能だと自分では思っている)ということで、右にいくほど自己認識としての自己能力が高く、究極的には「∞」(すなわち神?)となります。縦軸には他者評価の軸を考えます。原点は、他者評価として見られている能力が「0」(すなわち無能だと思われている)ということで、上にいくほど他者評価として見られている能力が高く、究極的には「∞」(やはり神?)となります。

このXY平面で「y=x」のグラフが描ければ、自己認識と他者評価が合っているので、ストレスは少ないと思います。しかし現実には、もっと複雑なグラフになるでしょう。例えばボリューム(可変抵抗器) の変化には、「Aカーブ」、「Bカーブ」、「Cカーブ」というものがあります。「y=x」がBカーブです。

もしAカーブと見なされるなら、自己認識としては能力が(そこそこ)あるのに、他者評価としては無能と思われているということになります。

もしCカーブと見なされるなら、自己認識としては無能に近いのに、他者評価が極めて高いということになります。

これらの主張は単純化しすぎているかもしれませんが、現実問題として精確に測定することなどできないと思うので、ざっくりと表現するしかないだろうと思います。できればBカーブでありたいものですが、現実にはAカーブとして扱われている人が多いのではないでしょうか。

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