2019/01/08

オリエントとは

去年放送された「100分 de メディア論」で紹介された『オリエンタリズム』(E・W・サイード)を図書館で借りてきました。本来なら腰を据えて読むべきところですが、目を通すだけでも大変そうなので、貸出期間中はざっと眺める程度になりそうです。

最初の「第1章 オリエンタリズムの領域」 に次のような記述がありました(75頁)。
オリエントという語が、(中略)、極めて厳格に理解された。
この引用で略した箇所は次のように理解しました。要するに「オリエンタリズム」という語は、次の3種類として理解される場合があるということです。
  1. 単にアジア的東方全体の同義語 
  2. 遠く隔たっているものやエキゾチックなものを漠然と指し示すもの
  3. イスラム的オリエントを指すもの
「オリエンタリズム」という語の意味するところが、世間一般の理解として、この3種類だけという訳ではないと思います。しかしサイードは上述したような理解をしているのは間違いないでしょう。

オリエント(日本も含まれているのかもしれませんが)というものは、オリエントにいる人々が意識しているというよりも、(主として)西ヨーロッパの人々が描くイメージなのでしょう。もしかすると日本はオリエントに含まれていないかもしれません。

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