2019-01-06

北海道新幹線が札幌まで完成した時の道東

北海道新幹線は新函館北斗まで開通しており、札幌まで延伸するのは2030年頃が予定されています。まだ10年以上先なので、予定通り開業できるか確定している訳ではありません。ただし札幌延伸されることは確定事項です。

北海道新幹線が開業すると、並行している在来線がJR北海道から分離されることになります。既に江差線は道南いさりび鉄道としてJR北海道から分離されています。札幌まで延伸された時にも函館本線が分離される予定です。

JRから分離されると県域単位で会社が分かれることになるようです。東北新幹線が新青森まで開業したときには、JR東日本の東北本線が岩手県側のIGRいわて銀河鉄道と青森県側の青い森鉄道に別れました。北海道新幹線の場合、札幌まで延伸されても自治体としては北海道なので、道南いさりび鉄道とは別の会社になるのも変ですが、この会社名のままで小樽まで経営するのも、それはそれで変な感じがします。

いずれにせよJR北海道からは切り離されるのですが、そうすると函館駅はどうなるのでしょうか。現在は函館本線の起点としてJR北海道の管理下にありますが、函館本線が分離されてしまったら、駅だけJR北海道という訳にもいかないのではないでしょうか。

ここで対岸の青森駅を考えてみると、東北本線の起点だった青森駅は青い森鉄道の駅となってしまいましたが、JR東日本の奥羽本線の起点としての顔を持っているので、今でもJR東日本の管理下にあります。

これに対して函館駅は、もはや青函連絡船も廃止されていますから、北海道新幹線開業で函館本線が切り離されてしまうと、JR北海道との縁も切れてしまうのではないかと思います。これを避けるために、新函館北斗から函館まではJR北海道の管理下に残すという荒業も考えられるかもしれません。もしそうなると、室蘭本線と接続する長万部との距離が遠いので、運用が難しいでしょう。

北海道新幹線の札幌延伸は楽しみですが、並行在来線の分離や、函館駅の去就など心配事もあります。今後の展開を見守っていきたいと思います。

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