2019/01/11

北海道&東日本パスで青森駅から函館駅へ

北海道&東日本パスは、青春18きっぷと似ていますが、いろいろと違うところがあります。そのひとつが、青森から北海道に渡る場合の移動手段です。青春18きっぷの場合は、オプション券を購入しないと北海道新幹線を利用できませんし、道南いさりび鉄道も利用できません。そうなると他の移動手段と言えば青函フェリーになってしまいます。

これに対して北海道&東日本パスの場合には、新青森と新函館北斗の間に限定されるものの、別途立席特急券を買えば北海道新幹線が利用できるので便利です。北海道新幹線開業前でも、青森と函館の間に限定されますが、自由席特急券を買えば特急に乗車できました。

このようにメリットが多い北海道&東日本パスですが、結局のところ北海道新幹線が開業して便利になったかというと、微妙です。特に青森駅と函館駅を移動する目的にとっては、あまり便利とも言えません。大幅に不便になった訳でもないのですが、あまり便利になった実感はありません。

大きな違いのひとつは、特急料金です。北海道新幹線開業前の自由席特急券に比べて、北海道新幹線の立席 特急券は、値段が大きく上がりました。

もうひとつの違いは、北海道新幹線には自由席がないことです。全席指定席なので、乗車区間で指定が予約されていない席を探して座るか、ずっとデッキなどで立っているしかありません。指定の有無を判断する確実な方法はなさそうですが、乗車直前に自動券売機の予約状況を見ておくようにしています。そこで空席表示になっていれば安心して座れるハズです。そう思っていたのですが、空席を確認した後で、予約が入ってしまい、座っていた席を移動するはめになったこともありますので、最終的には運だと思います。

さて移動時間はどうなのでしょうか。在来線の特急が新幹線になって、早くなったのでしょうか。青森駅から函館駅に移動することを考えると、結論として別に早くもなっていないというところです。目的地が函館駅ではなく道央方面であれば、また違う結論になるかもしれません。

北海道新幹線開業前の時刻表(2015年12月)と開業後の時刻表(2018年12月)を使って、青森駅から函館駅に移動する時間を確認してみました。

2015年12月では、例えば次のような移動手段があります。
  1. 【移動時間1時間58分】青森[10:31](スーパー白鳥1号)→[12:22]函館
  2. 【移動時間1時間56分】青森[13:00](スーパー白鳥11号)→[14:58]函館 
  3. 【移動時間1時間51分】青森[15:06](白鳥17号)→[17:02]函館
上述した例と似たような時間を2018年12月の時刻表で調べると、次のようになります。
  1. 【移動時間2時間11分】青森[10:40]→[10:46]新青森[11:21](はやぶさ5号)→[12:22]新函館北斗[12:36]→[12:51]函館
  2. 【移動時間1時間46分】青森[13:16]→[13:24]新青森[13:31](はやぶさ15号)→[14:37]新函館北斗[14:47]→[15:02]函館
  3.  【移動時間2時間】青森[15:05]→[15:16]新青森[15:31](はやぶさ21号)→[16:34]新函館北斗[16:45]→[17:05]函館
このように北海道新幹線だけの乗車時間は短いのですが、トータルで移動時間を考えると、別に早くもなっていないことがわかります。これは青森側も函館がわも、駅が離れているためでしょう。もし青森駅や函館駅と同じ場所に新幹線の駅があれば、新幹線による速度向上のメリットをダイレクトに享受できたはずです。

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