2018/08/08

サマータイム

2020年の東京オリンピックのためにサマータイムを検討しているという報道があります(NHKオンライン「自民「サマータイム」導入検討も五輪までの実現は不透明」2018年8月8日 4時21分)。オリンピック期間中の暑さ対策として考えているようです。サマータイムにしたところで猛暑を凌げるわけでもないと思いますが、ここでは問わないことにします。

実施2年前になってから唐突にサマータイムを「検討」するというのが、まず驚きです。何を検討しようとしているのか不明ですが、もし本当にサマータイムを導入する気があるなら、実施する10年前くらいから対応し始めても遅くないでしょう。以前にあった「2000年問題」対応では、相当前から対応が始まっていました。

さらに面妖なのが、サマータイムを今後恒久的に実施するのではなく東京オリンピックの年だけでよいと考えているらしいことです。

昭和39年の東京オリンピックの時代なら、国民生活の中でコンピュータが広く利用されていた訳ではありませんでしたから、政府がマスコミを通じて号令をかけて「サマータイム」のようなものを導入することも可能だったかもしれません。 しかし今は違います。社会の隅々までコンピュータが導入されています。それらのシステムの時間設定を手作業とチャチャっと変えれば良い程度の問題ではないはずです。

導入しようとしても時間的に間に合わないと思うので、おそらく導入されないだろうと思います。

まさかとは思いますが、ITシステムの変更をおこなわず、国民全員に「(仮称)サマータイム換算表」のようなものを配布し、それを参照することで国民自身が対応することになるのでしょうか。今頃になってサマータイム導入が提唱され、しかもオリンピックの年だけで良いとか考えているらしいのを見ると、オリンピック運営組織の上層部の顔を思い出しながら、暗澹たる思いがします。

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