2018/12/30

報酬 vs 処罰

D・カーネギーによる名著『人を動かす』には次のような記述があります(「盗人にも五分の理を認める」より引用)。
世界的に有名な心理学者B・F・ スキナーは、動物の訓練では、善いことをしたときに褒美をやった場合と、まちがったときに罰をあたえた場合とをくらべると、前の場合のほうがはるかによく物ごとを覚え、訓練の効果があがることを実証した。また、その後の研究から、同じことが人間にも当てはまることが明らかにされている。批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うのがおちである。
人が自分を分析して、「褒められて伸びるタイプ」だとか「叱られて発奮するタイプ」とか言っているのをよく耳にします。どちらにしろ、本人がそう思っているのであれば、他人が「それは違う」とか口出しすることではないでしょう。

しかし指導的立場にある人物の場合は、どうでしょうか。こちらでも、「褒めてやる気を出させる指導方針だ」とか、「指導では徹底的に辱めて、そこから立ち上がってこない奴は使えない」とか、いろいろあるようです。指導方針にも他人が口出しすることはできません。

指導する側と指導される側とでは力関係がアンバランスであることを忘れ ないで欲しいと思います。

それも「帰省」なの?

2018年も残り少なくなり、報道による「帰省ラッシュきょうも 各交通機関で混雑の予想」らしいです。このようなニュースでは枕詞のように使われていて、ほとんど意識しませんが、よく考えると気になる表現があります。

NHKがテレビやラジオのニュースで読む原稿は、NHK NEWS WEBでも見られます。先に例示したニュースは、次のように始まります。
年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは30日も続き、各交通機関で混雑が予想されています。
「ふるさとで過ごす」のは「帰省」でしょうが、「行楽地で過ごす」のも「帰省」なんでしょうか。「帰省」というのは「郷里に帰ること」 なので、「行楽地」に向かうのは「帰省」とは違うでしょう。

「帰省ラッシュ」ではなくて「年末ラッシュ」であり、年明けは「年始ラッシュ」とでも呼べば問題ないと思うのですが、そういう訳にはいかない理由があるのか、疑問がつきません。

「逆ギレ」という言葉

「逆ギレ」という言葉が使われるようになったのは何時頃からでしょうか。個人的には汚い表現だと感じるので使いたくありませんが、老若男女を問わず使う人は使うようです。もともと「キレる」という言葉があり(これはこれで綺麗な表現とは言えませんが)、その派生として生まれたと思います。

意味としては、叱られている立場でありながら「逆」に「キレ」ているという(意識が発言者にはある)ことでしょう。そもそも「キレる」立場ではないにもかかわらず、その態度は何事かと詰問する意識が、そこにはあります。

「開き直る」という言葉が変質して「逆ギレ」として流通している感じです。

ここでふと思うのは、発言者が相手に対して「逆ギレ」という言葉を使うとき、発言者の意識には「(相手はキレるべきではないのに)逆にキレている(とは何事か、弁えろ)」と思っていることです。それが本当に「逆」なのか、もしかすると発言者が間違っていて「当然の反論」をしているだけなのか、さらには「キレている」(と発言者が思ったこと)がそもそも勘違いなのか、真実はケースバイケースで一般化はできません。

しかしながら確かに言えることは「発言者は『逆』だと思った」という事実です。言葉は人格や意識の奥底を明らかにします。発言者が意識していなかったとしても、口から出した言葉が発言者の心の奥底を表に見せているのは間違いないでしょう。

2018/12/27

国会中継を見ていて気になった「語尾」

別記事を書いている中で「バイト敬語」という言葉の存在を知りましたが、そう言えば国会中継を見ていると発言の中に特徴的な「語尾」があることを思い出しました。同じように感じる人がいるようで、Web上で次のような記事が見つかります。
必ずしも誤用ではないようです(しかし、時には間違った使い方もしているようです)が、TVで見聞きする以外、普段は聞いたことがありません(もちろん使ったこともない)。

NHK放送文化研究所のWebには「「準備してございます」というのは、おかしな言い方なのでしょうか。」という記事があり、森鴎外や島崎藤村、そして坂口安吾の小説の中には出てくる表現のようです。間違いではないし、そのような表現をしていた時代もあるようですが、廃れてきているのが実態でしょう。江戸時代には「~でござる」とか言っていたとしても(時代劇で聞いただけなので、本当にそうなのか不確かですが)、今日の日常会話で使えば、さすがに変だと思います。同じことではないでしょうか。

万葉集の東歌とオリエンタリズム

放送大学教養学部で「『古事記』と『万葉集』('15)」を受講しています。年が明けると単位認定試験が行われます。古事記にしろ万葉集にしろ、学校で学ぶことが多いし、ヤマトタケルの物語など有名な話は子供向けの書籍にもなっていますから、全く知らないわけではありません。しかし通読したことがなく、断片的な知識に留まっています。これを受講したことが、古典的名作を深く知るためのキッカケになれば良いと考えています。

今年最後の講義は「第13章 東歌と防人歌」でした。万葉集の後に編纂された和歌集との大きな違いは、朝廷の名立たる歌人ではない、東国とか防人のような都以外の歌謡が採録されていることだと思います。印刷教材には「当時の東国民謡をそのまま採録したものとは言い難い」(219頁)とあります。東歌や防人歌が『万葉集』に含まれているのは、時代を踏まえた意味があり、単なる「一大国民歌集」(215頁)という訳ではないとのことです。

このような事情があったとしても、『万葉集』にある東歌には「その異域性を一種のエキゾチシズムとして感じさせる意味」(220頁)があり、E・サイードの主張する『オリエンタリズム』と通じる意識があったと述べています。

ここでサイードの『オリエンタリズム』に言及された事に驚きました。NHKで放映されている「100分 de 名著」の特番として「100分 de メディア論」が放送されましたが、そこで中島岳志氏が取り上げた『イスラム報道』(サイード)の一環で『オリエンタリズム』も取り上げられていました。これらの書籍を読んだことは無かった(存在も知らなかった)ので、読んでみようかと思っていたところでした。

一見すると全く異なる分野(古典文学とメディア論)なのに、同じ書籍が参照されていることで、両者が繋がっていることを知りました。多方面に興味関心を持っていると、どこかで繋がっていくのだろうと思います。

~になります

近年間違った日本語として指摘されるのが「~になります」という表現です。これを指摘したのが『問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?』ですが、2004年の出版ですから、もう15年ほど前のことになります。しかも出版された時点では既に問題視されていたわけですから、この現象は約20年(もしくは、さらに長く)続いているということになります。

これ以外にも気になる表現がありますが、まとめて「バイト敬語」と呼ばれているようです。

話を戻して、「~になります」が気になるのは、「何かに変化する」という含意がある表現である事や、何故「~です」を使用しないのかという事です。上述した書籍で事例としてあげているのが、食堂で耳にする「こちらきつねうどんになります」です。何故「こちらきつねうどんです」と言わないのだろうかという疑問です。

この件に限らず日本語表現の話題では、「それは方言だ」とか、「言葉は変化していくものだ」、「文法的に問題はない」などの擁護意見が常に現れることです。その指摘が妥当か否かは、ここでは問わないでおきます。むしろ気になったのは、「~です」を「~になります」と表現することと、逆に「~になります」を「~です」と表現することが可換なのだろうかという点です。

この文章の最初で「~という表現です」と書きました。これを「~という表現になります」と書いたら、違和感はありますが、近年の表現の風潮を踏まえると、ありえない表現ではないでしょう。

さらに上述した文書では 「続いているということになります」とも書きました。これを「続いているということです」と書いたら、違和感はありませんが、ニュアンスが変わってくると思います。推敲することでどちらの表現を選ぶか選択することになるでしょう。

つまり「~です→~になります」≠「~になります→~です」という事ではないだろうかと思いました。もう少し事例を集めて考えてみたいと思います。

2018/12/26

巨人の星やアタックNo.1に対するキャプテン翼

1960年代後半に登場した「巨人の星」や「アタックNo.1」に対して、1980年代前半に登場したのが「キャプテン翼」です。これらの作品は漫画として登場し、アニメ化もされました。その当時の子供たちの人気スポーツにもなっていたと思います。人気スポーツだから漫画作品が生まれたのか、漫画作品があるから人気スポーツとなったのか、結局のところ因果関係は双方向だと思いますが、時代を反映していることは間違いないでしょう。

野球でもバレーでも、もちろんサッカーでも、選手は各々のポジションがあり、その守備範囲を中心でプレーするのが本来の役割です。しかし守備範囲から一歩も動かないという訳でもなく、臨機応変にフィールドを動き回ることになります。

しかし野球(やバレー)とサッカーは大きく違うところは、守備範囲から離れる距離ではないでしょうか。つまり野球であれば、レフトを守っている選手が、ライトや一塁などに行くことは、ほぼ無いと思いますが、サッカーであれば、ボールの移動によっては、サッカーコートの中を何処へでも移動してプレーする可能性があるでしょう。

しかもプロ選手であれば守備範囲と自分の役割を考えて行動するはずですが、 小中学生くらいの子供なら守備範囲も役割も無関係にフィールドを動き回っているように思います。これはサッカーなどでは顕著で、ボールの飛んで行くところに子供たち全員が集まります。だからサッカーコート上では、子供たちが集まっているところと集まっていないところの分布の差が大きく、突然ボールが空白地帯に飛んでいくと、そこへ向かって子供たちの集団が殺到していくという光景を、学校の校庭で繰り広げられているのを目にします。

ところで、会社で行われている大小のプロジェクトはどうでしょうか。メンバーには各々の役割分担があるはずです。しかしプロジェクトの進捗や目標は、サッカーのボールのように、誰の目にもはっきりと見えている訳ではありません(「見える化」というスローガンを掲げていたとしても、本当に「見えて」いますか?)。 もしかしたら小学校の校庭で繰り広げられているサッカーのように、メンバー全員が「見えている」と思い込んでいる目標に殺到し、他のフィールドが空白地帯になっていないでしょうか。

「見たいもの」や「見えやすいもの」ばかり見ているのではなく、「見えにくいもの」を見ようとしていく日々の積み重ねが大切だと感じています。「見えないもの」なんて存在しないと見くびるのではなく、「見えないもの」がある(はずだ)と考えていくところの先に答えがあるような気がします。

2018/12/23

「本質」は「形」

NHK Eテレで放映されている「100分 de 名著」の2018年12月のテーマはスピノザのエチカでした。別売テキストには次のようなことが書かれています(40頁)。
古代ギリシアの哲学は「本質」を基本的に「形」ととらえていました。
どういうことなんだろうと思いましたが、先を読むと次のようなことが書かれています。
つまり、家畜化された馬が持っている力と、シマウマが持っている力はその性質が大きく異なっている。力の性質に着目すると馬とシマウマはまるで別の存在として現れます。にもかかわらず、私たちはそれらを形でとらえるから、両社を同じく馬だと考えるわけです。
言わんとしていることが分かってきました。さらに先には次のようなことも書かれています。
「たとえば農耕馬と競走馬とのあいだには、牛と農耕馬のあいだよりも大きな相違がある。競走馬と農耕馬とでは、その情動もちがい、触発される力もちがう。農耕馬はむしろ、牛と共通する情動群をもっているのである」(『スピノザ 実践の哲学』前掲)。
本質を形で捉えると、農耕馬と競走馬はつまりは馬だ、ということになります。しかし性質で捉えれば、農耕馬と牛は同じものだ、となるのでしょう。しかし私たちは農耕馬と牛が同じだとは考えにくいのです。

上述したのは一例にすぎません。より開かれた見方ができるようにしていきたいと思いますし、そのための示唆を得られたと感じます。

指示待ちではなく、自ら動ける方

2018年12月16日付The Japan Times On Sundayにジャパンタイムズの社員募集広告が掲載されていました。そこに書かれていたのが、標題に書いたことです。どこの会社であっても同じ方針だと思いますし、「指示待ち」を積極的に募集する会社は存在しないと思います。

このような事に限らず、どこの組織でも何らかの評価基準があって、それに基づいて評価されると思います(建前としては)。評価されるタイミングで、泥縄式に評価基準を(後付けで)作って評価されるのでは、怖くてやっていられません。評価される時点で、いきなり聞いていなかった評価基準が提示されるような状況では、評価が恣意的になる恐れがあり、公平とは言えないでしょう。このような状況が現実に存在するのか、もしくは存在したとしても公には存在するとは言えないのか、なんとも言えませんが、ふと脳裏に浮かんだのは、車を運転する際のウィンカーを出すタイミングです。

車がウィンカーを出すのは、車線を変えるとか、左折(もしくは右折)する何秒か前です。自動車教習所では厳しく教えられますが、公道を走る車がウィンカーを出すタイミングは、そうではないようです。車の運転者は既にハンドルを切っていて、車線変更が始まってから申し訳程度にウィンカーを出すだけという運転をしている車は少なくありません。ウィンカーを出さずに車線変更をするよりはマシですが、何のためにウィンカーを出しているのか理解しているとは言えないでしょう。

評価基準とウィンカーは、突拍子もない連想のようですが、根は同じところにあるように思えるのです。

平成の次の年号は何?

もうすぐ2018年は終わり、2019年を迎えます。西暦は今後も年を重ねていきますが、「平成」という年号は来年後半には無くなっています。いったい年号は何になっているのでしょうか。

日本で年号が使われるようになったのは「大化」からですが、明治よりも前は天皇の代替わりとは無関係に改元されていました。何か凶事があったりした時に気持ちを新たにするために改元されたりしていました。それを明治以降は天皇の在位と元号を合わせている訳で、日本に元号が導入される前の状況と同じになっています。要するに「推古天皇の御代の3年目」のような考え方になっているわけです。

社会の変化と天皇の在位が同期していれば良いのですが、そういう訳にもいきません。明治時代はどうの、大正時代はどうのと言ったところで、改元に合わせて社会や文化が変化するわけではありません(影響は受けるとは思いますが)。

いっそのこと社会の大きな変化で改元しても良いのではないかとも思います。例えば昭和20年は日本にとって大きな節目なので、そこで改元するわけです。例えば昭和20年を戦後元年とするとか、バブルが崩壊して「失われた十年」とか「失われた二十年」とか呼ばれているので、バブル崩壊の年を失われた元年(元号を漢字二文字とするのも止めるわけですが)とするのです。

ここで書いたのは半ば冗談です。はたして新しい年号は何になるのでしょうか。

教育観の違い

2018年12月21日付The Japan Times Alphaに掲載されている「3-minute Reading With Kip」に次のようなことが書いてありました。
In the U.S., children are encouraged to think for themselves, explore the world and learn from their failures.  In Asia, children are shown the "correct" way, then are carefully guided until they master this.
この教育観の差異は、絶対的という事ではなく、そのような傾向があるという意味だと思いますが、確かにその通りかもしれません。

よく日本人は完璧主義で、失敗を恐れて行動しない(できない)と言われます。失敗から学ぶためにも、まず行動すべきだという意見を耳にしますが、いざ失敗すると非難が怒涛のように飛んでくる面もあります。行動して非難される(出る杭は打たれるという諺もありますし)よりも、行動しないで埋没しているのを選ぼうとするのも、やむを得ないとも思います。

悪い面は目につきやすいが、良い面は気付きにくいという事なのかもしれません。

生活

2018年12月21日付のThe Japan Times Alphaに掲載されていた記事「シネマ倶楽部」の中の「これを読めば映画ツウ!」に次のような箇所がありました。
この頃、婚活や終活など「~活」という言い方が増えているが、
学生の就職活動を「就活」と略しているのは昔からだと思いますが、近年「~活」が増えてきているのは感じていました。結婚するために「婚活」、子供を授かるために「妊活」はまだ良いとして(良くない?)、人生の終末期を迎えて「終活」とは、いったい何だろうと思います。

とにかく何でも「~活」なので、いいかげん食傷気味です。そう感じていたところで「生活」を見て、一瞬混乱しました。生きるための活動という事で「生活」かと思ってしまいました。最近は格差が二極化してきていて、生活が苦しいと訴える人も少なくないので、そういう人達にとって「生活」は大切なことなのかと思ってしまいますが、よく考えると「生活」って昔からある単語でしたね。

2018/12/07

「いただきます」の倫理

国立民族学博物館が友の会会員に送付する「月刊みんぱく」の208年11月号(通巻494号)の巻頭エッセイ「千字文」は「「いただきます」の倫理」(伊勢田 哲治)でした。その内容を紹介したい訳ではありませんが、文末に書かれている意見には考えさせられました。そこだけを以下に引用します。
こうした出所のはっきりしない考え方がわずか十数年で現在のように流布していることを考えると、「『いただきます』 の倫理」は日本人の根深い動物倫理観と結びついていると思われるし、(以下略)
私がエッセイで論じられた内容に同意するかどうかという事ではなく、引用した文の先頭にある「出所のはっきりしない考え方がわずか十数年で現在のように流布している」という点に強く引き付けられました。話しが飛ぶと感じられるかもしれませんが、この文を読んだ時に私は、ここ数年で「電子メールのマナー」とされている(らしい)ことを思い出しました。

どのようなことなのかというと「電子メールは日中に送信する のがマナー」だというようなのです。もうすこし説明すると、日中というよりは「就寝中に受信するのは許されない」ということらしいです。何故かというと「就寝中にスマホ(もしくは携帯)の着信音が鳴ると、安眠を妨げる」からなのだそうですが、私自身はナンセンスだと感じます。

電子メールをスマホ(や携帯)で受信するか否かは受信者の志向にすぎず、PCで受信するユーザだって相当数いるはずです。さらにスマホ等で受信するとしても着信音が鳴るかどうかだって受信者の設定状況にすぎません。着信音がうるさくて就寝中に目が覚めてしまうなら、鳴らないようにしておけば良いのではないかと思うだけです。

用件がある相手に、電話をかけるのではなく、電子メールを使う判断をするメリットの最たるものは、相手にダイレクトに繋がらないことだと思います。電話だと、その瞬間に相手が何をしていても割り込むことになりますが、電子メールならその心配はありません。着信と同時に相手が電子メールを見て、直ちに反応して、ほとんど電話と変わらないレスポンスが得られるかもしれませんが、それは偶然であって、電子メールのレスポンスタイムにリアルタイム性を求めるのは筋違いです。

電子メールのマナーに関する不思議な言説が流布する背景には、電子メールの送受信をスマホで済ませる利用者が多く(相当多い?)、また日本国内の中でやりとりしているだけであることがあるようです。それはそれで別に構わないのですが、何しろ今はグローバルな時代ですから、日本の裏側にあるような国々とも簡単に電子メールでコミュニケーションできるのです。相手の日中は日本で夜間ですから、「(日本の)日中に受信できるように電子メールを送るべきだ」というのは、とても傲慢な主張と言えるでしょう。

上述の「マナー」が常識と化しているとは思っていませんが、そのようなニュアンスの主張が何かの折に顔を見せるのは経験しています。このような不思議なマナーが登場する根本にも、日本人の奥底にある感覚に起源があるのかもしれません。

2018/12/06

「3Dビューアー」に変わっている!

Microsoft Windows 10のスタートメニューに「3D뷰어」というエントリーが現れ、いったいなんだろうと思っていました。ところが、さきほどスタートメニューを見たら「3Dビューアー」に変わっていました。つまりハングル表記だったのは、ただのバグだったということでしょうか。

これがバグではなかったとしても(個人的にはバグだったのだろうと判断していますが)、その存在を認識し、意識に上らなければ、有耶無耶のうちに問題が通り過ぎても気が付きません。禅問答のようですが、問題か否かに関わらず、意識することは大切だと思います。

2018/12/04

ディスコースマーカーと英作文(または英借文、もしくは要約)

英語(に限らず、外国語一般)を学ぶには、4技能(読む・書く・聞く・話す)をバランスよく伸ばすと良いと言われます。受信技能(読む・聞く)を伸ばすには、英文を読んだり、英語番組などを聴けばよいでしょう(能力がぐんぐん伸びるとは限らないかもしれませんが)。インターネットで探せば、一生かかっても読み切れないほど、聴き終わらないほどの素材が見つかります。

しかし発信機能(話す・書く)を練習するのは大変です。特に「話す」ためには相手が必要ですから、英会話教室に通うなどの方法をとらないと、一人で練習するのは困難が伴います。それに比べると「書く」のは、一人でも出来ることです。書いたものを評価するには誰か指導者が必要にはなりますが、書くだけなら一人で出来ます。しかし「書く」ための練習(それも日々おこなうような基礎訓練)として何をしたら良いのか、なかなか見つけられませんでした。

インターネットで方法を探すと、いろいろな方法が提示されていることは分かります。例えば「日記を書こう」とか「英語の文章を数文で要約しよう」というものが見つかりますし、「グズグズ言わずに、手を動かして英文を書けばよいだけだ」というものもあります。おっしゃる通りではありますが、どうも習慣にならず、最初の一歩が踏み出せずにいました。

何か方法がないものかと考えていたところ、Yahoo知恵袋で「英語の和文英訳が本当に解けません。」を見つけました。この質問のベストアンサーとして選ばれていた回答では、ディスコースマーカーと英借文が勧められていました。 英借文は知っていますが、ディスコースマーカーは初耳でした。

学習参考書ですがZ会から『ディスコースマーカー英文読解』が出ているようです。「ディスコースマーカー」とは、文と文とを繋ぐときの決まり文句のことのようですが、それほど大量にある訳ではないので丸暗記してしまう必要があるようです。

英語学習初級者が練習として書く英文は、小学生低学年が書くような単純な文になりがちです。それを幾つも集めて文章にしたところで、子供っぽさが強く表れてしまいます。そこでディスコースマーカーを使えば、多少はマシな文章に見えることでしょう。

ディスコースマーカーという用語は初耳でした。英語を学ぶ過程で、これまでも見たことはありますが、「ディスコースマーカー」という用語で整理した説明は見た記憶がありません。学参書レベルの文法書でも、話題として取り上げられていないような気がします。

ディスコースマーカーを学べば英作文が出来るようになるという訳でもないと思いますが、英作文が出来るようになる為にはディスコースマーカーを学んでおくと良いと感じています。

2018/12/02

新幹線品川駅のホームドア

新幹線に限らず在来線でも、駅のホームにはドアが設置されるようになってきています。ホームドアのない駅もありますが、今後工事されていくのだと思います。ホームドアの動作は、基本的には、車両がホームに到着し停車してから、おもむろにホーム側のドアが開きはじめ、次に車両側のドアが開き、乗客が乗降する、というのが基本的です。

新幹線もホームドアの動作は同じはずなのですが、(確か)品川駅の新幹線ホームは動作が違います。

新幹線がホームに滑り込んでくると、車両が停止していないのにホームドアが開きはじめます。車両が停止した時には、ホームドアが完全に開いています。だから、車両側のドアを直ちに 開くことができます。車両が停止してからホームドアが開き始めるよりは、乗降できるまでのタイムラグが短くてすむので、一見すると利便性が高い(ような)気がします。

しかし考えてみると、「利便性が(本当に)高い」のなら、品川の新幹線ホームに限らず、在来線などの全てのホームドアでも同様の動作にすれば良いはずなのに、そうなっていないのは何故なのでしょうか。そもそもホームドアは何のためにあるのでしょうか。

昔は(新幹線だって)ホームドアは無かったので、車両がホームに入ってきたり出発していく時に不慮の事故が起きていたわけです。その危険を避けようとしてホームドアが設置されるようになっているので、現状のように車両が完全に停止してからホームドアが開く方が望ましいと思います。

2018/11/13

「3D뷰어」って何?

Windows10のスタートメニューに「3D뷰어」というアプリが登録されていることに偶然気付きました。一瞬ウィルスにやられたのかと焦りました。調べてみるとMicrosoftが発行元になっています(偽装しているのでないならば)。

Yahoo! JAPAN知恵袋にも「「 3D 뷰어 」というアプリが、いつの間にかパソコン(windows10)に入っていました」という質問があがっています。この他にも「3D뷰어(3Dビューアー)」という情報も見つかりました。

Windowsアップデートで勝手に入れられたようですが、なんでこんなことをするんでしょうか。

VirtualBoxを動かすためにIBM Rapportをアンインストール

Windows 10上で数年前からVirtualBoxを利用していましたが、今年の春頃から動かなくなることが多くなりました(たまに動くこともありますが、数日すると駄目になります)。原因が何なのか不明で困っていましたが、どうやらIBM Rapportが原因らしいという情報を得ました。IBMでは状況を認識しており、対応する予定のようです。しかし何時になったら対応するのか分からないので、当面の解決策としては、以下の何れかを選択するしかありません。
  1. IBM Rapportの対応を待ち、それまでVirtualBoxを使わない。
  2. IBM Rapportをアンインストールし、問題の原因を取り除く。

当初はIBM Rapportの対応を待とうと思っていたのですが、何時まで待てば良いのか分からないし、それまでVirtualBoxを使わないのも不便です。そこでIBM Rapportをアンインストールしてしまうことにしました。

IBM Rapportをアンインストールして、改めてVirtualBoxをインストールしました。問題なく利用できて、安心しました。

IBM Rapportをアンインストールする際に、最後にブラウザにIBMへの報告フォームが開きました。アンインストールする理由を尋ねられたので、「Oracle VirtualBoxが動かないから」という理由を書いて送信しました。早いうちに対応してくれることを願っています。

「自動車教習所」の呼び方バリエーション

自動車の免許を取得するために「自動車教習所」に通うことが多い(必須ではありませんが)と思います。ウィキペディアには次のような記述があります。
 道路交通法の上では「自動車教習所」とされているが、名称(屋号)は「〜自動車学校」「〜ドライバーズスクール」「〜ドライビングスクール」「〜モータースクール」「〜ドライビングカレッジ」などと名乗っている所もある。世間一般には「自動車学校」や「教習所」ではなく、その地域によって独特の呼び方(例:「車校」しゃこう、愛知県など、「自練」じれん、沖縄県[2])も存在する。株式会社や有限会社の運営する教習所が多いが、一部には市町村が設置した公立の教習所、学校法人や交通安全協会の運営している教習所も存在する。都市部では二輪教習専門の教習所もある。

この引用中にもありますが、普段の会話では省略した呼び方をしている筈です。これまでに耳にしたり目にしたことがあるのは、例えば↓です。
  • 「自校 」→「自」動車学「校」
  • 「車校 」→自動「車」学「校」
  • 「自教」→「自」動車「教」習所
  • 「DS」→Driving School
ウィキペディアにある「自練(じれん)」というのは初めて知りました。多分この他にも地域独特な呼び方があるのでしょう。どのようなバリエーションがあるのか、気になるところです。

2018/10/31

OpenVMS Hobbyistライセンスを更新した

OpenVMS Hobbyist Programのためのライセンスが、だいたい1年間で有効期限が切れるので更新手続きをおこないました。去年と同様に「OpenVMS Hobbyist Registration」から申請しました。ここから申請しても、ちゃんと受け付けられているのか心配しており、いつも返事が来るまでに数日かかるるのですが、今回はなんと申請してから約6時間でPAKがメールされてきました。あまりの素早さに驚きました。

今回入手したPAKの有効期限は2019年11月末までだったので、有効期限はきっちり1年間ではなく、約1ヵ月分ほどゆとりを持たせているようです。また来年11月末頃になったら、PAK取得の申請をおこなおうと思います。

2018/10/28

VirtualBoxが使えなくなる原因はIBM Trusteer Rapportか

Windows10上でVirtualBoxを利用していますが、定期的に使えなくなります。Web上を検索すると同様の事例が数多く見つかり、解決策が書かれている場合もありますが、僕の場合は解決できていません。このブログに以前に書いたとおり、土曜日の晩か日曜日の朝に動く「何らかの」処理が怪しいと思っています。その前は問題ないのに、その後は使えなくなるからです。VirtualBoxのバージョンは関係ないようです。

どうにも困ったものだと半ば諦めており、VMware Playerに乗り換えようかとも考えたこともあるのですが、(しつこいようですが)諦めきれないところもあるのです。

思い出したようにWebで解決策を検索しているのですが、 次のような情報を見つけました。
  1. Virtualbox上で仮想マシンを起動しようとするとエラーになる 
  2. [Resolved] Hardening errors suddenly appear when starting all VM's
  3. 【VirtualBox 解決】エラーで起動しなくなった(Error -104 in supR3HardenedWinReSpawn!)
この1番目の情報によると、原因は「IBM Trusteer Rapport」にあるようです。書いてある情報によると、カスタマーサポートに相談して対策を見いだしたようです。しかし以下のように書かれているので、根本的な解決にはなっていないようです。ただし「本事象はTrusteer社でも認識しており、バージョンアップで対応予定」とも書かれているので、将来は解決されることが期待できます。
ただ、この措置はVirtualboxを使用する時に行って、ネットバンキングを使用する際は元に戻すようにとのことでした。
僕もRapportがインストールされているので、原因は同じではないかと思います。インストールされているのは「バージョン: Emerald Build 1930.100」とあり、これが現時点での最新版のようです。何時頃のバージョンアップで対応してくれるのか分かりませんが、期待して待っていようと思います。

2018/10/26

新しい技術で生活習慣が変わっていく気がする

一般論としては、何か新しい技術が世の中に導入される事で私たちの生活習慣が影響を受けるのは、至極当然なので、わざわざ「新発見!」であるかのように発言するほどの事ではありません。

しかし具体論としては、いろいろな事例があり得るので、あえて語ることも認められるでしょう。

古い例えになりますが、電卓です。これが一般に普及することで、人々の暗算能力が劣化することが懸念されました。結局今日の我々の計算能力は、維持されているのでしょうか。それとも予想通り劣化したのでしょうか。

また別の例なら、携帯電話です。(電波が届き、電源が落ちていないという条件がありますが)何時でも相手と連絡がとれるようになりました。そのことで様々な生活習慣の変化がありました。その一例として、誰かと会う約束をした時に、事前に会う場所を決めておかなくても、その時点で携帯に電話すれば良くなりました。予め細々と決めておく必要がなく、出たとこ勝負でもなんとかなるという生活態度が一般化しつつあるように思います。それが誰かと会う状況だけなら構いませんが、生活のあらゆることに拡がると、それはそれで困った状況だと感じています。

 もう一つ例を挙げると、カーナビです。地元ならば土地勘も働きますが、知らない土地を運転する場合にカーナビがあれば大変便利です。しかしカーナビを使っている人(私は持っていませんが)に聞くと「道を覚えなくなった」と言います。カーナビを使わずに知らない土地を運転すると道を間違えてしまうことは避けられません。そうならないように目印となる建物や標識に注意を払うようにします。別に記憶するつもりはありませんが、無意識のうちに覚えているようです。何年も経ってから同じ道を走ると、過去の記憶が蘇ることがあることを体験しています。

さて、このような具体例として新たに付け加わるのが「スマホ」だと思います。しかも音声認識に対応した検索エンジンです。僕はスマホ「も」持っていませんが、所有者の行動を見ていると、会話の最中に疑問が生じると、すぐに「音声認識対応の検索エンジン」で調べようとします。そして見つかった情報をオウム返しで語るだけの「スピーカー」になっています(本当は人間のハズなんですが)。 個人の知識や経験に基づいて語るような状況が薄れていく傾向になると感じています。

自分の頭で考えなくても、「インターネットが自分のナレッジデータベースになってくれる」というキャッチフレーズは魅力的ですが、それが一般化した時に、自分で考えることは一体何なのでしょう。はたして、その能力は維持できるのでしょうか。

2018/10/20

くしゃみをすると「Bless you.」

The Japan Times Alphaのコラム「Odds & Ends」(James Tschudy著)の今月のテーマは「Three-step processes」です。2018年10月12日号は第2回でタイトルは「Colds」でした。風邪をひいたときの第2段階に関する話題のなかで、くしゃみをしたら「Bless you.」と声がかかるという内容がありました。英語圏における習慣だということは知っていましたが、その習慣が生まれるようになった理由は知りませんでした。それについてコラムでは次のように説明しています。
It's a custom that started in the 14th century when the Black Death was killing millions of people in Europe.  Sneezing and coughing were symptoms and people believed if you sneezed, you were going to die soon.
中世ヨーロッパで黒死病が猛威をふるって人口が大きく減少したという話は聞いていましたが、それが発端となったというのです。

日本でも誰かがくしゃみをすると「誰かが噂しているよ」と声がかかることがあります。この習慣も考えてみると不思議な話です。なぜ誰かが噂をしているという話の流れになるのか、この起源はいったい何なのでしょうか。

このような、よく考えてみると何故そういう話になるのか不思議な習慣というものは、きっと世界各地にあるのでしょう。 それが固有の文化というものだと思います。くしゃみをした時、日本人だと思いもつかないような、世界各地の意外なリアクションにはどのようなものがあるのか興味がでてきました。

2018/10/15

NetBSDのpkgsrcにあるmisc/libreoffice5-binのバージョンを5.1.0.3から5.4.6.2に変更成功

NetBSD/i386でpkgsrcからmisc/libreoffice5-binをインストールしています。このパッケージではLibreOffice 5.1.0.3のLinux用RPMが展開されるので、なんとかしてバージョンを上げたいと思っていました。ちょっとだけ小細工が必要でしたが、LibreOffice 5.4.6.2をインストールすることに成功しました。

基本的な方針は「RPMFILES」を使ってLibreOffice 5.4.6.2のRPMを指定することです。/usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-binmakeすると途中で次のようなメッセージが出てきます。

==========================================================================
The following variables will affect the build process of this package,
libreoffice5-bin-5.1.0.  Their current value is shown below:

        * RPMFILES = /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/LibreOffice_5.1.0.3_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm

You may want to abort the process now with CTRL-C and change their value
before continuing.  Be sure to run `/usr/bin/make clean' after
the changes.
==========================================================================
「RPMFILES」という変数でRPMのファイルを指定することができるようです。それは分かりましたが、具体的にどのようにして指定するのでしょうか。まず環境変数として指定してみましたが、うまくいきませんでした。つぎにコマンドラインで指定してみたところ、分かってくれたようです。
# cd /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin
# make 'RPMFILES=/path/to/LibreOffice_5.4.6.2_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm'
*snip*
==========================================================================
The following variables will affect the build process of this package,
libreoffice5-bin-5.1.0.  Their current value is shown below:

        * RPMFILES = /path/to/LibreOffice_5.4.6.2_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm

You may want to abort the process now with CTRL-C and change their value
before continuing.  Be sure to run `/usr/bin/make clean' after
the changes.
==========================================================================
エラーも出ずにインストールが完了したのですが、試しにLibreOffice Calcを起動してみましたが、駄目でした。

 そこで調べてみると/usr/pkg/bin/scalc/usr/pkg/opt/libreoffice5.1/program/scalcへのシンボリックリンクになっています。pkgsrcが想定しているのはLibreOffice 5.1.0.3ですから、RPMだけLibreOffice 5.4.6.2のものを使っても、このあたりはうまくいかないのでしょう。

安直な対処方法として、libreoffice5.1という名前のシンボリックリンクを作成し、libreoffice5.4を指すようにしてみました。こんな感じです。
# cd /usr/pkg/opt
# ls -l
total 8
drwxrwxr-x  2 root  wheel  512 Oct 15 07:37 libreoffice
lrwxrwxr-x  1 root  wheel   14 Oct 15 13:28 libreoffice5.1 -> libreoffice5.4
drwxrwxr-x  7 root  wheel  512 Oct 15 07:37 libreoffice5.4
この状態で改めてLibreOffice Calcを起動させてみたところ、無事に起動しました。バージョンを確認すると、ちゃんと5.4.6.2になっています。

こういう対応方法でよかったのか疑問が残りますが、良しとしましょう。

2018/10/08

NHK「世界ふれあい街歩き」の謎

NHKで放送されている「世界ふれあい街歩き」を観ていると、ごく稀に不思議な会話に出くわします。この番組は、公式サイトの「よくある質問」でも解説しているように、ナレーションを担当している本人が現地で会話している訳ではなく、現地スタッフが交わした会話を日本語で吹き替えているだけです。
ナレーターは、現地に同行している訳ではありません。撮影は、カメラなどの技術者と、ディレクターに通訳兼任の現地コーディネーターで行われます。ですから現地での撮影では、現地語を話すコーディネーターと街の人が会話をしているのです。
そこは納得しているし、疑問を持つところではないのです。不思議なのは、会話の相手をしている現地の人自身が、撮影しているのが日本のテレビ局だと分かっていると思われる反応をしている点です。

この番組のセールスポイントは、事前に入念に仕込みを済ませて会話をしている訳ではなく、現地スタッフがぶっつけ本番で会話の相手を探している点にあるはずです(多分)。そうであるなら、会話相手には何の番組なのか分からないまま(おそらくテレビカメラがあるから何かの番組であることは推測できるとしても)会話しているんだろうと思います。

番組を見ていると、常にという訳ではありませんが、こちらが日本のテレビ局だと理解しているかのような発言をする現地の人が登場します。どうして分かったのでしょう。もしかすると、撮影クルーは、日本の国旗を振りながら撮影しているとか、「私たちは日本のテレビ局です」と書かれたゼッケンを身に着けているとかなのでしょうか(まさかと思いますが)。

この辺の事情は舞台裏の話だと思うので、公にするような事ではないと思いますが、ちょっと気になっています。

2018/10/04

朝のニュースでJR東日本が伝える鉄道情報では「新幹線≠東海道新幹線」

東京でNHKの朝のニュースを視ていると道路情報とか鉄道情報を伝えています。ここで道路情報は「日本道路交通情報センター」の担当者が、鉄道情報は「JR東日本」の担当者が情報を伝えています。

気になったのは鉄道情報の方です。山手線とか中央線などの在来線はよいのです。でも例えば「新幹線に遅れはありません」などと伝えている時の「新幹線」というのは「東海道新幹線」ではないんですね(当然かもしれませんが)。

JR東日本が管理している「新幹線」というのは、東北新幹線とか上越新幹線などです。東海道新幹線を管理しているのはJR東海ですから、JR東日本が伝える「新幹線」の情報の中に「東海道新幹線」は入っていないのです。

視聴者の側の都合から考えると、朝のニュースで鉄道情報を視る意味というのは、自分の行動に対する影響の有無を気にしているいる訳です。在来線も気になると思いますが、新幹線(それも東海道新幹線)のことだって気になるでしょう。そこで「東海道新幹線はJR東海の管轄なので、JR東日本が情報を伝えることはない」というのは、それはそうでしょうが、視聴者の都合よりも、放送側の都合を重視しているように感じます。

道路情報は「日本道路交通情報センター」という、NEXCO東日本でも首都高速道路株式会社でもない、独立的な組織が情報を伝えているのですから、鉄道も同様の組織があれば良いような気がします。

awkでフィールド区切り文字が無くなるのは、そういうもの?

awkでスクリプトを作っていて気付いたのですが、フィールドの内容を変更すると、FSで指定したフィールド区切り文字が消えてしまいます。例えば以下のような場合です。
% echo 'A:B:C' | awk -F: '{$2 = "Z"; print $0}'
A Z C
OFSを指定しておけば、とりあえず思っていたような結果が得られますが、すっきりしません。
% echo 'A:B:C' | awk -F: -vOFS=: '{$2 = "Z"; print $0}'
A:Z:C
awkが上述したような動作をするのは、「仕様」ということなのでしょうか。

2018/09/30

NetBSDのパッケージにあるmisc/libreoffice5-binの解析

NetBSD/i386でパッケージmisc/libreoffice5-binからインストールしたLibreOffice 5.1.0.3を使っています。このバージョンは旧いので、もっと新しいバージョンにしたいと思っています。しかしpkgsrcの枠組みでインストールしているため、勝手にLibreOfficeのバージョンを上げても構わないものなのか気になっています。要するに、LibreOfficeのWebサイトに最新版のrpmが置いてあるのは確認していますが、これを勝手にNetBSD上のディレクトリに展開しても構わないのでしょうか。NetBSDのpkgが管理している情報と不整合を生じたり、またはpkgが変更を加えている情報と合わせておくなどの対処をしなくても良いのでしょうか。ちょっと心配です。

どこから調べていったら良いのか困ってしまいましたが、Webで検索していたら、PKG_DEBUG_LEVEL=2を指定すると、pkgsrcでビルドしている途中の詳細情報が得られることが分かりました。つまり以下のようにコマンドを打つことになります。
# make PKG_DEBUG_LEVEL=2 install
処理中の詳細な情報が出力されますが、次のような部分がありました。
: commands for target extract-rpm; set -x; set -e; /usr/pkg/sbin/rpm2pkg -d /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/.destdir/usr/pkg -f /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/.PLIST.rpm2pkg -s 1 /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/LibreOffice_5.1.0.3_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm
LibreOfficeのサイトで入手できるLibreOffice_5.1.0_Linux_x86_rpm.tar.gzを展開すると、中にrpmが46個入っています。そのrpmを全て展開するために、上述したコマンドが使われているようです。全rpmを展開すると、2,300個くらいのファイルが展開されます。どうやらそれらを/usr/pkgの下に置いているだけのように見えます。ただし一部のファイルはNetBSDの環境に整合するようにパッチがあてられているようです。

LibreOfficeのサイトにはLibreOffice_5.4.7_Linux_x86_rpm.tar.gzというファイルがありますから、これを上述した手順で展開し、/usr/pkgの下に強制的に上書きすれば良いのではないかと考えています。もしLibreOfficeが動かなくなったら、pkg deleteして再インストールすれば復活できると思うので、それほど致命的な事態には陥らないだろうと思います。

調査している最中に、ログを確認していると、次のようなメッセージが出ていることに気付きました。
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The following variables will affect the build process of this package,
libreoffice5-bin-5.1.0.  Their current value is shown below:

        * RPMFILES = /usr/pkgsrc/misc/libreoffice5-bin/work/LibreOffice_5.1.0.3_Linux_x86_rpm/RPMS/*.rpm

You may want to abort the process now with CTRL-C and change their value
before continuing.  Be sure to run `/usr/bin/make clean' after
the changes.
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もしかするとRPMFILESという変数を上手く利用すれば、 もっと簡単にLibreOffice 5.4.7にバージョンアップできるということでしょうか。こちらも試してみる価値がありそうです。

2018/09/25

コンビニは立ち読み禁止?

コンビニの店構えは、セブンイレブンでもファミリーマートでもローソンでも、だいたい同じような作りになっているようです。出入り口に面した壁面はガラス張りで店内がよく見えるようになっています。そしてガラス張りの壁面には雑誌売り場になっていることが多いようです。

何かで耳にした話によると、このような店構えになっている理由は、雑誌を立ち読みしてもらうことで店内に客が入っていることが外部から見えるようにして、客が入店しやすくさせる仕組みなのだそうです。たしかにガラガラの店舗に入るのは躊躇してしまうこともあるでしょうし、立ち読みであっても客が店内にいれば、他の客も気兼ねなく入店してくるのかもしれません。

そういう訳で、コンビニでは「立ち読み歓迎」なのかと思っていました。余談になりますが、一般的な書店では、立ち読みが歓迎されているとは必ずしも言い切れないところがあると思います。最近ではカフェ併設書店のようなところも増えてきていますが、少なくとも書店にとって書籍は商品なので、立ち読みだけで済まされてしまっては、商売にならないはずです。カフェを設けたり、立ち読みを許容したりして、書籍の売り上げに繋がればよいと願っているのでしょう。しかし客の中には立ち読みだけで(小説などを)読み切ってしまう強者もいるようです。購入しないまま多読に励んでいるという「武勇伝」を耳にしたこともあるので、さすがにそれはやり過ぎではないかとおもいます。

閑話休題。先日某コンビニを訪れたところ、「立ち読みはご遠慮ください」という張り紙があってあり、衝撃を受けました。コンビニであっても「立ち読み歓迎」という訳ではなかったようです。ということは、このような張り紙がないコンビニも多いですが、それは立ち読みを歓迎しているということではないかもしれません。

HDDレコーダの毎週録画の不具合

BSのアンテナで視られるスカパー!(旧:スカパー!e2)を契約していて、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル(Ch.343)を視ています。昔の番組の再放送が多いですが、意欲的な新作もある(なんだこれは、と思うような駄作もありますが)ので、HDDレコーダに録画して観ています。

新作で気に入っているのは「ジーニアス:ピカソ」です。全10回で間もなく最終回です。毎週一話ずつ放送しているので、HDDレコーダを「毎週予約する」モードにしています。ところが、この動作が怪しいのです。

この作品はナショナル・ジオグラフィック・チャンネルにとって一押し作品なので、吹き替え版、字幕版、再放送など、毎週どこかの曜日のいろいろな時間帯に放送しています。第一話は日曜日の22時からの放送だったので、HDDレコーダも、その日の予約を開始日として「毎週予約モード」で設定してあります。

昔々のレコーダは「毎週予約」ならば本当に毎週同じ曜日の同じ時間に予約されるだけだったので、何か別番組の都合で放送時間が変更されると、番組の途中が録画されなかったりしました。ところが最近のレコーダは賢い(?)のか、番組の時間変更を追いかけて予約してくれるので安心です。しかし今回は、この気遣いがアダになりました。

ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルのWebページで「番組表」を見ると気が付くように、毎週日曜日の22時から「ジーニアス:ピカソ」の新作を放送していますが、その直前の21時から前週分の再放送をやっています。こういう番組編成になっているのはナショナル・ジオグラフィック・チャンネルの都合だと思いますが、こうなっていると「毎週予約」が22時の新作ではなく、21時の再放送の方に予約時間が合わされてしまうのです。

「毎週予約」機能のアルゴリズムがどうなっているのか不明ですが、番組表の電子データにある「番組名」と同じ文字列を持つ時間帯を見つけようとしているのかもしれません。不運なことに、新作の直前に再放送があるので、そちらを見つけてしまうのかもしれません。

今のところHDDレコーダを買い替える予定はありませんが、もし別のメーカーの製品を選んだら、このような不具合は無いかもしれません。もしくは同じメーカーであっても、最新の製品は不具合が解消しているかもしれません。

クレジットカードを利用させないルールは有効?

普段の買い物ではクレジットカードが利用できるなら、どんな小額であっても、利用するようにしています。現金を持たず小銭が溜まらないようにするという目的もありますし、ポイントが貯まるのもありがたいです。

お店によっては現金扱いのみで、クレジットカードを利用できない場合もあります。それは別にお店の方針なので仕方ありません。今後方針転換してクレジットカードが利用できるようになってくれればよいなとは思いますが、現時点で利用できないのがケシカランとは思いません。

不快なのは、クレジットカードが利用できることを謳っていながら、利用を制限している場合です。例えば、こんな場合があります。
  • 「クレジットカードが利用できるのは××円以上に限る」(→クレジットカード会社と加盟店舗との契約がどうなっているのか知りませんが、このような制限は無効だという話を耳にすることがあります。しかし、このような対応をされることは、たまにあります。) 
  • 「現金をおねがいしています」(→クレジットカードが利用できる店舗だろうと思っても、念のために「クレジットカードは使えますか?」と訊くことがあります。そうすると、このような返事をされます。不快感が増すのは、「クレジットカードは使えません」と質問に正面から回答していない点で、予防線を張っているような印象を受けます。でもレジの脇にはクレジットカードの認証をおこなう機械がおいてあったりするので、事実上の利用拒否だろうと思っています。)
  • 「クレジットカードは困るんだよね」(→店舗の側からすると、クレジットカード払いの場合は、加盟店舗が手数料を負担することになるそうです。それを嫌がるということのようなのですが、だったらクレジットカード加盟店舗になるなと言いたいところです。)
上述したような場合に、クレジットカードの利用者は、所有するクレジットカードの運営会社に連絡すれば、加盟店舗に指導してくれる(?)という噂を耳にすることがあります。本当なのでしょうか。

クレジットカードと言っても、VISAとはMasterCardやJCB以外にも、UCとかDCのようなブランドもありますし、銀行系や流通系など 、数多くのクレジットカードがあり、運営会社があります。これらは互いに提携しているようですから、自分の所有するカードの加盟店舗でなくても、利用する分には問題ないのです。しかし、クレーム対応として加盟店舗への指導は、契約が絡む問題になると思うので、自分が所有するクレジットカードの運営会社に連絡しても、指導してもらいたい加盟店舗との間で直接契約を結んでいるのか否か不明ですから、常に指導してくれるわけでもないと考えています。

現実的な対応としては、クレジットカードを利用しようとして上述したような対応をする店舗は、自分としては今後利用しないということになると思います。

2018/09/24

wpa_supplicantのデバッグ情報

元々Windows Vistaが入っていたdynabook SS SX/15AをNetBSD/i386に入れ換えて使っています。近所にある図書館が館内で無料のWi-Fiを提供しているので、繋ごうとしたらトラブルが続出しました。

この無料Wi-Fiは以前に繋げたことがあるので、 繋がる筈だとは思っています。ただし今年4月から方式を変えたようなので、ちょっと手間取りましたが、ともかく繋がることは間違いありません。ところが先週末に繋げようとしたら、うまくいきません。何が悪いのか不明だし、なにしろハードウェア自体に問題がある可能性も捨てきれないし、もしかしたらNetBSDでは何か一工夫要るのかもしれません。

そこで館内に掲示されている無料Wi-Fiのお知らせを見ると、8月末にSSIDを変えたようです。だから繋がらなかったのでしょう。Wi-Fiに接続するためのSSIDとパスフレーズは/etc/wpa_supplicant.confで指定しているので、変更しました。しかし繋がりません。今度は何が問題なのでしょうか。

この問題に限らず、何か障害が発生した時に問題個所を想定して、闇雲に設定を変えて様子を見るという方法で対処すると、不必要に解決までの時間がかかってしまう恐れがあります。上手く問題が解決できれば良いのですが、原因がはっきりしないままに、あれこれファイルを変更してリブートを繰り返したところで、無駄足を踏んでいる可能性が高いと思います。

 問題を把握するために/var/log/messagesを参照するのは基本中の基本かもしれませんが、特に情報は得られませんでした。/etc/rc.confでは「wpa_supplicant=YES」を指定しています。WPA_SUPPLICANT(8)を確認すると、デバッグ情報を出力することができるようです。出力先ファイル名を指定することもできるようなのでwpa_supplicant_flagsに「-d -f /var/log/wpa_supplicant.log」を追加しました。

かなり多くのデバッグ情報が出力されますが、次のような行が出ていました。
wpi0: WPA: 4-Way Handshake failed - pre-shared key may be incorrect
/etc/wpa_supplicant.confに追加した情報は/usr/sbin/wpa_passphraseで生成したのですが、入力ミスがあったのかもしれません。生成し直したら、繋がったようです。デバッグ情報のファイルに出力されていた状態遷移の状況を抽出すると、次のようになっていました。
wpi0: State: DISCONNECTED -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> SCANNING
wpi0: State: SCANNING -> ASSOCIATING
wpi0: State: ASSOCIATING -> ASSOCIATED
wpi0: State: ASSOCIATED -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> SCANNING
wpi0: State: SCANNING -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> SCANNING
wpi0: State: SCANNING -> ASSOCIATING
wpi0: State: ASSOCIATING -> ASSOCIATED
wpi0: State: ASSOCIATED -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> SCANNING
wpi0: State: SCANNING -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> SCANNING
wpi0: State: SCANNING -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> DISCONNECTED
wpi0: State: DISCONNECTED -> SCANNING
wpi0: State: SCANNING -> ASSOCIATING
wpi0: State: ASSOCIATING -> ASSOCIATED
wpi0: State: ASSOCIATED -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> 4WAY_HANDSHAKE
wpi0: State: 4WAY_HANDSHAKE -> GROUP_HANDSHAKE
wpi0: State: GROUP_HANDSHAKE -> GROUP_HANDSHAKE
wpi0: State: GROUP_HANDSHAKE -> COMPLETED
接続完了するまでの間に何回か「DISCONNECTED」という状態が出てくるのが不安ですが、ともかく接続できました。やれやれ解決かと思いきや、せっかく接続できたのに、すぐに接続が切れてしまいます。しかも次のような、不穏なメッセージが残っています。
wpi0: fatal firmware error
もしかすると無線LANインターフェイスが故障しているのかもしれません。何分にも旧いマシンですので、その可能性は否定できません。もしそうだとすれば、パーツを交換すれば綺麗に直ると思いますが、パーツが手に入るか不明だし、修理に出すとしても手間賃だけでも安いPCが買えるくらいになってしまいそうです。

USBポートに挿す無線LANの子機を買うという手段もあるかもしれません。NetBSDで使えるか否か不明ですが、例えば「TP-Link WIFI 無線LAN 子機 11n/11g/b デュアルモード対応モデル TL-WN725N」のようなものです。

しかし内心気になっているのが、本当に無線LANインターフェイスが故障しているだろうか?ということです。上述したメッセージが出力されているのは事実ですが、これは本当に無線LANインターフェイスが故障の実態を表していると信じて良いのだろうか、若干疑っているということです。NetBSDのバグではなかろうかと考えているということです。

このように考えてしまう理由は、つい最近までサウンド機能が動かなかったのに、カーネルのバージョンを上げたら、音が鳴るようになったという経験をしているからです。現在使用中のカーネルは次の通りです。
NetBSD dynabook 8.99.24 NetBSD 8.99.24 (GENERIC) #0: Mon Aug 20 01:47:02 JST 2018  root@dynabook:/usr/src/sys/arch/i386/compile/obj/GENERIC i386
このPCにNetBSD/i386を入れた時のカーネルは7.0でしたが、そのときはサウンド関係が全滅でした。ブート時のメッセージを見ると、それらしきハードウェアは検出しようとしていますが、何やらエラーが出て、結局音が出ませんでした。ところがカーネルを更新したら、何の問題もなくブート時にハードウェアが認識されたという経験をしているのです。

無線LANも同じような話ではないかと思うこともあります。NetBSDのカーネルのソースコードは全て参照できるわけですから、問題があれば調査できるはずだ、というのは「原理的には」その通りです。しかしサウンド不具合のときもソースを参照しましたが、素人がちょっと見たらすぐに原因が判明するような単純な話ではありません。それなりの経験がないと、なかなか手に負えない問題です。

すぐに問題が解決できるとは考えていませんが、なんとか技術力向上を目指しつつ、対策を考えてみようと思います。



2018/09/21

Sysinternalsに含まれるSysmon

Windows10でVirtualBoxを使っていますが、半年くらい前からVirtualBox自体は動くのに、その上で仮想環境が起動しない現象が発生しています。確証はありませんが、土曜日の晩から日曜日の朝にかけて毎週一回動いていると思われるプロセス(セキュリティ関係?)が怪しい気がしています。

週末に動くプロセスが怪しい気がしていますが、具体的に何が悪いのか確かめる方法を探していました。ある時にWeb上で「Windowsのシャットダウン時、何をしているのか“のぞき見”したい!」という記事を目にしました。いろいろな方法が考えられるようですが、Microsoftが提供している「Windows Sysinternals」に含まれる「Sysmon」が使えるかもしれないという気になりました。

先ずはインストールしてみました。取得した 記録は「イベントビューア」か「Windows PowerShell」を使うようです。

これで原因を突き止めることができるのか否か不明ですが、なんとか解決したいと思っています。

2018/09/08

赤色ボールペンから万年筆へ

普段利用している筆記用具は、以前はボールペンでした。黒赤青の三色を日常的に利用しています。その内で黒は、数年前から万年筆に移行したので、ボールペンを使っているのは赤と青の二色になりました。

書き味の気に入ったボールペンを使いたかったので、「ZEBRA J-0.5芯」の買い置きを持っていたのですが、なんと軸の方が壊れてしまいました。そこで軸を買い直そうと思ったら、もう生産が終了しているそうです。これでは替え芯ばかり持っていても、ただのゴミになってしまいます。

何とかならないものだろうかと文具店で相談したら、一軒目ではけんもほろろに相手にされなかったのですが、諦めきれなかったので二軒目で相談したら、親身に代替策を考えてくれました。ピッタリ合う訳ではありませんが「三菱 UM-151-05」 なら、替え芯に多少加工は要りますが、なんとか収まりそうです。

異なるメーカーの製品を無理やり組み合わせて使っているので、多少無理はありますが、何とかなっています。しかし手持ちの替え芯も残り少なくなってきました。 もう妙なテクニックを駆使する必要もありません。そこで次に普段使いするためのボールペンを探しはじめたのですが、いっそのこと万年筆を使うことにしました。万年筆で赤色のボトルインクを使えば、今後は「製造終了」に困ることは無くなるでしょう。

万年筆には趣味人が好む高価な製品というイメージがありますが、(確かにそういう側面は否定できませんが)手頃な値段で買える製品も出ています。思い立ったら早く入手したくなったので、さっそく文具店で一式をそろえてきました。

  1. PILOT kakuno EF 透明軸 
  2. 専用コンバーター プッシュ式
  3. 色彩雫 山葡萄 

色彩雫は赤色系にも何種類も製品が出ているので迷ってしまいますが、山葡萄の人気があるとのことだし、色見本を見ても良さそうで気に入ったので、これに決めました。帰宅して早速コンバーターを取り付け、インクを吸い上げてみましたが、美しい色合いで気に入りました。

これでボールペンを使っているのは青色だけになりました。買い置きしておいた替え芯が残っているので、もうちょっと使えそうですが、将来的には青色も万年筆に移行しようと思います。PILOT kakunoでも良いのですが、他者から類似した製品が出ているのであれば、そちらを選んでみようかとも考えています。

2018/08/18

NetBSDのpkgsrcにあるlibreoffice5-binの解析

NetBSDのpkgsrcから「misc/libreoffice5-bin」をインストールして利用しています。これはLinuxエミュレーション上で動作しています。自前でコンパイルするわけではなく、RPMを展開しているだけなので、インストールが素早く終わります。それは良いのですが、困っていることもあり、つまり最新版ではないという事です。Libreoffice安定板でも6.0.6.2が出ていますし、5系であっても5.4.7.2があります。これらのバージョンを使うためには、どうしたら良いのでしょうか。

所詮はRPMを展開しているだけ(だと思う)なので、清水の舞台から飛び降りるつもりで(?)、使いたいバージョンのRPMを展開してみるというのも一つの方法です。うまくいったら結果オーライという事でしょうか。しかしダメだった場合、次への行動に向かう方向性が見えませんし、技術向上にも繋がらないでしょう。

遠回りになるかもしれませんが、まず現状のpkgsrcがインストールするために何を実行しているのか正確に理解することから始めようと思います。

pkgsrcの所定のディレクトリで「make install」 するとメッセージが出てくるので、何をしているのかは大雑把には分かりますが、もっと詳細に把握しておきたいと思います。Webで調べてみるとデバッグ情報を出力させる方法があるようです。要するに「make PKG_DEBUG_LEVEL=2 install」とすれば、個々のコマンドのレベルまで表示されることが分かりました。実際にやってみたところ、4,000行弱にも及ぶ大量のメッセージが出力されました。

先頭行から見ていくのは大変だし、非効率かと思いますが、目的を絞ってピンポイントで調べていけば、何とかなるのではないかと思います。


2018/08/17

Jon Bentley著『Programming Pearls』をどう読んだら良いものか

近所の図書館で『珠玉のプログラミング』(ジョン・ベントリー/著、小林健一郎/訳、ピアソン・エデュケーション/発行、2000年初版)を借りてきました。なにか特定のプログラミング言語の解説書ではなく、プログラミング自体に焦点をあてたエッセイ集です。肩ひじ張らずにリラックスして読んでも構わないと思いますが、教科書という訳ではないでしょうが、章末問題もついており、たんなる娯楽として読み流してしまうのは惜しい気がします。

この書籍はシリーズ物ではないのですが、続編や第2版が執筆されています。

一つ一つのエッセイは、それほど長くありませんから、字面を追って読む分には時間がかかることはないでしょう。読むスピードが速い人なら、あっという間に読み終えてしまえると思います。

ですが、折角章末問題がついており、巻末にはヒントと解答まで載っているのですから、そこまでやってこそ、本当に読了したと言える気がします。さて、具体的には、どのように進めていけば良いでしょうか。

よくある(かどうか分かりませんが)のが「勉強会」スタイルです。同じ興味関心を有する人が定期的に集まって、少しずつ読み、そして議論するというスタイルが思い浮かびます。このやり方でうまく行けば良いのですが、距離的にも時間的にも物理的に集合できるか否か怪しいところです。また華々しく始まっても、有耶無耶のうちに尻すぼみになってしまいがちでもあります(下手をすれば三日坊主)。

仲間を募らず、独習するという方法もあるでしょう。自分のペースで進められるので勉強会方式よりは容易ですが、こちらにしても「三日坊主」の可能性は消えません。

読んだエッセイや解いた問題における思考の過程をブログに残しておくという方法も悪くないかもしれません。各エッセイの内容は、流行を追いかけているだけでは身につかない技術要素を踏まえているので、慌てず長期間に亘ってのんびり読んでいくのに適していると思います。読んで「ふんふん、なるほどぉ~」と思っただけで終わらせず、思考の過程を残していくことが、迂遠のようですが、着実な進歩に結びつくと思います。

2018/08/15

iMacros for Firefoxリリース

2018年7月10日に「Announcing iMacros for Firefox 10」というアナウンスが出ていたことを1ヵ月遅れて知りました。昨年末にFirefox Quantumが登場して旧式のアドオンが動かなくなり、iMacrosも動かなくなっていました。iMacrosをFirefox Quantumに対応させる予定はないという情報を当時は見かけたので、iMacrosから別のアドオンに移行しようと考えていました。似たような機能を持つものは幾つかあり、iMacrosに機能的に近いと思ったアドオンもあったのですが、僕の利用形態を考えると移行できずにいました。

やっぱりiMacrosの方が良かったと思っていたら、今年6月頃にはベータ版が出ていることを知り、近々正式版が出るのではないかと期待していました。リリースされているのを知ったので早速インストールしてみました。以前に使っていたのと同じようなことが出来ていて、ホッとしました。

ただし iMacros for Firefoxは無償版と有償版があり、無償版は機能が制限されています。以前に使っていたのと全く同じように使えるのか不明ですが、これから検証していこうと思います。

2018/08/08

サマータイム

2020年の東京オリンピックのためにサマータイムを検討しているという報道があります(NHKオンライン「自民「サマータイム」導入検討も五輪までの実現は不透明」2018年8月8日 4時21分)。オリンピック期間中の暑さ対策として考えているようです。サマータイムにしたところで猛暑を凌げるわけでもないと思いますが、ここでは問わないことにします。

実施2年前になってから唐突にサマータイムを「検討」するというのが、まず驚きです。何を検討しようとしているのか不明ですが、もし本当にサマータイムを導入する気があるなら、実施する10年前くらいから対応し始めても遅くないでしょう。以前にあった「2000年問題」対応では、相当前から対応が始まっていました。

さらに面妖なのが、サマータイムを今後恒久的に実施するのではなく東京オリンピックの年だけでよいと考えているらしいことです。

昭和39年の東京オリンピックの時代なら、国民生活の中でコンピュータが広く利用されていた訳ではありませんでしたから、政府がマスコミを通じて号令をかけて「サマータイム」のようなものを導入することも可能だったかもしれません。 しかし今は違います。社会の隅々までコンピュータが導入されています。それらのシステムの時間設定を手作業とチャチャっと変えれば良い程度の問題ではないはずです。

導入しようとしても時間的に間に合わないと思うので、おそらく導入されないだろうと思います。

まさかとは思いますが、ITシステムの変更をおこなわず、国民全員に「(仮称)サマータイム換算表」のようなものを配布し、それを参照することで国民自身が対応することになるのでしょうか。今頃になってサマータイム導入が提唱され、しかもオリンピックの年だけで良いとか考えているらしいのを見ると、オリンピック運営組織の上層部の顔を思い出しながら、暗澹たる思いがします。

2018/07/24

VirtualBoxがエラーを出す原因を突き止める方法がわからない

Windows10にVirtualBoxをインストールして、普通に使えているのに、何故か日曜日なると使えなくなります。このブログの以前の記事に書いた通りです。日曜日の朝にマシンの電源を入れるときは、普段よりも時間がかかっています。ここで行われている何かの処理が原因ではないかと疑っています。もしくは前日の土曜日に電源を落とすときも、普段より時間がかかっているような気がします。もしかすると、ここで行われている処理が原因なのかもしれません。

いずれにせよ、わかっていることは日曜日なるとVirtualBoxが使えなくなるということです。VirtualBox自体は起動するけど、その中にある仮想PC環境が起動しないということです。

同様の現象はWebを検索すると多くの事例が見つかります。解決方法としてセキュリティ対策ソフトとの関係について言及していることがあります。その設定を変更することで、またはセキュリティ対策ソフト自体をアンインストールすることで、問題が解決できると記されています。

僕が利用しているセキュリティ対策ソフトはマカフィーとラポートですが、これらの設定を変えなくても、当初はVirtualBoxが普通に使えているのです。セキュリティ対策ソフトの設定を替えたりしなくても、VirtualBoxは問題なく利用できているのです。ここから考えると、セキュリティ対策ソフトの設定の如何にはよらない気がします。

VirtualBoxは起動していくときの詳細なログをファイルに残しているのですが、見てもサッパリわかりません。ところどころにエラーが出ているのはわかるのですが、それを見ても解決の糸口にはならないのです。

毎日VirtualBoxを利用しているわけではないので、動かなくなったら再インストールして対処するのでも構わないのですが、ちょっとうんざりしているのも確かです。いっそのことVirtualBoxを捨てて VMware Playerに乗り換えようかという気もしてきました。

2018/07/08

Oh, he looks like you.

NHKの「ラジオ英会話」は今年の4月から講師が変わり、内容も大きく変わりました。しかし以前のテキストにしても、今のテキストにしても、テキストで使われている英会話は、現実の会話の一部ではなく、講師陣が想像で作り上げた仮想的な英会話であることは同じだと思います。

2018年6月4日(月)のLesson 41で使われている英会話の冒頭は、こんな感じでした。
Wakana: here's a picture of my dad.
Luke: Oh, he looks like you.
テキストに掲載されている日本語訳例では「ルーク:おや、君によく似ているね」とあります。英文を訳せば、このような日本語になるでしょう。英文にしろ、和訳文にしろ、何も間違っていないと思います。

それでも、この英文(と日本語文)には違和感を感じます。

つまり、Lukeが「君に」と言っている相手はWakanaだと思います。Wakanaは自分の父親の写真をLukeに見せている訳です。そのような状況では「君は彼に似ているね」と言うのが普通なのではないでしょうか。それはそうでしょう。Wakanaは某父親の子供なのですから。

しかし「彼は君に似ている」というのは、「父親」は「子供」に似ていると言っている訳ですから、日本語として(または英語としても)文法的に正しいかもしれませんが、常識的におかしいのではないでしょうか。

VirtualBoxは日曜日に使えなくなる

VirtualBoxが最近になり、エラーで使えなくなることが頻発するようになりました。復活させる手順は見つかったと考えているのですが、そもそもエラーにならないのが最も有り難いのです。

何が悪いのか不明ですが、少なくとも日曜日になるとVirtualBoxは使えなくなるような気がしてきました。「日曜日」に何が起きているのか分かりませんが、少なくとも日曜日は電源を入れてからログインできるまでの時間が平日より長いのです。何か週に一回動作するようなタスクがあるのかもしれません。

そして日曜日(今日ですが)にログインした直後にVirtualBoxを使おうとしたら、例のエラーが出ました。昨日は問題なく使えていたのです。

日曜日に動作するタスクが何か悪さをしているのではないかと疑っています。では、それは何なのか?それを探し出すことが次の課題です。

2018/07/03

Error relaunching VirtualBox VM process: 5

Windows10上でVirtualBoxにインストールしたOSを利用していますが、最近になって(しっかりと記録を残しているわけではないので感覚的ですが1~2ヶ月くらい前から)ゲストOSを起動しようとすると「Error relaunching VirtualBox VM process: 5」というエラーが出るようになりました。

Webを検索すると同様の現象が起きていることがわかります。根本的な解決策にはなっていないと思いますが、しばしば言及されるのは旧いバージョンのVirtualBoxをインストールすれば大丈夫という意見です。 旧いバージョンというのが具体的には何なのか確定された情報はないようですし、旧いバージョンのまま使い続ける必要があるのか、任意の最新バージョンに更新しても構わないのか、はっきりしません。

もうひとつ可能性として指摘されているのが、セキュリティ対策ソフトとの相性です。例えば「VirtualBoxのVMが起動できない(supR3HardenedWinReSpawn / セッションが接続できません)」とか「【VirtualBox】エラーで起動しなくなった(Error -104 in supR3HardenedWinReSpawn!)」という情報がありました。

そもそもVirtualBox側の問題なのか、セキュリティ対策ソフト側が悪いのか、確定できそうな情報は得られていません。以下に記すことも、当面うまくいったように見えるだけで、何時また駄目になるか分かったものではないのですが、事例として紹介します。

まず最初にインストールされている「VirtualBox」 をアンインストールし、ついでにマシンを再起動しておきました。

次にセキュリティ対策ソフトを停止させます。
  1. 「IBM Security Trusteer Rapport」を使っているので、停止させます。
  2.  「MacAfee インターネットセキュリティ 16.0 R11」を使っていますが、停止させることはできないようです。ひとまず「リアルタイムスキャン」を無効にしておきます。
この状態で「VirtualBox 5.2.14」 (現時点での最新版のようです)をインストールしました。過去に作成したゲストOSは残っていましたが、新規に「DOS」の環境を作ってみました。と言っても、実際にDOSを入れるつもりはなく、一番お手軽に設定できそうな新規環境を用意したということです。

その結果、無事にゲストOS(作ったばかりの「DOS」環境) が起動しました。DOSをインストールした訳ではないので、何かDOSの操作ができるということではありません。また過去に作成したゲストOSの環境も起動できました。

ここでセキュリティ対策ソフトを有効にしてみます。対象は「MacAfee」と「Rapport」です。またしてもエラーが出たらどうしようとヒヤヒヤしましたが、無事にゲストOSが起動しました。

さらにマシンを再起動してみます。Webで見つけた記事の中には、リブートしたら元の木阿弥だったという報告も見受けられました。幸いなことに、マシン再起動後もゲストOSが起動しました。

以上のように、エラーが出ても解決することは可能であることが確認できました。VirtualBoxは以前から使っていましたが、このようなエラーが出ることは無かったような気がします。しかも最近は頻発しているような感覚があります。ゲストOSを起動しようとして、また同様のエラーに遭遇してしまったら、例え解決方法が判明していたとしても、あまり気分がよくありません。

VirtualBoxが対処すべき問題なのか、セキュリティ対策ソフトが対処すべきなのか、いったい誰が解決する課題なのでしょう。またVMwareには、このような問題は起きていないのでしょうか。

2018/07/02

「北海道詮特急オプション券」は今後も提供されていくのか

JR東日本とJR北海道のエリア内に限定された(青春18きっぷと似たような性格をもつ)企画券「北海道&東日本パス」の夏季販売が始まっています。春季に引き続き「北海道詮特急オプション券」が提供されるようです。春季に提供された時には春季限定とアナウンスされていたような気がしますが、夏季も提供されることになったようです。ただし2018年8月1日~8月20日は利用できないと注記されています。

特にJR北海道は(JR東日本も同様ながら比較的マシですが)普通列車の接続がスムースとも言い難く、また自然災害で不通となった箇所が復旧しないまま(このままでは廃止に持ち込まれそうでもあり)になっているので、スケジュールが組みにくいのです。やむを得ず都市間パスを組み合わせたり、フェリーを利用したりして本州方面との接続を考慮する必要があります。

このような状況で特急が利用できるのは助かります。旅程を組み立てる可能性が飛躍的に広がるでしょう。この調子なら多分冬季も発売されるのではないかと思いますが、おそらく年末年始は利用期間外となりそうな気配です。

出来れば今後も継続して発売されていくことを願いますし、利用できない期間を短くしていく方向ならば、なお有り難いことです。

2018/06/22

iMacrosがFirefoxでも再び動くようになるかもしれない

Firefox Quantumになって旧式のアドオンが動かなくなりました。Web操作を自動化するための拡張機能iMacrosも最新のFirefoxでは動かなくなってしまいました。その時にWebで集めた情報によると、iMacrosを最新のFirefoxに対応させる作業をおこなう予定はないようだったので、類似した拡張機能に移行しようと思っていました。

 Web操作を自動化する拡張機能は幾つか見つかったのですが、「Katalon Recorder (Selenium IDE for FF55+)」が良さそうだと思い、これに移行しようと考えていました。使い勝手は悪くなく、機能も豊富なので、決して悪い選択ではないのですが、iMacrosの移行先としては使いにくいのです。

やっぱりiMacrosの方が良かったと思っていたら、次のようなアナウンスを見つけました。
β版がアナウンスされたところを見ると、遠からず正式版も公開されるでしょう。大いに期待して待ちたいと思います。

2018/06/20

「That's why ~」と「That's because ~」

英語を学習している中で「That's why ~」という表現と「That's because ~」という表現の理解があやふやになっています。文字情報としての英語を読む場合であれば、ゆっくり考えても構わないかもしれません。しかし英会話の場合は、素早く反応されることが求められます。

Webを検索していたら「超簡単!This is whyとThis is becauseの違いとは?誰でも分かる一発把握法!」という情報を見つけました。要するに次のように考えれば良いそうです。
  1. 【原因】.  This is why 【結果】→【原因】。だから【結果】だ。
  2. 【結果】.  This is because 【原因】→【結果】。というのは【原因】だからだ。
このルールをしっかり身につければ、今後は迷わずに済みそうです。

英語は「暗記もの」なのか、「暗記もの」とされているのは誤解なのか、さまざまな主張がされています。しかし全く暗記せずに済むわけでもないと自分自身では考えています(暗記することが少ない方が有り難いとも思っていますが)。 意図的に「暗記」せずとも、自然に覚えるに任せれば良いとの主張もあり、そのような主張も分からないではありませんが、自分を省みても、それほど記憶力に秀でているとも思えないと自己分析しています。

というわけで、上述したルールを「しっかり暗記」しておこうと思っています。

2018/06/13

VirtualBox 5.2.12に更新してみても問題なし

Windows10 1803 April 2018 Updateを適用したらVirtualBoxの(起動はするけど)仮想環境が動かなくなって四苦八苦していました。とりあえずバージョンを落としたら障害を回避できたので、一安心したところでした。

そこで改めてバージョンを最新版の5.2.12に上げてみることにしました。もし再び障害が現れたら、また旧いバージョンに戻せば良いだろうと思っていました。

ところがなんと、最新版でも全く問題がありませんでした。もちろんVirtualBox自身は起動しますし、その上で仮想環境も起動します。先日の苦労はなんだったんだという気持ちです。

うまくいって良かったのですが、少なくとも言えることはWindows10の大型アップデート(半年に一度は出るようです)があると、VirtualBoxはトラブルを起こす可能性があるようです。前回のWindows 10 1710 Fall Creators Updateの時もVirtualBoxの仮想環境が動かなくなりましたが、その時は最新版の再インストールだけで復旧しました。それに比べると今回は多少手こずりました。ともかくWindows10の大型アップデートとVirtualBoxの相性は悪いようなので、次も注意しようと思います。

2018/06/12

VirtualBoxのバージョンを5.2.12から5.1.38に落としたら仮想環境が起動した

VirtualBox 5.2.12で仮想環境が起動しなくなったので、解決を試みていました。まず問題の状況ですが、VirtualBox自体は起動するものの、そこで作成してある仮想環境が起動しなくなるという現象です。

同様の現象は度々発生しているようです。Webを検索してみると多くの事例が見つかります。調べてみると、解決できる場合の対処方法は次のようなものでした。
  1. 再インストールする。またはインストーラーで「修復」を選ぶ。
  2. ホストオンリーネットワークが無くなっているので、手動で作成する。
  3. バージョンを下げる。

再インストールは何度も行ってみましたし、「修復」も行いましたが、解決しませんでした。またホストオンリーネットワークは使用していない(ブリッジネットワークを使っています)ので、そもそもインストーラーで選択を外しましたが、問題解決には至りませんでした。

万策が尽きた感じなので、ダメもとでバージョンを下げてみました。これまでは最新の5.2.12でしたが、どこまでバージョンを落とせばよいでしょう。Webで見つけた事例ではバージョン4系にしたらよいという事例がありましたが、すでにサポートを終了しているバージョンなので躊躇いがあります。そこで5.1.38にしてみることにしました。

まず現状の5.2.12をアンインストールし、念のためにWindows10自体を再起動します。次に5.1.38をインストールしました。そしてVirtualBoxを起動し、仮想環境を作成し起動を試みると、なんと起動できました。

いったい何が悪かったのでしょう。もしかすると、5.2.12にバージョンを上げても動いてしまうかもしれません。しかし仮想環境が再び起動できなくなると嫌なので、当分は5.1.38を使っていこうと思います。そのうち気が向いたら5.2系にバージョンアップしようと考えています。

2018/06/11

Windows10 1803でVirtualBoxが動かなくなった

Windows10の「April 2018 Update」の提供が始まっています。いつものように、待っているとインストールされる順番が回ってくるようです。先週になってインストールする準備が出来ているというメッセージが出たので、週末にインストールしてみました。過去のアップデートでは、何かとトラブルに遭遇することがあったので心配でしたが、今回は比較的素直でした。設定が消えてしまったところも多少ありましたが、自分で再設定すればすむ程度で済みました。

ところが、VirtualBoxを利用しようとしたら動きません。正確には、VirtualBoxは起動するのですが、そこから仮想環境を起動しようとするとエラーになるのです。前回の「Fall Creator Update」でも同様の現象が起きたのですが、その時にはVirtualBoxを再インストールしたら復旧しました。

Googleで検索すると、同様の現象は度々起きているようです。しかし「自分は〇×の方法で解決した」という記事を頼りに解決を試みても、全然駄目でした。何が悪さをしているのか全く不明です。しばらく様子を見てから再挑戦しようと思います。

2018/06/03

Video Killed the Radio Star

ふと思いたって「Video Killed the Radio Star」を聴きたくなってYouTubeで探してみました。オリジナルも見つかったのですが「The Buggles - Video Killed The Radio Star HD (Live 2004)」というのも見つけました。2004年に英チャールズ皇太子によるチャリティーコンサートで演奏されたものだそうです。

演奏も良かったのですが、最後にメンバーを紹介しているところで意外な驚き(悪い意味ではなく)を感じました。

コンサートでメンバーを紹介する場面に出くわすことがあります。紹介されたメンバは、手を振ったり、お辞儀したり、または担当楽器を弾いてみたりと、いろいろなパフォーマンスをするわけです。ここでは紹介されたメンバ(女性二人)が手を肩のあたりまで上げて聴衆に謝意を表し、膝を軽く折って感謝の気持ちを表していました。日本ではあまりみかけない仕草です。文字で表現するのは難しいところですので、実際の姿はYouTubeの該当箇所をご覧ください。

このようなことに限りませんが、身体表現は地域性が現れる場合があります。洋画なども見ていても、ストーリ本筋とは関係なく、そういう身体表現を見つけて興味深く感じたりします。そういう楽しみ方もあるのではないでしょうか。

2018/05/28

自作したGPS受信機との通信

随分前に秋月電子通商でGPS受信機モジュールを買いました。モジュールには「GPS-52D(A)-014J LTS 0550」というラベルが貼ってあります。旧い製品なので秋月電子通商のWebでは情報が出てきませんが、「電気電子工作の部屋」というサイトに情報が残っています(GPSレシーバモジュールキット [K-02294])。

このGPSモジュールを使って、AVRでコントロールする「GPSデータ・ロガー」を作ろうと思っているのですが、なかなか進展していません。それでも途中段階としてGPS測定情報をシリアルポートから受け取るための準備だけはしました。準備と言っても大層な事はしていなくて、GPSモジュールの出力を「USB-シリアル変換モジュール」で受けて、PCに繋ぐだけです。そうすればWindowsであればTeratermのシリアルポート接続などを使えば情報が見えるようになります。

USB変換も秋月電子通商の(旧い)製品を利用しました。「24ピンDIP-ICサイズ FT232RL USB-シリアル変換モジュール[K-01977])というものです。この製品は3.3V出力ができるので、それをGPSモジュールに直結させれば済むかとおもったのですが、うまくいきませんでした。そこで5V出力(14ピンで「USB」と記されています。説明書には「USBバスよりの5V出力」と書かれています。)に3端子レギュレータをいれて3.3VにしてからGPSモジュールに繋いでいます。

まずWindows10で試してみました。USBケーブルを挿すと、標準ドライバで利用可能になりました。Teratermをシリアルポート接続すると、GPSモジュールからの情報が次々に表示されていきます。

次にNetBSD/i386でも試してみました。まずUSBケーブルを挿すと/var/log/messagesに以下のような情報が記録されます。
May 28 15:14:35 dbss /netbsd: ehci0: handing over full speed device on port 1 to uhci0
May 28 15:14:37 dbss /netbsd: uftdi0 at uhub0 port 1
May 28 15:14:37 dbss /netbsd: uftdi0: FTDI (0x403) FT232R USB UART (0x6001), rev 2.00/6.00, addr 2
May 28 15:14:37 dbss /netbsd: ucom0 at uftdi0 portno 1
ところがucom0というデバイスが出来ません。同じような問題を解決した情報がありました(玄箱NetBSDその4:USBシリアルからのログイン)ので、同じように対処してみました。これでデバイスが作られました。
# mknod -l ucom
ucom character major 66
# mknod /dev/ucom0 c 66 0
# ls -l /dev/ucom0
crw-rw-r--  1 root  wheel  66, 0 May 28 13:16 /dev/ucom0
そして/etc/remoteにエントリを追加しておきます。
# FT232R USB UART
ucom0:dv=/dev/ucom0:br#9600:pa=none:dc:
ここでtipを使ってシリアルポートに接続すると、GPS受信機からの情報が流れてくるようになりました。
# tip ucom0
connected
$GSU-50 : Position Co.,Ltd.2003
$Firmware Checksum: 4d50
$TOW: 0      
$WK:  1652
$POS: 6378137  0        0      
$CLK: 96000  
$CHNL:12
$Baud rate: 9600  System clock: 12.277MHz
$HW Type: S2AM
$Asic Version: 0x23
$Clock Source: GPSCLK
$Internal Beacon: None
$PSRF150,1,*12

2018/05/27

「西の奥村、東の日立」

『地図で読む 京都・岡崎年代史』(2018年1月7日増補改訂2版発行)を見ていたら、興味深い記述を見つけました。「岡崎に遊園地があった!京都パラダイス」(16ページ)というタイトルの記事の中に次のようなことが書いてあります。
当時「西の奥村、東の日立」と謳われた奥村電機が造営した複合レジャー施設で、
「東の日立」というのは日立製作所のことだと思います。ウィキペディアの「日立製作所」のページには「1911年 日立鉱山から独立し、久原鉱業所日立製作所とする」と書かれています。1911年というのは明治44年ですね。

これに対して「西の奥村」とされている奥村電機というのは知りませんでした。日立製作所と対立させるなら、西は松下電器じゃないかとも思いました。これもウィキペディアの「松下電器」のページを見ると「1918年(大正7年)3月7日 - 大阪市北区西野田大開町(現・大阪市福島区大開二丁目)に移転。松下電気器具製作所を創立する。」とあります。まだ創業したばかりですから、知名度はなかったかもしれません。でも日立製作所だって明治44年に名前がついたばかりですから、それほど旧いわけでもない気がします。

もっと知名度がありそうな会社というと東芝はどうでしょうか。東京芝浦電気株式会社という社名になったのは昭和14年だそうですが、社名はともかく、創業自体は明治の始め頃まで遡りますので、東を代表するのはこちらのような気がします。

2018/05/24

無料で利用できる公衆無線LANにNetBSDで繋げてみる

当初Windows Vistaが入っていたdynabook SS SX/15AをNetBSD/i386に入れ換えました。メインで利用しているマシンではないので、それほど利用頻度は高くありませんが、どこかに遠出するときには持参しています。旅先のホテルでも宿泊客に無線LANをサービスしているところが多い(ほとんど?)なので、それに繋いでいます。

出先で無線LANを使うための接続方式は、次のどちらかになります。
  1.  WPAなどのセキュリティで保護されたネットワークの場合があります。このときには指定されているSSIDやパスフレーズから/etc/wpa_supplicant.confを作成すれば、マシンを起動するときにネットワークに繋がります。しかしマシンが悪いのか、NetBSDの問題なのか、それ以外の何かのせいなのか、ネットワークに繋がらないことも(よく)あるので、何度かリブートを繰り返します。しかし何度試しても全く繋がらないという経験は、これまでのところありません。
  2. 無料で利用できる公衆無線LANの場合は/etc/wpa_supplicant.confを使いません。使っても接続できるのかもしれないのですが、どのような設定にすれば良いのか不明で、上手くいったためしがないので、使わないことにしています。その代わりにifocnfigを利用しています。これはこれで成功しないことも多々あるのですが、苦労した挙句に最終的はなんとか繋がるので、今のところは我慢しています。できればスマートに繋げたいとは思っています。
例えばJALのサクララウンジでは上述した後者の手順で接続できました。ところが伊丹空港のサクララウンジは改修工事中だったため、臨時に設置されたリフレッシュラウンジを利用することになりました。ここはJALのラウンジで提供されていた無線LANがないので、伊丹空港が提供する無線LANを利用することになるようです。

もしWindowsのノートPC、スマホ、タブレット端末などを使っているのであれば、公共無線LANの接続はあっという間にできてしまうのでしょう。しかしNetBSDでは一苦労も二苦労も必要です。

まずSSIDが不明でした。空港のインフォメーションカウンターに問い合わせれば、なにか情報を提供してくれると思いますが、まずは自分で頑張ってみました。コマンドラインから「ifconfig wpi0 list scan」 とすると、SSIDのリストが見えるようになります。この結果を見るとSSIDは「osaka-airport-free-wifi」であると分かりました。

SSIDが判明すれば、後はネットワークに接続するだけ、ではあるのですが、ここでいつも苦労します。いろいろと試行錯誤を繰り返していると、そのうちに接続されるので、何をどうすると接続できるのか確定した情報がありません。今は以下の手順をおこなっています。
  • バックグラウンドでwpa_supplicantが動いているとよろしくないようなので、停止させておきます。ところが、いつの間にやら気付くと動いていたりするので、なんども停止させる羽目になっています。
  • 判明したSSIDでネットワークに接続する。コマンドは「ifconfig wpi0 ssid SSID」です。ここで「SSID」のところは、利用したいネットワークで指定されているもの(「jal」とか「osaka-airport-free-wifi」など)です。このコマンドを打てはSSIDが指定されるはずなのですが、念のために「ifconfig -a」などで確認しておきます。すると、何故か指定が効いていないことがあります。または、いったんは指定できているのに、いつのまにやら指定が消えていることもあります。なぜそうなってしまうのか、いまのところ原因不明です。
  • 上述した手順だけで、ネットワークに接続され、IPアドレスを割り当てられることもあるのですが、割り当てられないこともあります。というか、割り当てられない場合がほとんどです。このため「/etc/rc.d/dhcpcd restart」などを実行しているのですが、これが必要なのか、むしろ実行しない方がよいのか、このあたりの手順もよくわかりません。
上述した手順を繰り返していると、そのうちにIPアドレスが割り当てられて、ネットワークに無地接続される時がきます。そうしたらWebブラウザを立ち上げると、公共無線LANに接続するための確認画面が表示され、無事にインターネットを利用できるようになります。

このようは方法で最終的にはネットが利用できるようにはなっていますが、一発で簡単に繋がることはありません。何が悪さをしているのか?確実な手順は何か?諸々の調査をしていこうと思っています。

伊丹空港リニューアル

2018年4月18日に伊丹空港(大阪国際空港)がリニューアルしたという話は耳にしていました。

先日JALで伊丹に到着したのですが、あまりの変わりように驚きました。これまではJALは北側のターミナル、ANAなら南側のターミナルに到着して、1階にある別々のターンテーブルで荷物を受け取るという流れでしたが、両者が統合して2階にあるターンテーブルで荷物が受け取れるようになっていました。荷物受取場を抜けてリニューアルされたターミナルに入ると、以前の伊丹空港の面影はまったくなく、自分が今いったい何処にいるのか、本当にここは伊丹なのか、一瞬わからなくなりました。そのまま直進するとモノレールの駅に繋がり、アクセスも改善されています。

関空が開港する前は伊丹に国際便も飛んでいましたが、関空が出来た直後は伊丹空港が一気に寂れたような印象がありました。それを思うと見違えるようです。

とても感動したのですが、数日後にJALで出発するため再び伊丹を訪れました。リニューアルされた中央部を見てから、北側のJALのセキュリティゲートに向かうと、この辺りはリニューアルしてないんですね。以前と同じ雰囲気で「あぁ、やっぱりここは伊丹(空港)だったんだ」と妙に安心しました。

ただリニューアル工事は続いているようなので、最終的にどんな感じになるのか、楽しみです。

2018/05/19

NetBSD/i386上のLibreOfficeのバージョンを上げたい

NetBSD/i386でpkgsrcから入れたLibreOfficeを利用しています。misc/libreoffice5-binを使ったのでLinuxエミュレーションとして動作しているはずです。動作自体に問題があるわけではないのですが、できれば最新版にしたいと思っています。

misc/libreoffice5-bin/distinfoを確認すると「LibreOffice_5.1.0_Linux_x86-64_rpm.tar.gz」のような記述が見つかります。実際にLibreOfficeを起動してバージョンを確認すると「5.1.0.3」となっています。しかしWindows10でもLibreOfficeを利用していますが、こちらは「6.0.3.2」です。

LibreOfficeの公式WebからはLinux用のRPMをダウンロードできるのですが、これを入れればバージョンを上げられるのでしょうか。pkgsrcの枠組みのあずかり知らぬところで勝手にバージョンを上げても大丈夫なのか心配です。

近いうちに実験してみようと思います。もし上手くいけば、今後LibreOfficeのバージョンアップはpkgsrcとは無関係にRPMでできることになるでしょう。もし失敗したとしても、pkgsrcでlibreoffice5-binを入れ直せば復旧できそうな気がしています。

2018/05/13

loadwords

外国語を学ぶとき、単語力は重要です。ネイティブ並みの語彙力を身につけるのは簡単な事ではないと思いますが、出来るだけ多くの単語を覚えておいた方が良いとは思います。

多くの言語には(もちろん日本語にも)外国由来の単語があります。日本語では「借用語」と、英語では「loanword」と言います。日本人にとって片仮名で標記された単語は外国由来であることが多いのですが、必ずしも英語とは限らないので注意が必要です。ただし英語由来であることが多いとは思います。

日本人が英語を勉強していて単語を知らなくて困ると嘆くとき、「日本人ならカタカナ英語として、既に多くの単語を知っているのだから、自信をもとう!」のようなアドバイスを受けることが(たまに)あります。本当だろうかと思っていましたが、こんな意見もあるという事をJapan Times STのエッセイで知りました。

2018年5月11日号のJapan Times STのエッセイはSamantha Loongさんの執筆でした。タイトルは「The problem with trouble」です。日本人が片仮名で知っている単語は、英語で使うと意味がずれているので注意が注意して使わないといけないということです。文中には次のように書かれています。
Loan words cause all sorts of problems when learning languages.
筆者は「I ask my students to pay attention to katakana words.」とも書いています。

日本人が英語を学ぶときにカタカナ英語が良くも悪くも問題を引き起こす可能性があるように、どの言語だって外国人が学ぶときには何かしらの苦労があるものでしょう。英語圏の人達が日本語を学ぶときには如何なる苦労があるのか、気になるところです。

2018/05/06

TOEICテスト英単語・熟語マスタリー2000[4訂版]新形式問題対応

自分の英語能力を測るために毎年TOEICを受験しています。以前は平均点以下でしたが、今は平均点を超えるようになっています。英語能力が向上したのか、単に受験慣れしただけなのか定かではありません。もっとも英語能力を測るのにTOEICは適していないとか、(仮に)TOEICで満点をとったとしてネイティブの英語能力の足元にも及ばないとか、批判はいろいろあります。しかし僕自身にとって、そのような批判のもっと手前で悪戦苦闘しているので、今後もTOEIC受験を続けようと思っています。

TOEICは時間に追われる試験です。リスニングセクションは音声にあわせて解答するしかありませんが、リーディングセクションは自分のペースで解答していくので時間が足りなくなり、いつも最後は「塗り絵」をするしかなくなります。

問題は大きく分けて「文法力不足」と「単語力不足」だろうと自己分析しています。

文法というのは、抽象的には難しいとも思っていないのですが、実は弱いのは文法ではなく語法ではないかと(内心では)考えています。文法と語法を分けて考えるのが、そもそも見当違いで、文法と語法は同じものだという意見もあるかと思います。それはそうかと思います。それなら文法の勉強とは何をしたら良いのか、例えば文法書(ロイヤル英文法とか)を完全丸暗記すればよいのか、それとも辞書を(やはり)完全丸暗記することなのか、いったいどうしろというのでしょう。

それに対して、語彙というのは、単語集を覚えれば良いという側面があるので、文法よりは方向性がはっきりしています。もっとも単語集で語彙を覚えるのは最悪で、まったく意味がないという批判も承知しています。語彙は文脈で覚えるもので、暗記するものではなく自然に覚えるものということです。それはそうかもしれませんが、こちらはネイティブでもなければ、スポンジのように吸収できる幼児でもありません。

そういう訳で、標題にある単語集を買ってみました。単語集は各社から沢山出ています。別にどれでも構わないと思います。この単語集が最高ということもなく、たまたま気に入ったというだけのことです。他の単語集が駄目だということでもありません。

この単語集は2,000語収録です。これを覚えるのにかける時間はどのくらいにすべきでしょうか。やってみないと分からないのは確かですが、のんびりやっても駄目じゃないかと思っているところです。たとえば物理学の法則で考えてみましょう。鉄の塊の飛行機は、エンジンを全開にして滑走路を飛び立ちます。この時に、仮に速度を出さず、のんびりゆったり移動したとしたら、いつまで地上を走行しても、飛び立つことはできないでしょう。しかし飛び立ってしまえば、上空ではエンジンのパワーを落としても、別に墜落することはありません。この話は比喩なので、単語力強化を同じように考えてよいわけでもありませんが、最初に全力で頑張ってみるというのは大切だと思います。

ということで、2,000語を覚えるのに1年もかけていたら、覚えるよりも忘れる方が多くなりそうです。ここは1ヵ月くらいで忘れる前に覚えてしまうのが良いでしょう。だったら1週間で覚えればもっと良いのかとか、1日で覚えてみろとか、極端な主張も出るでしょうが、期間が短ければ良いわけではありません。ほどほどだけど、ちょっと短めで、頑張ってみたいと思います。

2018/04/29

Atsuta's new roadside station

Japan Times STの2018年4月27日号に掲載されているエッセイの執筆当番はDeborah Davidsonさんで、「Atsuta's new roadside station」というタイトルでした。北海道の石狩市に「あいろーど厚田」という道の駅が2018年4月27日にオープンするようで、それと絡めた内容です。

エッセイ本文には以下のような文がありました。
Like service areas and parking areas, roadside stations offer parking space, public toilet facilities and a place for weary drivers and passengers to buy food and drink.
ザックリと要約すると「道の駅には駐車スペースがある」ということですね。英語表現を活かすなら「道の駅は駐車スペースを提供する」となるでしょうか。

ここで和文英訳について考えてみたいと思います。日本人が日本語で考えて、言いたいことを英語に置き換えようとすると、碌な英文にならないと言われます。だから英借文せよと指導されます。上記したような「道の駅オープン」に関する話題であれば、日本語的思考で「道の駅には駐車スペースがある」という内容を翻訳して「There is parking space in roadside stations.」みたいな英文が出来上がるわけです。この英文が全然ダメということも無いかもしれませんが、拙い印象を受けます。できればエッセイのように「Roadside stations offer parking space.」のような英文を書いてみたいですね。

こなれた英文は一足飛びには書けないので、普段から地道な練習が大切です。そうではあっても、日本人的思考方法と英語圏的思考方法の違いというのも、あるのではないかと考えています。

NHKラジオ講座が4月から新年度に入りました。以前から聞いていた「ラジオ英会話」の講師が変わり、テキストも大きく変わりました。毎週金曜日は「今週のREVIEW」というコーナーがあり、「PRACTICAL CHALLENGE!」という課題に対して、「SIMPLE ANSWER」と「ADVANCED ANSWER」という2種類の模範解答が提示されます。後者は、英語圏的発想に基づいているような気がしています。

千里の道も一歩からという気持ちで頑張りたいと思います。

2018/04/15

日本人姓名の英語表記と欧米人姓名の日本語表記

日本人の姓名は、先に名字がきて、後に名前が続きます。例えば鈴木という名字で、名前が太郎なら、鈴木太郎となります。しかし英語では、先にFirst Nameがきて、後にFamily Nameが続くことになります。だからTaro Suzukiのように逆順にします。日本人の名前を英語だからと言って逆順にするのはおかしいとの主張もあるようですが、主流にはなっていません。中学生が英語を学び始めるときには、My name is Taro Suzuki.のように教わるのが(良くも悪くも)当たり前になっています。

一方で、欧米人の名前を考えてみましょう。例示するのは何でも構わないのですが、例えばMicrosoftの創業者であるビル・ゲイツを考えてみましょう。正確にはWilliam Henry "Bill" Gates IIIとなるようです。First NameがWilliamで、Family NameがGates、通称Billというところでしょうか。彼が日本語を話せる(片言ではなく)のか否か不明ですが、仮に話せるとしましょう。上述した「鈴木太郎」が英語では(英語の習慣に合わせて)「My name is Taro Suzuki.」と自己紹介するように、「Bill Gates」は日本語では(日本の習慣に合わせて)「私の名前はゲイツ・ビルです。」と語っても良いところですが、そうはなりません。

何故でしょう?

日本人の姓名を、英語では英語の習慣に合わせて逆順にしています。しかし欧米人の姓名を、日本語で語る時でも日本の習慣に合わせることはなく、元々の順番のまま変わりません。

日本人の姓名でも歴史上の人物だと逆順にせず、「徳川家康」なら「Tokugawa Ieyasu」となるようです。しかし現代人だと、著名人であっても、例えば「小泉純一郎」は「Junichiro Koizumi」のように逆順です。

このような状況は、今更変えられないのでしょうけど、スッキリしない気持ちもあります。

2018/04/05

The Japan Times ST 2018年3月30日号のLUANN

The Japan Times STには「LUANN」という漫画が掲載されています。主人公のルアンは、僕がSTを読むようになった頃はHigh Schoolの学生でしたが、今はCollegeに通うようになっています。この漫画に出てくるキャラクターは、それなりに成長しているようですが、現実の時間と同じスピードで成長している訳ではありません。日本でお馴染みのサザエさんは、もう半世紀以上も続いていますが、幼いタラちゃんが老紳士になったりはしていません。アメリカだってピーナッツ(スヌーピーとかチャーリーブラウンなどが出てくる作品)も、キャラクターが微妙に成長したとしても、成人することはなさそうです。

それはともかく、今回の作品では、次のような表現がありました。
AND I'M GIVING YOU MY CREDIT CARD SO YOU CAN SPEND THE DAY SHOPPING AT THE MALL.
これが和訳では、以下のようになっていました。
 それとね、ルアンには、モールで一日買い物できるように、僕のクレジットカードを渡すよ。
ストーリー自体はエイプリルフールに因んだものなので、細かい事実関係は問題ではありません。ここで気になったのは、英語と日本語の表現の仕方の違いです。

英語では「I'm giving you my credit card」→(だから)「you can spend the day sopping」となっています。これに対して日本語では「モールで一日買い物できる」→(ように)「僕のクレジットカードを渡す」となっています。

因果関係を考えると、「クレジットカードを渡す」のが原因で、「モールで買い物できる」のが結果です。英語は原因を先に述べ、その結果が後続しています。しかし日本語では、結果が先に来て、その後で原因が伝えられます。

これを普遍的に考察するのは大変で、深く研究しなければなりませんが、上述した例に日英の表現の違いを見る気がします。英語は言いたいことを先に言うし、日本語は後回しにするようです。

英語では主語の次に直ちに動詞が来ますし、否定形にする場合も、文の最初の方で判明するような構文になります。しかし日本語では動詞は文末にありますし、否定形にする場合でも文の最後の最後まで判断できない構造です。

日本人が英語を勉強しても、日本人的な発想の英文になってしまうと思います。発音がネイティブ並で、文法的にも誤りがないとしても、発想が日本人的だと英語としてはスッと入る表現にはならないのではないでしょうか。逆もそうで、外国人訛りのない発音で、てにをはの使い方にも問題がなくても、日本人的な発想とは違う日本語の文章は、理解する速さに違いが出るのではないかと思います。

国立西洋美術館の音声ガイド

今では多くの美術館の特別展(企画展と呼ぶのでしょうか?)では、入口付近で音声ガイドの利用を呼び掛けられています。しかし常設でも同じような対応をしているところは、それほど多いとは言えませんが、上野恩賜公園にある国立西洋美術館では音声ガイドが用意されています。「常設展(所蔵作品展)音声ガイド」と「建築音声ガイド」があり、どちらも300円です。

音声ガイドというと、美術館によって機種は異なりますが、使い方は似たようなものです。作品につけられた番号を機械に入力すると、その案内が聞こえるという仕組みです。国立西洋美術館の「常設展」用の音声ガイドは、同じでした。

ところが「建築」の音声ガイドは方式が違いました。ペンタッチ型になっています。音声ガイド機器と一緒に渡された「AUDIO GUIDE 国立西洋美術館 世界遺産建築音声ガイド」というA4サイズで二つ折りの紙(種も仕掛けもなさそうですが)をペン先でタッチすると(なぞるわけではありません)、音声が聞こえる仕掛けです。

ガイドは12種類あって、「1F 前庭・19世紀ホール」 に「1 近代建築の5つの要点」他5種類、「2F 展示室」に「7 バルコニー」他5種類です。

不思議なのは、なぜタッチするだけで指定された音声が再生されるのかということです。紙に仕掛けがあって(内部的にICタグが埋め込まれているとか)ではなさそうです。只の紙にしか見えません。
また紙に印刷されている文字列を読み取っているわけでもないと思います。ペン先をタッチするだけで、なぞっているわけではないからです。

試しに紙の端の方(案内とは全然関係なさそうな箇所) をタッチしてみたところ、案内は再生されませんでした。何か仕掛けがあって、タッチした場所と再生するガイドとの対応がつけられているようです。

どんな仕組みなんでしょうか。とても気になります。

2018/03/20

Windows10でスタートメニューが壊れた

日常的にはデスクトップPCでWindows10を使っています。長年に亘って作成してきたファイル等が置いてあるので、バックアップも取る(リストアしていないので、ちゃんと取れているか未確認ですが)し、起動しなくなったりすると困るので、あまり冒険をしないようにしています。

ところが、今朝PCを起動すると、なんとスタートメニューが壊れていました。よく使うアプリケーションをピン止めしたりして、自分なりにカスタマイズしてあったのですが、そのピン止めしてしたアイコンが半分ほどランダムに消えていました。全部消えている訳でもなく、どうしてこうなるのが不明です。

もしかすると起動時のタイミングの何かの影響かと思って、再起動してみました。しかし、駄目でした。消えています。ピン止めをやり直せば良いだけなのですが、がっかりしました。

Webを検索してみると、スタートメニューの情報は「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\TileDataLayer」 にあるようですが、本当にこれなのでしょうか。ファイルの日付を見ても去年のものばかりで、これらのファイルが書き換わっているわけではなさそうです。タイムスタンプが変わらず、内容が壊れているという事も可能性としてはあるのかもしれませんが、考えにくいケースではないかと思っています。

また「SOLVED: Fix Windows 10 Start Button Does Nothing in 10 Minutes」という情報も見つけました。この方法で解決したという人もいるようです。今回は手作業でピン止めをやり直したので、試していませんが、次回また起きたら(起きて欲しくはないですが)試してみようと思います。

2018/02/17

北海道&東日本パス北海道線特急オプション券

2018年春季限定で「北海道&東日本パス」に「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」という切符が別売りになるそうです。「「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の使いこなしを考える」という記事で存在を知りました。

記事にも書かれていますが、発売される名目は「北海道命名150年を記念」ということになっています。今のところ利用できるのは2018年春季限定ですが、評判が良ければ将来的には継続されるかもしれません。

「青春18きっぷ」にしろ「北海道&東日本パス」にしろ、北海道内を普通列車だけで廻るのは、スケジュール的に厳しくなっています。北海道新幹線開業により急行はまなすが廃止になったのも、痛手です。しかも函館方面から札幌に向かうには、長万部で長時間待たなければなりません。逆方向も同様です。このため道東の帯広方面や道北の稚内方面に向かうのは、都市間パスを使うなどの方法を併用しないと、困難です。

北海道新幹線が開業した時に、青春18きっぷと併用するための「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が登場したのと似たような発想ではないかと思います。出来れば2018年春季限定と言わず、継続的に利用できることを願います。

2018/02/13

pkg_rolling-replace -rusv完了

2018年2月5日の朝から始めたpkg_rolling-replaceが2018年2月13日の夜に終わりました。途中でエラーが出て、対処方法を考えていたりしたので、連続して動かしていたわけではありませんが、何のかんのと、ほぼ一週間かかったことになります。

# date
Tue Feb 13 18:53:30 JST 2018
# pkg_rolling-replace -rusv ; date
RR> Checking for mismatched installed packages using pkg_chk
RR> Excluding the following mismatched packages:
rr> EXCLUDE=[]
RR> Checking for rebuild-requested installed packages (rebuild=YES)
RR> Checking for unsafe installed packages (unsafe_depends_strict=YES)
RR> Packages to rebuild:
rr> MISMATCH_TODO=[]
rr> REBUILD_TODO=[]
rr> UNSAFE_TODO=[]
RR> No more packages to replace; done.
Tue Feb 13 19:14:22 JST 2018
pkg_info -aの出力が468行ですから、それだけのパッケージが入っていることになります。これらを全て更新しているわけではありませんが、それでも相当数のパッケージが更新されたと思います。

エラーもなく順調に処理が進めば有り難いのですが、そういう訳にも行かず、途中で何度も止まりました。失敗した原因を探り、対処方法を考えつつ、先に進む必要がありました。典型的な失敗と、その対応は、次の通りです。

  1. ビルド中にディスクが溢れてしまうことが、よくありました。dynabook SS SX/15Aの内蔵HDDは60Gしかありません。パーティションを切っているので/usrに割り当てているのは20Gほどで、しかも約10Gは使用済みです。そうなるとビルド中にdisk fullになることも多々ありました。これはpkgsrcの各パッケージにあるworkディレクトリを消すとか、余分なファイルを見つけて消すなど、地道な方法しかありません。
  2. パッケージのバージョンが更新されると自動的に追従して更新してくれるのが基本です。しかし依存関係にあるパッケージによっては、バージョンの不整合が起きてしまうことがありました。このような場合はpkg_rolling-replaceを使わずに、問題のパッケージのディレクトリで個々にmakeするしかありません。
  3. 上述した状況では旧いパッケージをpkg_deleteで消すことになりますが、さらに依存パッケージが残っていると消せなくなります。そこで-fオプションを指定して無理矢理消してしまおうとするのですが、こういうことを繰り返していくと、次第にパッケージを管理している情報がおかしくなっていくようです。その結果「pkg_info: cannot read meta data file +CONTENTS of package mono-2.10.9nb18: No such file or directory」のようなエラーが出てきたりします。こうなったらpkg_adminrebuildrebuild-treeをしておくと良いようです。
  4. エラーメッセージを見ても、何のことやら手も足も出ないことがあります。monoがそうでした。そういう場合は、ビルド済みのパッケージを探してきてインストールしました。自前でビルドするのは諦めます。
  5. ビルド済みのパッケージが見つからないこともありました。mozcがそうでした。このような場合は、上手くビルド出来そうなバージョンに戻ることが必要です。

mozc 2.17.2313.102nb7を入れて対処した

NetBSD/i386でpkgsrcにあるmozc関連パッケージがビルドできない問題は、バージョンを落とすことで解決を図りました。

今回の一連のビルドで使用したpkgsrcはCVSで取得したcurrent版です。stable版ではないので安定性に欠ける恐れがあるのは否めません。調べてみたところpkgsrc-2017Q3.tar.gzにはビルドできるmozcが入っていました。2017Q4では新しいバージョンになってしまうようです。

ひとまず旧いmozcを入れておくことにします。そのうち新しいバージョンでもビルド出来るようになるでしょう。
ibus-mozc-2.17.2313.102nb2 Japanese inputmethod Mozc engine for IBus
mozc-server-2.17.2313.102nb7 Japanese inputmethod Mozc engine for IBus
mozc-renderer-2.17.2313.102nb7 Japanese inputmethod Mozc engine for IBus
mozc-tool-2.17.2313.102nb7 Japanese inputmethod Mozc engine for IBus

2018/02/12

mozc-tool-2.20.2673.102.tgzが見当たらない

dynabook SS SX/15Aに入れたNetBSD/i386のpkgsrc更新を続けています。今度はmozc-toolでエラーになりました。
ld: warning: libstdc++.so.7, needed by /usr/X11R7/lib/libGL.so.2, may conflict with libstdc++.so.8
ld: BFD (NetBSD Binutils nb1) 2.27 assertion fail /usr/src/external/gpl3/binutils/lib/libbfd/../../dist/bfd/elflink.c:2694
ld: BFD (NetBSD Binutils nb1) 2.27 assertion fail /usr/src/external/gpl3/binutils/lib/libbfd/../../dist/bfd/elflink.c:2694
ninja: build stopped: subcommand failed.
Traceback (most recent call last):
  File "build_mozc.py", line 1263, in <module>
    main()
  File "build_mozc.py", line 1250, in main
    BuildMain(cmd_opts, cmd_args)
  File "build_mozc.py", line 881, in BuildMain
    BuildWithNinja(options, targets)
  File "build_mozc.py", line 855, in BuildWithNinja
    RunOrDie([ninja, '-C', build_arg] + ninja_targets)
  File "/usr/pkgsrc/inputmethod/mozc-tool/work/mozc-2.20.2673.102/src/build_tools/util.py", line 104, in RunOrDie
    '==========']))
build_tools.util.RunOrDieError:
==========
 ESC[31mERRORESC[0m: ninja -C out_bsd/Release mozc_tool
==========
*** Error code 1

Stop.
make[1]: stopped in /usr/pkgsrc/inputmethod/mozc-tool
*** Error code 1

Stop.
make: stopped in /usr/pkgsrc/inputmethod/mozc-tool
*** 'make replace' failed for package mozc-tool.
エラーを見ても対応が難しそうなので、バイナリ・パッケージを入れて済まそうと考えました。ところがWebで探してみても、欲しいバージョンのパッケージが見当たりません。The NetBSD Packages Collection: inputmethod/mozc-toolを見ても、powerpcとかx86_64ならmozc-tool-2.20.2673.102.tgzがあるのに、i386ではmozc-tool-2.17.2313.102nb?.tgzしかありません。

さぁ、どうしよう。

2018/02/09

'make replace' failed for package mono.

dynabook SS SX/15Aに元々入っていたWindows VistaをNetBSD/i386に入れ換えて使っています。不具合が無いわけではありませんが、解決策を探すのも楽しみの一つと思いながら、使っています。ただ気になっているのは、OS本体もpkgsrcから入れたアプリケーションも、定期的に更新すべきだと思うが、出来ていないという事です。

半年ほど前に更新作業をおこないましたが、それ以降は手つかずでしたので、久しぶりに更新することにしました。OS本体は/usr/src/build.shを使い、出来上がったtgzファイルで全体を入れ替えました。

pkgsrcから入れたアプリケーションはpkg_rolling-replaceを使って更新することにしています。月曜日から始めているのですが、インストールされているパッケージが多く、コンパイルに時間がかかります。さらに時々エラーで止まるので、解決策を模索しつつ、更新を続けているので、まだ最後まで終わっていません。

エラーが出たとしても、対処できるパターンもあるのですが、まったくお手上げの場合もあります。基本的にはソースからコンパイルしてインストールしたいのですが、解決できず、やむを得ずバイナリ・パッケージを利用して凌いだ場合もあります。lang/mono2がその一つです。

mono-2.10.9は「Open source implementation of the .NET Development Framework (v2)」というもので、KeePassというアプリケーションのために必要になるようです。これをコンパイルすると、以下のようなエラーが出てしまいます。直接的な原因は「ファイルが見つからない」というものです。それでは対象方法が何かと考えても、出来ることは何もなさそうです。Webを検索しても、解決の糸口になりそうな情報は見つかりませんでした。

gmake[8]: Entering directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs/tools/gacutil'
MCS     [basic] gacutil.exe
mv gacutil.exe ./../../class/lib/basic/gacutil.exe
mv: rename gacutil.exe to ./../../class/lib/basic/gacutil.exe: No such file or directory
../../build/executable.make:105: recipe for target '../../class/lib/basic/gacutil.exe' failed
gmake[8]: *** [../../class/lib/basic/gacutil.exe] Error 1
gmake[8]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs/tools/gacutil'
../../build/rules.make:132: recipe for target 'do-all' failed
gmake[7]: *** [do-all] Error 2
gmake[7]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs/tools/gacutil'
../build/rules.make:153: recipe for target 'all-recursive' failed
gmake[6]: *** [all-recursive] Error 1
gmake[6]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs/tools'
build/rules.make:153: recipe for target 'all-recursive' failed
gmake[5]: *** [all-recursive] Error 1
gmake[5]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs'
Makefile:95: recipe for target 'profile-do--basic--all' failed
gmake[4]: *** [profile-do--basic--all] Error 2
gmake[4]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs'
Makefile:91: recipe for target 'profiles-do--all' failed
gmake[3]: *** [profiles-do--all] Error 2
gmake[3]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/mcs'
Makefile:490: recipe for target 'all-local' failed
gmake[2]: *** [all-local] Error 2
gmake[2]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9/runtime'
Makefile:415: recipe for target 'all-recursive' failed
gmake[1]: *** [all-recursive] Error 1
gmake[1]: Leaving directory '/usr/pkgsrc/lang/mono2/work/mono-2.10.9'
Makefile:340: recipe for target 'all' failed
gmake: *** [all] Error 2
*** Error code 2

Stop.
make[1]: stopped in /usr/pkgsrc/lang/mono2
*** Error code 1

Stop.
make: stopped in /usr/pkgsrc/lang/mono2
*** 'make replace' failed for package mono.
*** Please read the errors listed above, fix the problem,

半年前に更新作業をした時にも、ここで躓きました。その時と今回とは、エラーの出るところが微妙に違うのですが、「ファイルが見つからない」というのは同じです。根本的に原因を突き止めて解決したい気持ちはあるのですが、大変そうなので、自前でコンパイルすることを諦めて、コンパイル済みのバイナリ・パッケージを入手して済ませることにしました。
# pkg_info -a | grep mono
mono-2.10.9nb19     Open source implementation of the .NET Development Framework (v2)
# pkg_delete -f  mono-2.10.9nb19
Package `mono-2.10.9nb19' is still required by other packages:
        KeePass-2.23nb4
# pkg_add mono-2.10.9nb22.tgz
pkg_add: Warning: package `mono-2.10.9nb22' was built for a platform:
pkg_add: NetBSD/i386 7.0 (pkg) vs. NetBSD/i386 8.99.12 (this host)
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/2.0/Browsers/Compat.browser to /usr/pkg/etc/mono/2.0/Browsers/Compat.browser
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/2.0/DefaultWsdlHelpGenerator.aspx to /usr/pkg/etc/mono/2.0/DefaultWsdlHelpGenerator.aspx
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/2.0/machine.config to /usr/pkg/etc/mono/2.0/machine.config
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/2.0/settings.map to /usr/pkg/etc/mono/2.0/settings.map
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/2.0/web.config to /usr/pkg/etc/mono/2.0/web.config
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/4.0/DefaultWsdlHelpGenerator.aspx to /usr/pkg/etc/mono/4.0/DefaultWsdlHelpGenerator.aspx
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/4.0/machine.config to /usr/pkg/etc/mono/4.0/machine.config
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/4.0/settings.map to /usr/pkg/etc/mono/4.0/settings.map
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/4.0/web.config to /usr/pkg/etc/mono/4.0/web.config
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/browscap.ini to /usr/pkg/etc/mono/browscap.ini
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/config to /usr/pkg/etc/mono/config
mono-2.10.9nb22: copying /usr/pkg/share/examples/mono/mconfig/config.xml to /usr/pkg/etc/mono/mconfig/config.xml
===========================================================================
$NetBSD: MESSAGE,v 1.1 2013/06/17 12:43:28 wiz Exp $

To enable using System.Drawing or Windows.Forms, the following packages
will need to be installed:

    libgdiplus  Implementation of the GDI+ API
===========================================================================
# pkg_info -a | grep mono
mono-2.10.9nb22     Open source implementation of the .NET Development Framework (v2)
コンパイル済みのパッケージが存在するということは、本来であれば問題なくコンパイルできるということなのでしょう。それならば何故エラーが出るのでしょうか。この問題を解決するのは、かなり難しそうです。

2018/01/17

"There is a golden rule that you should never explain a joke."

NHKテキスト「ラジオ英会話」2018年1月号に掲載されていたColin Joyceさんの連載「Japanglophilia」のタイトルは「What's So Funny?」でした。冒頭の文章が、この標題にあるとおりで、"If you have to explain it, it's not funny."と続きます。

全くその通りだと思います。冗談は説明できないし、説明しなければならないものは、面白くもなんともないでしょう。これは英語に限らず日本語でも(その他のあらゆる言語でも)そうでしょう。

しかし多少弁解するならば、面白い話というのは、時と場合によっては、地域や時代に限定される側面があるかもしれません。特定の言語や地域に限定される事情を風刺した場合では、説明されないと何が面白いのか理解できない場合もあるでしょう。

また受け止める側の集団としての個性もあるのではないかと思います。外国の英語の番組を見ている時に、スタジオの聴衆がドッと受けている場合がありますが、日本人の感覚(というものがあれば、ですが) からすると、「笑いのツボ」が違うように感じることが無いわけではありません。

2018/01/15

北海道神宮で見かけた栗鼠

年始に旅行で札幌に行ったので初詣に北海道神宮に行きました。お参りをすませて「出口」とある門を抜けると、雪の上に栗鼠がいて、こちらに寄ってきました(人間を怖がらないようです)。

珍しいので写真を撮ろうと思いましたが、咄嗟の事で慌ててしまいました。手間取っているうちに、チョロチョロと走り回るので、なかなか撮影できません。無我夢中でシャッターを切ったら、尻尾が微かに写っただけでした。

これは野生の栗鼠ということなのでしょうか。まさか飼われている栗鼠が逃げ出した途中だということはないと思いますが。

もう随分前に出張でボストンに行ったとき、地下鉄のレッドラインのハーバード・スクウェアの近くで公園を走り回っている栗鼠を見かけたことがあります。街中で栗鼠を目にするのは、それ以来です。

2018/01/10

YouTubeの「Hooked on Classics 2000」とCD

YouTubeにあった「HOOKED ON CLASSICS 2000 (Golden Classics)」を知ったことで、「Hooked on Classics 2000」を買いました。元々の「Hooked on Classics」よりも現代的なアレンジになっていて、気に入っています。しかし聴いていると、YouTubeに上がっているものとCD自体は、全く同じではありませんでした。

YouTubeでは本人がコメントへの返信で次のように語っています。
Aquí decidí unir los dos temas correspondientes a Classics 2000 y Classical Gold para que sonara como una sola melodía.
スペイン語なので、Google翻訳を通してみると「ここでは、Classics 2000とClassical Goldに対応する2つのテーマを1つのメロディーのように聞こえるようにマージすることにしました。」ということのようです。確かにCDのトラック5には「CLASSICAL GOLD」があり、トラック7には「CLASSICS 2000」があります。この二つを繋いだということなのでしょう。

しかし凄いのは、2つのトラックを繋げているのに、それが気付かないほど自然につながっていることです。Hooked on Classicsというのは、元々は有名なクラシックの曲から一部を抜き出して繋ぎ合わせて1つの曲のように仕立て上げています。この「Hooked on Classics 2000」も 同じことです。そうして出来ている2つのトラック(つまり2つの曲)を、更に繋ぎ合わせて1つの曲のように組み上げてしまう能力の高さに驚きました。

自分でオーケストラ用に楽譜を用意して演奏させているわけではないのです。おそらく発売されたCDを使っているのだと思います。もちろんそれだけではなく、(どういうものかは分かりませんが)演奏された曲データを加工するようなツールを駆使して作成したのだろうと思います。

もし下手だと「 木に竹を接ぐ」ような作品になってしまうところですが、そんなことは全くありません。素晴らしい作品に仕上がっていると感じました。

2018/01/08

「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」

2018年2月12日まで東京ステーションギャラリーで標題の企画展が開かれています。企画展の説明では以下のように説明されています。
まずは始発駅〈鉄道絵画〉からの出発です。東京駅から線路のある風景まで、日本画、洋画、写真、資料などを展示します。
この説明の通り、東京駅を描いた作品が幾つか展示されていました。東京駅は最近になって建築当時の姿が復元されましたが、戦後長い間に亘って屋根の形状が異なっていました。東京駅を描いた作品で屋根をどのように描いているかを見れば、描かれた時期が、その当時の状況を踏まえているのか判断できそうです。

ただし絵画は写真ではないので、制作された時期の姿を正確に描写しなければならない訳ではありません。制作された時期と描写された風景が整合しなくても構わないと思います。しかし整合しないのであれば、何故そのように描いたのかという疑問が浮かんできます。意識的なのか、無意識なのか、いずれにせよ何か理由がありそうです。そういうことも考えながら、絵画を鑑賞してみたいと思います。

函館市電の十字街分岐

函館市電の十字街には「函館どつく前」行と「谷地頭」行の分岐があります。路面電車もJRと同じようなレールを使いますから、分岐があれば、切り替える必要が生じます。JRや私鉄などのポイント付近には、昔々なら手動の転轍機がありましたし、今なら自動的に切り替えるための装置が置かれています。しかし十字街の分岐点にはそれらしい機器が無いように見えます。どうなっているのでしょうか。

昔は人手を介して切り替えていたようです。現在は使われなくなっていますが、今でも遺構が残っているようです(「函館・十字街交差点にたたずむキノコみたいな塔はいったい何?」)。 現在では電車の運転士が操作するようです(「十字街停留場」)。

路面電車は一般の道路上に軌道が敷かれていますから、JRみたいに専用軌道を使うよりも、ある意味で過酷な環境ではないかと思います。普通の道路ですから、ゴミとか空き缶が転がってくる可能性が無いわけではありません。それがポイントに挟まったりしないとも限らないでしょう。そのためポイントが切り替わらなくなる事故もあるのではないかと思います。

「なまはげ」をどう数える?

2013年版JAFツーリングマップ(東北)の「男鹿エリア」の解説に次のような記述がありました。
毎年2月に「なまはげ柴灯まつり」が開かれ、松明をもった15匹のナマハゲの下山が見られる。
気になったのは「ナマハゲは15「匹」って数えるのか?」という点です。助数詞に「匹」が使われると、(人間ではない)動物を対象としているように聞こえます。ナマハゲは人間ではない(実際には人間が演じているのですが。サンタクロースみたいなものでしょう。)から構わないのでしょうか。

それでは「15人のナマハゲ」と表現すると、 実はナマハゲは人間が演じているだけだという事実があからさまになってしまい、よろしくないかもしれません。

じゃぁ「15体のナマハゲ」と表現しましょうか。御神体を数えるようで適切とも思えますが、ゆるキャラも「体」で数えるんですよね。

Webを検索してみると、「匹で良いのでは」という意見と、「匹は間違いだろう」という意見が見つかります。何か正式なリファレンスが見つかれば良いのですが。