2017/12/04

「Japanese English」の和訳の一つの事例

放送大学教養学部で「英語の軌跡をたどる旅('13)-The Adventure of Englishを読む-」を受講しています。この講義ではMelvyn Braggの『The Adventure of English: The Biography of a Language』(英語の冒険:ある言語の一生)の一部が使われています。

邦訳で「23英語の植民地化」においては「日本人は独特の日本語英語の形態を生み出した。」(340頁)とあります。ここに現れる「日本語英語」というのは、原文をあたっている訳ではないのですが、「Japanese English」を訳したものでしょう。

「Japanese English」の意図するところは、日本人が使う母語(日本語)の影響を受けた英語(表現)ということだと思います。例えば英辞郎だと「日本語訛りの[日本人風の]英語」としています。

日本人の英語を語るとき「Japanese English」という表現はよく出てくると思われます。実際に上述した文献でも出てきています。その時に英辞郎のような訳出でも構わない場合もあるでしょうけど、もっと簡潔に表現したい場合もあると思います。先の例では「日本語英語」としています。特に定まった訳語というのは無いようなので、これ以外にも様々な表現が使われます。

話は飛びますが「Japanese American」は「日系アメリカ人」という訳語が定着しています。「日本人アメリカ人」と訳されることは(ほぼ)無いでしょう。これを考えると「Japanese English」にも何か定訳が欲しいところです。

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