2017/10/24

ラテン語の世界('16)

2017年度第2学期は「ラテン語の世界('16)」を受講してみました。講師はHermann GOTTSCHEWSKI客員教授で、東京大学大学院比較文化研究室の教授です。ラテン語は日本人からすれば外国語ではあるのですが、今日ではラテン語を母語とする人が存在していないので、学んだところで旅行などで役に立つわけでもありません。しかしラテン語から派生した言語としてスペイン語やフランス語などがありますし、西洋文化の起源を学ぶためにラテン語は役に立つでしょう。ちょうど日本人が古典的な教養のために漢文を学ぶようなものかもしれません。

ラテン語に限らず、あたらしい言語を学ぶことは大変です。英語だって、日本人なら中学1年生から延々と勉強しているのに、使えるレベルに達するには相当長い時間がかかります。放送大学の通信授業で半年弱(実際には3カ月半程度)では、どこまで深く学べるのか怪しいところです。

印刷教材(放送大学では授業で使用する教科書のことを「印刷教材」と呼びます) では、次のように書かれています(「1.2 この教科書の目的と構造」16ページより)。無意味に期待を持たせることなく、このように言い切るのは、とても潔いと思います。
本書では「ラテン語を勉強する」ことを目指すのは到底無理なので、最初から諦めることにしました。
ラテン語の勉強を諦めると書かれているとは言っても、これは言葉の綾というものであって、印刷教材に書かれているのはラテン語文法の詳細です。この科目のゴールとして深い理解に至ることを求めていないとしても、個人的なゴールとして深い理解を目指すことは妨げられない(むしろ奨励しているのではないか)と思いますから、できるだけ頑張ってみようと思っています。

勉強を開始するにあたり『研究社 羅和辞典』を買いました。新品は高いので避け、古書店で買いましたので、1980年7月10日発行の増訂新版14刷です。古書ですので千円ちょっとでした。

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