2016/12/02

NetBSD/i386環境にインストールしたアプリケーションの現状と問題点

NetBSD/i386にインストールしたアプリケーションを使ってみました。思いのほか上手くいっている点もありますが、かなり深刻な問題もあります。問題が解決できれば言う事ありませんが、スッキリと解決できなくても回避策が見つかれば良しとするべきかもしれません。ともかく問題点が見つかるたびに、その問題にのめり込んでいると先に進めないので、最終目標である「Windows Vistaの代替環境をNetBSD/i386+MATEで実現する」のゴールに向かって先を急ぐことにしましょう。どうやらこの調子では、何かするたびに問題が見つかりそうですが、それは記録しておいて、必要性の高いものから順番に解決していこうと思います。

 まずFirefoxとThunderbirdを起動してみました。問題は無さそうな気がします。メニューが英語ですが日本語のサイトも問題なく見られます。L10Nというパッケージを使うと日本語メニューに切り替えられます。その手順はpkgsrcでビルドしている最中に表示されたので、メモしておきました。メニューなどが日本語になってくれるのは助かりますが、それだけのことなのかもしれません。メニューやメッセージが英語でも気にしなければ、あえてL10Nを使う必要はない気がします。

LibreOfficeは問題なく起動しました。Linuxエミュレーション環境で動作しているとは言っても、動きが遅くなるわけでもありません。これなら問題ないと思っていたら、大問題が発覚しました。Mozcで日本語入力が可能になったので、日本語を入れようとしたらキー入力がMozcと連携せずにLibreOfficeに渡されているようで、全く日本語が入りません。何か設定すれば良い問題なのか、かなり根が深い問題なのか、さっぱり見当もつきません。深刻な問題ですが、現状を把握しておいて、先に進むことにします。

日本語入力はiBus-Mozcを利用していますが、上手くいきました。キーバインドや設定項目に不慣れな個所が残っていますが、おいおい慣れていくでしょう。日本語入力をおこなうにはiBusデーモンが起動している必要があります。MATEのコントロール・センターにある「自動起動するアプリ」で次の設定を追加して、自動的にデーモンが起動するようにしました。
【名前】iBusデーモン
【コマンド】/usr/pkg/bin/ibus-daemon -d
【説明】

XDMを使ってグラフィカル・ログインが出来るようになったと思っていたのですが、うまくいったり、駄目だったりします。原因を追究したいとは思いますが、問題を把握しておいて、調査はあとにするつもりです。

MATEは動いてはいますが、問題がないわけではありません。まだ全ての問題を把握しているわけではありません。わかっているところでは「コントロール・センター」のアイコンをクリックしても動作しないものがあります。ひとつは「ネットワークプロキシ」というもので、これをクリックするとコアを吐きます(ホームディレクトリにmate-network-pro.coreが作られる)。もうひとつは「メイン・メニュー」で、アイコンをクリックしても何も起きません(実態は/usr/pkg/bin/mozoらしい)。コアは出来ていませんが、何も起動してこないので、何がどうなっているのか不明です。これが動かないとMicrosoft Windowsでいうところのスタートメニューを変更できないので、ちょっと影響が大きいと思っています。他にも、日本語化が不完全で統一感がないとか、日本語で表示されていても見え方が不自然だとか、問題はいろいろあります。

MATEが決して完全とは言えませんが、だからと言ってMATEを捨てて、LXDEとかKDE、Gnomeに乗り換えれば済む問題とも思えません。他のデスクトップ環境に乗り換えたら、解決している問題もあるかもしれませんが、また別の問題が表に出てくるので、結局は何の解決にもならないのではないかと想像しています。あれこれ目移りせずにMATEで環境を構築する方向で進むのが、遠回りに思えても、最終的には最善の道ではないかと考えています。

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