2016/10/01

「カー・SOS 蘇れ!思い出の名車4」番組進行の定型パターン

National Geographic Channelで放送中の「カー・SOS 蘇れ!思い出の名車4」を視ていると、以前にも指摘しましたが、番組進行が一定のパターンに則っているような気がしています。まるでTVで人気番組だった水戸黄門では印籠を出す時間が決まっていたのではないかと疑われていたのを彷彿させます。

過去の放送でも似たようなシーンはありましたが、今回ほど定型的ではなかったように思います。今回(シーズン4)の番組進行の雛形は、こんな感じです。
  1. 整備の達人:ファズ・タウンゼントとパーツ集めの天才:ティム・ショーがSOSを発した依頼者のところに向かう車の中のシーンから番組が始まる。車中で二人は引き取りに向かう車が如何に素晴らしいかを語り合う。
  2. SOSを発した依頼者(車の所有者の妻、または息子か娘) と落ち合い、修復する車を見せてもらう。ここでファズは車の状態を確認し、ティムは依頼者から車と所有者の関わりを聞き出す。ここで依頼者は所有者が重い病に侵されていることを語る。また番組スタッフが偽物の番組をでっちあげて所有者と接触し、所有者と車との関わりを聞き出す。
  3. 車を工場に持ち帰り修復を開始する。たいていは錆びだらけで、内装も傷んでいるので、外せるパーツを全て外し骨組み状態になる。
  4. ティムは足りないパーツを探して、業者や知人を訪ねまわる(放映されていることが台本なしの真実であるとしたら相当阿漕な手段を弄しているようにみえるが、実際には打ち合わせ済みではないだろうか)。
  5. 依頼者が途中経過を見るため工場を訪問する。バラバラに分解されている車を見て激しく驚く(依頼された車は錆びだらけだったのだから、板金作業をするためにはバラバラにしないと無理なんじゃないだろうか。それとも魔法で綺麗になると考えているのだろうか)。ここで修復した車を所有者に返却する「サプライズ」の相談が行われる。
  6. 短い修復期間にもかかわらず問題が次から次へとおこるが、なんとか予定された日までに完了する。
  7. サプライズで所有者に返す前に、依頼者と友人たちに修復された車を内覧させる。新車同様に修復された車を見て依頼者は感謝の言葉を告げる。
  8. 所有者にサプライズで車を返却すると、見違えるように綺麗になった自分の愛車を見て涙をこぼす。そしてカーSOSのタグがつけられたキーが所有者に渡される。
  9. 修復された車に所有者と依頼者が同乗し、昔を懐かしみながら運転を楽しんでいるシーンで番組が終わる。
このパターンで番組が進行するので、視ていて次にどうなるのか予想がつきます。今回はシーズン4ですから、過去の番組制作を通して進行の展開が決まってきたのかもしれませんが、新鮮味のないワンパターン番組になってしまう危険性もあります。

このシリーズのシーズン5があるのか分かりませんが、もしあるなら、どんな番組になるのか期待と不安で待ちたいと思います。

2 件のコメント:

  1. まさに、その通り!! お涙ちょうだいの水戸黄門と同じ。
    誰が、この費用を持つのでしょうか??

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    1. コメントありがとうございます。

      番組の中でも触れられていたように記憶していますが、依頼者にはコストを請求していないと思いました。しかしながら修復作業には相当のコストがかかっていると思われるので、制作者サイドが費用を負担しているのでしょう。あまりお安くないような気がします。

      番組ではパーツを無料で入手するようなエピソードもありましたが、真実とは思えません。番組を面白くするためのネタのような気がします。

      高級車の新車が軽く買えるくらいの費用はかかっているのではないでしょうか。

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