2016-05-01

平成28年熊本地震の余震活動

気象庁の地震情報から「各地の震度に関する情報」を参照すると、余震が続き止まらない様子がわかります。この地震は1995年の阪神・淡路大震災のような断層に起因するものだと思います。1995年の地震を大阪北部で経験しましたが、記憶が薄れているのかもしれませんが、このように余震が頻発した記憶はありません。

5年前の東日本大震災も経験し、この時には長期間に亘って余震に怯える日々を過ごしました。

余震が発生しても、地元の気象台が発表する震度情報と、自分が感じる震度情報とには乖離があると感じています。地震のエネルギーの伝わり方は一様ではありませんし、自宅のある地盤が低湿地なので揺れやすいこともあります。さらに自宅が古く築年齢が長いので、最新の耐震設計に配慮した建物よりも揺れやすいのではないかとも思っています。

東日本大震災の余震が頻発していた頃は、本当に地震が起きていなくても、揺れているように感じることが、よくありました。地震に対する怯えがあり、不安な心を反映しているのか、家の前を大型の車が通っただけだったり、強風で家屋が揺れていただけなのか、それとも本当の余震なのか、わからない時期が長くありました。

日本は、どこでも地震と無縁ではないので、どこであっても大震災に注意しなければなりません。そうだとしても、気象庁の「震度データベース検索」で調べると、例えば2001年~2010年の間で福島県では1,275回の地震が発生していたのに対して、兵庫県では447回、熊本県では523回と少なく、地震に対する備えが疎かとなりがちです。

今回の熊本地震の余震が治まるのがいつになるのか、先が見えず、被災した方々の不安はいかばかりかと思います。 心配な日々とは思いますが、強い緊張を時々解放してストレスを溜めないことを願っています。

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